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月の影 影の海 十二国記



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月の影 影の海 十二国記の評価: 4.58/5点 レビュー 219件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全219件 61~80 4/11ページ
No.159:
(5pt)

裏切られてもいいんだ。

暇つぶしとなる本を買おうと書店を歩いていたら、ふと目に止まり、購入した本。表紙の絵や文庫の性格からして女子向けの本かと思い、あまり期待しないで読み始めたのだが、こんな素晴らしい作品だったとは思いもよらなかった。

主人公の陽子が追い込まれ、追い込まれていく内に、当然のことながら身に付けた目に目を的な処世術を否定し、改めて己の生き方を固めた場面で吐いたセリフ

『裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしのなにが傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっといい』

これに胸を打たれてしまった。

『十二国記』シリーズはどれも素晴らしいが、私はやはりこの『月の影 影の海』(下巻)のその場面が最も好きである。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.158:
(3pt)

正直、そこまで面白く無いかな

作中の陽子独白にもあるが、「なんだか話が旨すぎはしないか」?
陽子を騙し、裏切り、導くキャラクターが順繰りに現れ、挫折を味わいつつも成長していく?、、とか!!
てっきり神的な存在が高次世界から主人公を導いてるのかな?と感じながら読んでいたが、どうやらそういう設定でも無いらしい。
本巻での人の出会いは全て偶然??
何だかレールが敷かれたRPGのストーリーを辿っているような作られ感がかなり強い気がする。
十二国記マップにある、地形が完全にシンメトリーという作られ感溢れる設定の理由も続刊以降で明かされる事があるのだろうか?

10代の頃に読んだらそれなりに楽しめたかもしれないが、オッサンの自分にはご都合主義が鼻につく感が強いかな。

余談だが、ラストで盛り上がりそうなバトルシーンをわずか2行で片付けてしまうのは女性作家の故だろうか。
「え!!そこ端折っちゃうの?」
と正直思った。。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.157:
(5pt)

出会って十三年

今回は、友人へのプレゼント用・・・というよりも、もはや伝道用に購入しました。
この物語に初めて出会ったのは十三年前。それ以来、倦むことなく愛読しています。
何十回読んだでしょう。
良い小説は沢山あり、私もそれなりの数を読んでいますが、
ずっと心に残り続け、待ち続け、愛し続ける小説は、そう多くはありません。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
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No.156:
(5pt)

迅速対応に満足

とても綺麗で、新品のようです。

届くのも早くて、びっくりしました。
ありがとうございます。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.155:
(5pt)

見事な。

「魔性の子」から読み始め、なんて重くコワイ話だろう。。と思いつつも
本作も順番通りに読んでみました。

読者にもわけのわからない展開が続く上巻。
これまでかっ!というほど続く暗い展開で気分も暗澹とする。
楽俊が出てきたあたりから徐々に「お?」と思いつつそのまま下巻へ。
これまでの我慢(?)がすーっと昇華されていくように、気持ちがよくワクワクする展開となってました。

そして下巻を読んではじめて納得。
上巻のあの暗さ、陽子と同じように異世界で全く”状況が把握できない”のを読者も一緒に味わっていたんですね。
なのでますます下巻ではすっきりとし、この「異世界」に対する興味がどんどんと湧いてくる。
やられた!と思う見事な構成でした。

ようやく物語が動き出す良い所で終わる下巻。
これはこれで完結してるけど、早く続きが読みたい!
そしてまんまと私は本屋に走るのです。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.154:
(5pt)

何を為すべきか

新作の短編集を読み、改めて初めから読み直している。
新作には、いっかいの個人が懸命に生きる姿が描かれており、短編ながら心に響くものがあった。
やっぱりいい物語だなと改めて思った。

この陽子のはじまりの物語を読み、やはりここにも一人の人間の苦悩が描かれていて、十二国記は改めて人間の物語なんだなと染々思った。

如何に人と人との繋がりの中で、自分は何をすべきか決断しなくてはいけないか。その大切さを改めて感じた。
人に合わせたり、任せたりするのではなく、いかに自分の物語を生きるか。
何歳になっても、心に響く作品です。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.153:
(5pt)

