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月の影 影の海 十二国記
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【この小説が収録されている参考書籍】
月の影 影の海 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全219件 101~120 6/11ページ
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レーベルはライトノベルですが、物語自体は全然“ライト”では無いです。 陽子は毎晩、同じ夢を見る。 水滴の音と日に日に近づいてくる魔物の群の夢。 その夢の魔物がすぐそこまで近づいた夢を見た日に陽子は学校でケイキと名乗る奇妙な格好をした青年に「貴女を迎えにきた」と告げられる。その後、夢で見た魔物に襲われケイキに半ば連れ去られる形で逃げるが途中ではぐれてしまい、独り異世界に放り込まれてしまう・・・ 上巻はとにかく暗いです。 主人公・陽子の性格は気弱で人に嫌われないように知らず知らず「良い子」を演じてしまっている女子高生。突然連れて行かれた異界では、身に覚えが無い事で敵や兵士に追われるわ、信じた人に裏切られるわで散々な目に遭い、最終的に人間不信に陥ってしまいます。 正直、上巻だけ読むだけで断念してしまう可能性大です(ーー;) ですが、下巻では陽子が異世界に連れて来られた理由が分かりますし、陽子に生涯の友と言える人物も登場し、出会った事で荒んだ陽子の心が癒され、これまでの誤った考え方を見直し、良い方向へ変わっていきます。 全然、“ライト”ノベルではないファンタジー。 上巻の暗さにめげず、是非下巻も読んでみて下さい。 陽子の考え方を通して、自分の間違った考え方に気づける物語でもあります。 | ||||
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十二国記シリーズの始まりの話。 …でも、この上巻は一番読みづらいかも知れない。 他の巻は何度も読み返しているのだけれど、「月の影〜」上巻だけはなかなか読みたい気になれない。 暗いし重いし、辛い。 下巻「楽俊」の登場から話が上向いて明るくなってくるけれども、上巻はその上向く直前で切れているので、ひたすら暗く重く、辛い場面が凝縮している。 突然異界に放り出されてしまった主人公、陽子。 …誰もが陽子ほど辛い思いをしなければ、真人間になれないというのではないと思う。 そんなことしていたら、ほとんどの人間はまともに生きていけない。 この体験が陽子を磨いたのはたしかだけど、陽子みたいに潰れず立ち上がれるのは何人か。 そもそもこれが陽子ではなく、予王みたいな弱々しい人物だったら、慶はまた空位が続いて、滅亡一歩手前まで行ったのではないか。 ケイキの、後から考えると「死んでもいい」くらいに思っているんじゃないかと思ってしまいそうな乱暴さは、性格にしてもどうかと… 予王に似た娘だから嫌気がさしたのはわかるけれども、それにしたって、フォロー不足ではありませんか…? あげく、これで陽子が殺されてしまったら、また空位が延びて国が傾くわけで、その上自身も殺されてしまったら、どこまで国が荒れたか分からない。 そんなあなたに傾国の麒麟の称号をささげたい。 (前で痛い目にあったから、似ててヤケクソになったのか?とにかく主を好きとは思えない態度ですよね。陽子は登極にあたりかなり痛い目にあった部類だと思う。) | ||||
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陽子がどんどん成長していく様が、見物です。 最初、いきなりわけわからず新しい世界に放り込まれる所が可哀想ですが。 最初の試練は、景麒があんな性格だから、こんなことになったのかなぁ?とちょっと思いました。何の説明も無しに忠誠を誓って陽子を混乱に陥れていますし。 敵が攻めてきてるからとはいえ、無謀です。 あとから説明するつもりだったんでしょうが、敵に捕まっちゃうし。 これが延麒だったら、最初に簡略な説明くらいしたかもね、と思います。 楽俊に出会わなかったら、陽子はどうなっていたんだろう? 楽俊が人間の姿になっちゃうところはツボでした。かわいいネズミと思いきや?!です。でも素敵です。 | ||||
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評判のよさにつられ買ってみましたが… ファンタジーも小野不由美も好きな方ですが、この作品に限ってはあまり好きではありませんでした。 主人公に感情移入できず、最後までどうしても好きになれなくて。 10代20前後の若いころに読んでいれば、また違った感想だったかもしれませんが… 期待していたストーリーテリングの方も、本を置くのが辛い・睡眠時間を削ってまで読みたいという程ではなく。 シリーズの他作品を読んでみたいという気持ちにもなれませんでした。 期待して読んだだけに残念です…。 | ||||