痛快な冒険譚、十二国記の始まり、読み出したら止まらなかった

巻頭にある《十二国図》と《巧国北方図》を何度も見返した。

もう、読み出したら止まらなかった・・・。
舞台は、十二国のうちの巧国。
主人公の女子高生中嶋陽子、突然巻き込まれ型の大冒険譚!!
謎が謎を呼び、理解できない状況下で容赦なく主人公に襲い掛かる妖魔たち・・・。

詳しくは是非、本書を!
上巻は、万事休すと極限に追い詰められる陽子、まで。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.152:
(5pt)

痛快な冒険譚、十二国記のはじまり、その下巻

やはり何度も見返した巻頭の《十二国図》と《巧国北方図》。
だんだん頭に入ってくる。

絶対絶命の陽子を救ったのは・・・。
舞台は、巧国から雁国へ。
雁国の王が登場し、語られる十二国記の世界の一端と陽子の運命・・・。
陽子の選択は・・・?
最後に、高里(「魔性の子」)の話も少しだけ登場・・・。

もう面白くて面白くて・・・。
詳しくは、本書を!
読後感、痛快で抜群、絶対おすすめ。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.151:
(5pt)

アニメより小説最高

アニメをNHK衛星放送で見ましたが、小説のほうが話に深みがあり私なりの解釈を合わせてみたりして楽しめます。早く、十二国すべての巻が出版されるといいですが。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
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No.150:
(5pt)

アニメより小説最高

アニメをNHK衛星放送で見ましたが、小説のほうが話に深みがあり私なりの解釈を合わせてみたりして楽しめます。早く、十二国すべての巻が出版されるといいですが。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.149:
(5pt)

おもしろかった

このシリーズを全部読みたくなりました。
アニメをyoutubeで見ましたが、少し原作と違うのかな?
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.148:
(5pt)

スラスラ読めた

フィクションの世界ですが、すごくおもしろくて読み返しました。
文の書き方が上手で、他のこのシリーズも読みたくなりました。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.147:
(5pt)

一応レビューを書きますが、、、。

十二国記はとにかく面白い!
私はファンタジー系の作品はあまり見ないし、読まないのですが
十二国記は別です。
人により惹かれる部分はちがうとおもいますが、私は小野不由美さんが描く
人間が生きる上での悲しみや、苦しみ、そして喜びなど、本当に見事に
描いていられることに感銘を受けました。
これから発売される新刊も楽しみなのですが、
それまでは、既存の本で再度予習します(もう何度目かわかりません)。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.146:
(5pt)

日本人でよかったです。

面白い!何度も、何度も、何度も読んじゃいます!
苦しい時や、哀しい時に勇気をもらいます!

アニメも中断していますが、再開してほしい!
ゼロから作り直すのもいいかもれません!
私ごときではレビュー出来ません。です。はい!
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4062550717
No.145:
(5pt)

アニメーションと合わせて

NHKで放映されていたアニメーションにはまり、DVDまで揃えてしまいました(;^_^A
そして、原作のこちらにもハマってしまいました。

原作の方がより重く暗い。
元々ホラー系が小野さんは多いようで、だから恐怖心がとても上手に描写されていると思います。

普通なら、王になる人間として、もっと明るいヒロイン像になることが多いと思うのですが、この主人公は等身大で、けっこう暗い。でも、そこがリアルで、ファンタジーでも共感できてしまう要因なのかもしれない。

ここから始まる十二国記シリーズ、まだ完結してないようですが、是非とも完結していただきたい。
新シリーズが待ち遠しいです。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.144:
(5pt)

「信じる」とは…

十二国記シリーズの本編第一作目です。女子高生だった陽子が突然見知らぬ男に異国へと連れ去られ、妖魔に襲われ、人に裏切られ、身も心もボロボロになります。上巻はこのように苦難の連続でしたが、下巻では〈半獣〉楽俊との出会いによって陽子は本当の意味で救われたと思います。楽俊の「おいらは陽子に信じてもらいたかった。おいらを信じて陽子は得をするかもしれないし、損をするかもしれない。けど、それは陽子の問題だな」という言葉にはとても説得力がありました。私たちは日常生活の中で他人に悪口を言われたり無視されたりすると、ついつい「何か仕返しをしてやろう」と考えてしまいます。しかし、裏切られたら優しくしてはいけないということは全くなく、むしろ人に対しては常に思いやりの心を持つべきです。この作品を読んでモヤモヤした気持ちがなくなった感じがします。きっと陽子は楽俊さえいてくれれば充分だと思っているはずです。この二人のような本当の信頼関係を築いていきたいですね。
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4062550725
No.143:
(5pt)

いいね!!

いいね!!と致しましたが、全冊初版でほしい!!勿論ホワイト版!
アニメの続編が見たい!!
★評価は5。是非!!OVAでも!!
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4062550717
No.142:
(4pt)

ときどき反省させられる、大人こそ読んだほうがいい

アマゾンで評判が良かったので借りて読みました。3時間ほどあれば上下読めます。上巻はカオスで正直面白いとはいえないのですが、下巻になり世界の説明がある程度明らかになり主人公の内面が秩序立ってくるといい台詞がちょくちょく出てきて最後付近の主人公の台詞が少し昔の自分が悩んで出した結論と同じで少し笑ってしまいました。平凡なモンスター女子高生がこれからどんな風に人間らしくなるのか続きを読んでみたい気になりました。(図書館で借りられた数を示すスタンプが多いのでほんとうに人気のある本だとわかります。

後日、主人公の続きがあるのかと思って全巻読みました。正直私は定規で線引きされた単純な世界観にのめり込まなかったほうなので絶賛とまではいきませんでしたが内容はまじめで濃かったです。ずっと1・2巻の主人公が全巻の主人公の物語かと思っていましたがそうではなかったです。友情はときどき出てきましたが恋愛要素は皆無で大体が謀略を王が制するという内容でした。鈴が成長するストーリーは面白かったです。

難しい漢字は最後まで読めないものがありふりがながもっとほしかったです。最初にでてきた読めない漢字にふりがながなくて、次のページに同じ漢字が出てきたらふりがながあるのは謎でした。

難点があるとすれば、まったくこの本を知らない私には、どの巻が第一巻でどの巻が三巻目なのか刊行年を見ないとわかりませんでしたので初めての人にもわかるようにしておいてもらいたかったです。

登場人物の行いを見て、自分はどうなのかを考えさせられる小説でした。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.141:
(4pt)

もっと早くに読みたかった本

ファンタジーの形をとっていますが、これをその
まま現代の話に持ち替えても評価される作品だと思います。
内容は、自分の個性がない子供の心の成長期のようで、純真で周りに流され生きていた主人公が段々と変わっていく様が描かれています。
小野不由美さんの平易だけれど味のある文章は読んでいて飽きが来ませんし、内容に関しても誰にでも勧められる物だと思います。
自分というものがいまいち掴めない人、特に中高生の方々に是非一度読んでもらいたい作品だと思いました。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.140:
(4pt)

異世界ファンタジー。面白い。引きな終わりなので是非下巻も一緒に

面白い。
異世界ファンタジー物として王道展開である。
彼女の普段の生活の舞台である現代日本と、
異世界を上手く対比させて描いている。
その中で現代の関係希薄な生き方に気づいたり、
異世界での人間の本性を垣間見たり・・・となかなかに上手く描いている。

そして彼女の考え方の変化が緻密に描かれている。
彼女の姿の事や、初っ端に登場したケイキや、
途中に登場した金髪の女性(どちらも金髪なのが気になる)については
ほとんど描かれず一人異世界に放り出されて放浪する様しか描かれていないので先が気になる。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)Amazon書評・レビュー:月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717

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