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初めて読んだのは13年前。それから半年間、一日も欠かすことなくシリーズを繰り返し読む毎日でした。 この作品の魅力は総てこの本から始まっています。 主人公の陽子は、ファンタジーの主人公にはおよそ似つかわしくない。 正義感もなく、信念もなく、勇気もない。 人の顔色を伺い、嫌われないように生きていくことに精一杯な人間。 読んでてこちらの胸が痛くなるほどリアルで、人間臭い主人公です。 そして物語の展開も読者の期待を良い意味で裏切ります。 異世界に連れて行かれてからも助けはなく、裏切られ傷付けられる毎日。 陽子に突きつけられる現実は辛く、悲しい言葉が続きます。 「友人、と呼んでいた誰もが実は友人ではないことなど、心のどこかでわかっていた」 「べつにおまえが消えたのが悲しいわけじゃないのさァ。自分の子供を亡くしたのが悲しくて、 そんな自分が哀れなだけさ。」 どん底の状態で、上巻が終わります。 「ここで終わらすか?」「ここまでやる?」と思いつつ、下巻を読まずにいられません。 人間の汚さ、暗さをファンタジーに見事に織り交ぜて、完璧な伏線を張り、下巻で見事に回収していく。 小野不由美の圧倒的な才能がこの本で分かります。 | ||||
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十二国記シリーズ第一作目。蓬莱にいた景王陽子が慶国に戻るまでの話。 上巻は陽子が異世界に連れてこられるところからはじまる。景麒につれてこられた異世界で一人孤独に異形の魔物と戦う様はなんとも痛ましかった。妖魔に追われ疲労し人に助けを求めても裏切られ、どんどん誰も信じられなくなっていく陽子を見るのはとても辛い。陽子に付きまとい惑わす猿も陽子をどんどんと追い詰めていき上巻は本当に読んでいるのが辛くなる。上巻では陽子は徹底的に打ちのめされている。 変わって下巻では陽子が旅の途中で出会う楽俊が陽子を救う。人を完全に信じることができなくなった陽子は楽俊をはじめは信頼できなかったが、徐々に心を許していく。楽俊の存在が陽子を救っていくのだが、楽俊のものの考え方は読んでいて勉強になった。 「前略・・・だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。おいらを信じるのも信じないのも陽子の勝手だ。おいらを信じて陽子は得をするかも知れねえし、損をするかもしれねえ、けどそれは陽子の問題だな」 この台詞の前後を読むと、楽俊という人物がとてもすごいと思う。こんな考え方をできる人なんてそういないだろう。 その後陽子たちは雁国に渡り延王に会うそこで陽子は慶国の王になることを考え始める。 下巻では楽俊が非常にためになることをよく言うので、大げさな話だが人生を生きるうえで必ず役に立つと思う。ちなみに楽俊は十二国記を読む上で必須となる知識もよく語るのでよく読んでおくとシリーズを読む上で非常に役に立つ。 十二国記を読むとよく思うのは国とはなんなのかということ。国の代表は国民を大切に守らなければならないのに実際はそうも行かない様子。世の政治家には十二国記を読んで国とはなんなのかをよく考えてもらいたい。 | ||||
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十二国記シリーズ第一作目。蓬莱にいた景王陽子が慶国に戻るまでの話。 上巻は陽子が異世界に連れてこられるところからはじまる。景麒につれてこられた異世界で一人孤独に異形の魔物と戦う様はなんとも痛ましかった。妖魔に追われ疲労し人に助けを求めても裏切られ、どんどん誰も信じられなくなっていく陽子を見るのはとても辛い。陽子に付きまとい惑わす猿も陽子をどんどんと追い詰めていき上巻は本当に読んでいるのが辛くなる。上巻では陽子は徹底的に打ちのめされている。 変わって下巻では陽子が旅の途中で出会う楽俊が陽子を救う。人を完全に信じることができなくなった陽子は楽俊をはじめは信頼できなかったが、徐々に心を許していく。楽俊の存在が陽子を救っていくのだが、楽俊のものの考え方は読んでいて勉強になった。 「前略・・・だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。おいらを信じるのも信じないのも陽子の勝手だ。おいらを信じて陽子は得をするかも知れねえし、損をするかもしれねえ、けどそれは陽子の問題だな」 この台詞の前後を読むと、楽俊という人物がとてもすごいと思う。こんな考え方をできる人なんてそういないだろう。 その後陽子たちは雁国に渡り延王に会うそこで陽子は慶国の王になることを考え始める。 下巻では楽俊が非常にためになることをよく言うので、大げさな話だが人生を生きるうえで必ず役に立つと思う。ちなみに楽俊は十二国記を読む上で必須となる知識もよく語るのでよく読んでおくとシリーズを読む上で非常に役に立つ。 十二国記を読むとよく思うのは国とはなんなのかということ。国の代表は国民を大切に守らなければならないのに実際はそうも行かない様子。世の政治家には十二国記を読んで国とはなんなのかをよく考えてもらいたい。 | ||||
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彩雲国と一緒に友達に勧められました。 こちらは素晴らしいです。 上巻であまりの重さに辛くはなりましたが、 それでも物語の深さにはまって読み続けました。 そして下巻にかけての展開で、私は泣いてしまいました。 今出ているシリーズ全て買うことに決めました。 私は大人よりも子供達に読んでもらいたいと思います。 今を生きるヒントを与えてくれる作品だと思いました。 | ||||
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この巻は主人公が生きる事を諦める程の絶望を味わいます。 その容赦の無さには脱帽です。 次巻では漸く少しずつ成長していく主人公を感じることができます。 諦めずに次巻も読んで下さい。 きっと大切な何かに気付かさせてくれる筈。 購入して2カ月で5回は読みました。 現在のCG技術が有れば映画化しても良い作品として世に残せると思える程、良い作品です。 | ||||
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活字から離れていたので、ふと思い立って購入。 読み終えて全シリーズ注文しました。 今は著者の本を買えるものは全部買っています。 ばらまかれた伏線が中盤から収束していく時の怒濤の感じは楽しいです。 そこに行くまでに読むのをやめた人は人生の半分を損してますよ〜。 読み始めたらアリジゴクのようにやめられなくなります。 気付いたら徹夜してしまって仕事行った時は疲れた…。 読み終えたらシリーズの読破をおすすめします。 | ||||
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「十二国記」は総じて言えば、王と王の半身である麒麟の物語、彼らが収める十二の国の物語です。 麒麟が王を選び、王は麒麟と運命共同体となの国を治めていくのですが、彼らがいかに仙(不老不死の仙人)や神獣であったとしても、心を持つ人間に近い生き物であり、彼らの生き方そのものが国を左右し、民の命を左右します。もちろん王の資質がなかったり、王になりたくなかったりする王が立つこともあり、そんな彼らがいかに王になってゆくのか、またたとえ名君と言われた王であってもいつかは終わっていくというのが、この物語の読みどころです。王と一蓮托生の麒麟もまた適切でない王を選んでしまう(天啓には逆らえないので。ただし天啓自体に実体はない)ことがあり、「選ばれた人間」であっても万能ではありません。そして、そもそも天啓とは何なのか天意とは…と深みのあるテーマを持っています。ちなみに、恋愛色は皆無でストイックです。 シリーズ第一巻は、蓬莱(現代日本)で高校生をしていた陽子が、突然自分を主と崇める無愛想に麒麟に出会い、異世界に吹っ飛ばされるところから始まります。上巻は新しい世界でなんのサポートも受けられず、裏切りにあったり、襲われたりと散々な旅となっています。こんなに苦労しているファンタジーも珍しい、です。たいていは新しい出会いなんかがあって仲間が増えていくのが横道なので(笑)。上巻は苦しい描写をひたすら追っていくことになります。 | ||||
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「十二国記」は総じて言えば、王と王の半身である麒麟の物語、彼らが収める十二の国の物語です。 麒麟が王を選び、王は麒麟と運命共同体となの国を治めていくのですが、彼らがいかに仙(不老不死の仙人)や神獣であったとしても、心を持つ人間に近い生き物であり、彼らの生き方そのものが国を左右し、民の命を左右します。もちろん王の資質がなかったり、王になりたくなかったりする王が立つこともあり、そんな彼らがいかに王になってゆくのか、またたとえ名君と言われた王であってもいつかは終わっていくというのが、この物語の読みどころです。王と一蓮托生の麒麟もまた適切でない王を選んでしまう(天啓には逆らえないので。ただし天啓自体に実体はない)ことがあり、「選ばれた人間」であっても万能ではありません。そして、そもそも天啓とは何なのか天意とは…と深みのあるテーマを持っています。ちなみに、恋愛色は皆無でストイックです。 下巻になって、陽子はやっとふかふかしたかわいい鼠の姿の半獣、楽俊と出会うのですが、散々な目にあっていたので簡単には信じることができない陽子…。月の影影の海はファンタジーの中でも人間くさく弱い部分を容赦なく扱っている作品で、読み応えがあります。「王」にならずに馴染んだ蓬莱(日本)帰りたいと泣く陽子。どちらかというとおどおどしたおとなしい高校生だった彼女が、いきなり途方もなく大きな役割を与えられ戸惑う気持ちが丁寧に描かれています。後半に登場する頼もしい協力者である、陽子の国「景」の隣国「雁」の王様とその麒麟もなかなか魅力的です。蓬莱(日本)で育ったふたりは500歳…この物語だとほんと長寿のひとが多いので、自然とも大きくなります。「雁」の王様は元戦国武将なんですよ。現代を生きてきた陽子と戦国武将が協力し合っていくのがなんだか不思議と面白くて。下巻はよく読み返します。 | ||||
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最初に読んだのはもう何年も前ですが、 たまたまテレビをつけたらやってたNHKのアニメを観たのがきっかけで、この小説を読みはじめました。 普段漫画ばっかで小説とか本とかあまり読まない私でしたが、 数ページ読んだだけでどんどん物語に引っ張られ、かなり夢中になって読みました。 親に「早くごはん食べなさい。」と言われたほどです(笑) 月の影 影の海〈上〉では暗い展開が続きますが、私はそういうの全然大丈夫なので最後まで楽しめました。 後々には場を和ませてくれるキャラや、別のお話では思わず笑ってしまうような明るいノリの魅力的なキャラ達も続々登場してきますよ^^。 全シリーズ面白かったので妹にも読ませたら夢中になって読んでくれて、姉にも読ませたら全シリーズ読んでくれて「雁国主従の話(東の海神 西の滄海)が一番好き」と言ってくれました。 とても好きなシリーズですのでお勧めです! | ||||
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近年の日本ファンタジーの金字塔と云っても過言ではない作品。一際作品の世界観が凄い。緻密に構成された物語と登場人物。巧みな精神描写。全体的にはかなり暗く、ディープな流れですが、それを持ってして尚、華やかさに彩られた作品と云えます。 数年前にNHKにてアニメ化され、一躍人気を博した作品ですが、そちらも小説とは別に十二分に楽しめる作品です。あまりの人気の為、PS2 RPGソフトが二本とCD文庫も発売されております。 まだ手にしていない方がいらしたら是非一度、お手にどうぞ。 | ||||
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これは、いわゆる、「アダルトチルドレン」など 親によって幼少期に心に傷を受けた人が立ち直る為にもお勧めの一冊です。 下手なカウンセリング本より、ずっと為になります。 陽子も親の言いなりで学校では優等生を演じ それが楽だったからだと、後に気付きます。 陽子はまさしくACだったと思います。 陽子が人として、本当の「人間」として成長する為に 数々の苦労は必要だったのかも知れません。 楽俊の数々の名言も心に響きます。 人が生きる為に何が必要なのか? 幸せは何なのか? 私としては続編の「風の万里〜」が好きなのですが これを読まないと先に進めませんから(笑) この上巻は暗いです。 でもこれを読み終えた後、多分、全シリーズ読みたくなるでしょう。 | ||||
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この作品をジャンル分けすると恐ろしく綿密に作りこまれた世界観を持つファンタジーである。 ストーリーをかいつまんで説明すると 主人公の女子高生が異世界に連れてこられてそこで生きることを余儀なくされる。 ケイキとはぐれて右も左もわからずその上妖魔に襲われつづける。 優しくされた人には裏切られ、ついには自暴自棄まで陥ってしまう。 一見無常なようだが、頼れるものは自分だけであるという自立を促す 成長物語といえるだろう。 アイデンティテイが確立されていく様をみることができる秀作。 上巻の暗さから一転して 下巻は明るい展開が待っている。 | ||||
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生まれ変わるには、人は一度死ななければいけない。 そういう意味では主人公の陽子は、まさしく一度死んだ存在かもしれない。 極限の極限まで追い詰められたからこその心理描写は、信じ難いほど秀逸だ。 現役の心理カウンセラーに、カウンセリング小説だと言われた(らしい)ことも深く頷ける。 | ||||
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このシリーズの臨場感は凄まじいものがあります。 中でもこの一冊は名作です。 | ||||
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とても面白かったです!!読んでいてあきないので、いっきに3冊読んでしまいました! 意味が深く、本の中に引き込まれていくようでした。主人公の悲しみや怒り、不安や迷いなどがこの本を通して伝わってきます。主人公と自分を重ねて読んで見たり、いろいろな見方があると思います。ファンタジーですが本当!?と思ってしまうくらいリアルなところがたくさんあります。このレビューを見ている方々、是非読んでみてください。 | ||||
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ファンタジーって好きではありませんでした。 読んでみて、ではなかったんですけど。 異世界に生きる人々などに興味がもてない、と 思い込んでおりました。 が、本の雑誌WEBの読書相談コーナーで、ある 書評家さんが絶賛されていたんですよね。 そこで知ったこの本。 手にとって読んでみて、ビックリ。 面白い。 異世界なんだけど、こちらの世界(蓬莱)とつな がっていて、そこが妙にリアル。 陽子という高校生が異世界に放り出されてしまう この物語は、陽子の苦難の連続を描きながら、 生きるという事や人を信じるという事などを真摯 に描いています。 陽子はなぜ異世界に行かなくてはならなかったの か。ケイキとは何者か?この先陽子はどうなるの か?疑問だらけの上に、文章が巧みで読ませます。 上下巻を一気に読んでしまいました。 (3歳と5歳の育児中の身でありながら。もちろ ん彼らが寝てから読んでますよ〜) ファンタジーにどっぷりはまるきっかけの1冊で す。このシリーズは10日ほどで読破しました。 未完とは…(涙)早く続きを…。 | ||||
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