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旅のラゴス
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旅のラゴスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全264件 101~120 6/14ページ
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面白くない。 女にモテモテの何でもできるスーパーヒーロー。 の、旅日記。 なんで評価が高いのかわからない。 | ||||
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最近、「将来やりたいことが分からない」といった学生や、「なぜ働いているのか分からなくなった」という社会人、「人生が何だったのか分からない」という中年の人と会う。 「やりたいことをやる」という甘美で曖昧な言葉が叫ばれる現代で、「やりたいこと」という、まるで人が持っているべきであるようなものの存在に気づいてしまい、そしてその答えが分からない人が多いようだ。そんな人にラゴスは生きるヒントを与えてくれるかもしれない。 結局人生に満足する方法というのは、自分の中である事に価値を見出し、向き合い、その行為と時間に充足感を得るということだとラゴスは教えてくれる。そして自分の中である事に価値を見出すということは非常に難しい。 考えれば考える程、客観的に見ればその事が無価値であるというように見えるし、自分という存在が曖昧になって不安になる。だから初めは心を動かしたものに向かって、深く考えず、しかし芯を持って動き出してみればいい。その中で私たちはラゴスのように様々な人に出会い、経験を積むだろう。それは旅だ。旅の本質は何も遠くへ行くことではないのだ。自宅でインターネットの波に流されたり、画面越しの会話では感じなかったものを見つけられるのではないだろうか。 ラゴスが人生の最後に見つけたやりたいことは、客観的にはくだらなく、不可能で価値の無いことかも知れない。そして彼はそのやりたいことを達成できないだろう。しかしラゴスは心底満足して死ぬはずだ。それは自分の中でその行為に価値を見出せたからだ。本著は我々に人生という旅に出る魅力と勇気を与えてくれる。 最後にラゴスのこの言葉について考えてみて欲しい。 "旅の目的はなんであってもよかったのかもしれない。たとえ死であってもだ。人生と同じようにね" | ||||
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筒井康隆の小説を初めて読んだし、SFというジャンルも初めてだった。最初は世界観について行けず戸惑ったがとても新鮮で楽しく読めた。 どんなに辛い状況でも全くネガティブにならず、受け入れて生きているラゴスに「精神力ハンパねぇ」と感じた。 ハッピーエンド好きなおれとしてはデーデと会えたことを願いたい。 | ||||
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傑作!!!という感じではないのですが、なんとなく何度も読み返したくなる作品です。 | ||||
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奴隷であれ、王であれ、身分は変われど生き延びるためには知恵と能力が必要だと感じました。 ラゴスは最後、愛するデーデに会いに行くために旅に出ますが、それまで目的を持たず旅をしていたラゴス。 そんなラゴスが初めて”旅をする目的”を見つけ、生きる意味を見出しました。 人間、生き延びるためには人と人との繋がりが大切、ということを改めて実感させられた一冊です。 | ||||
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帯をつけて平積みしてはいけない本。そんなの東野圭吾で十分。 学生の頃、深夜特急と旅のラゴスを持ってバックパッカーをした。こっそりと自分にだけ大切な何かを教えてくれる。そんな本だった。 本屋であんな置かれ方されたら、みんなエンターテイメントを期待するに決まってる。全然そういうのじゃない。煽り方もおかしい。 出版社も本屋ももっと本を大切に扱ってほしい。価値が落ちる。 | ||||
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筒井康隆さんの本は、初めて購入しました。読んだことがないのでどんな感じなのか楽しみ。まだ、届いてません。 | ||||
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ただちょっとテレポートが 出来るくらいの世界で男が旅するだけ 全く面白くない | ||||
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「一旦旅支度を足を踏み出した瞬間から、自分を取り巻く世界は新しくなる。」解説の村上陽一郎さんのこの言葉は秀逸である。 バス停まで向かう道、バスの車窓、見慣れた駅すら、それが終点ではなく、旅の出発点に変わると普段と変わって見えてくるのが「旅」の不思議な一面だ。 筒井康隆の「旅のラゴス」は250ページの短い小説だが、ここのところ味わったことのないほどのロマンティシズに溢れた作品だ。 そこにはそれほど奇想天外なストーリーやあっと驚くプロットの展開があるわけではない。人々がそれぞれの土地でそれぞれの生活を暮らす世界を、ある男が旅で訪れるというなんのことはないストーリーだ。 しかし、巧みに織り込まれたSF的な小話が読者自身を不思議な旅に連れ出してくれ、ラゴスへの感情移入を進めてくれる。 筒井さんの卓越した語り口とキャラクターの創作能力が確かに、人がそこに生きているという実感を生み出している。 この少ないページ数で壮大な旅と一人の男の反省を描き出す。 これは、時代時代に鮮烈な一冊を提供し続けて来た筒井康隆のストーリーテリングのある到達点といってもいい一冊だと思う。 | ||||
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この作品の最大の特徴は『時間』でしょう。 人生という時間が許す限りラゴスは旅をし、出会い、別れ、帰還し、また旅に出る。 気が付くと物語の中盤辺りからページを進める手が止まらなくなっていました。 だからと言って意図的に緩急を無くしてあるような作りをしているので、どんでん返しや二転三転に期待してはいけません。 裏を返せば、ラゴスの人生という旅を淡々と記した旅記のような作品であるにも関わらず十二分に楽しめます。 近年、ネット上でのおすすめ小説紹介や見ないと損する小説紹介などで必ずと言っていいほど挙げられる『旅のラゴス』ですが…… そのような作品ではなく、ふと「あ、久々に読もうかなぁ」と思える様なフラットな物語でした。 | ||||
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今まで読んだ本の中で最高につまらなかった。 風来坊で女にモテて、学があって皆から尊敬され親しまれたいっていう男の願望を何のドラマもストーリーもなく書いたナルシストバカ話。 テレポートやら余地能力やら読心術やらも無意味に出てくるけどただ出したかっただけ。 あまりにも中身無さすぎ。本として出版されてる話とは思えない。携帯小説みたい。 | ||||
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旅をする主人公ラゴスの旅行記です。 ジャンルとしてはSFで現代から遥か未来の世界が舞台です。未来SFだと現代から作品世界の時代までの経緯が説明されるのが定番ですが、この作品ではそのような説明はありません。 しかし、読んでみてそれを不満に思う事はありません。ラゴスの旅を見守るにあたって世界観を深く追求する必要はないのです。この作品は読者に教訓や警鐘を投げかけようとしているのではなく、ただ純粋に楽しむためのエンターテイメント小説です。 読むと旅をしている気分になれますが、読んだ後も実際に旅をしたくなる。そんな一冊です。 | ||||
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昔購入して無くしてしまい再度購入しました。 いつ読んでも良い本です。 物語に人の人生を感じると感動します。 | ||||
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筒井作品に多いドタバタやギャグもなく、主人公もアクのない設定で ストーリーも淡々と流れてゆく。 読み始めは少々退屈だったが、中盤以降(王様になるころ)には 物語にひき込まれ、最後にラゴスとともに極北の旅へと連れてゆかれる。 平板な流れは筒井作品の中では特殊な構築と感じるが、 読後も 己の精神が旅に出て帰らないままだ。 困った名作。 | ||||
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15歳の時に読みました。20歳になったいまでも、海外にバックパックで旅する前や長期休みになると毎回読みます。たぶん一生読み続けそう、本当に大好きな本です。 | ||||
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良くも悪くも普通でした。暇つぶしに読むのだったら十分満足できます。 | ||||
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ネットでの評価が高く、友人に勧められたため購入。 期待していたため非常にがっかりした。 いきなり説明もなく物語が始まり、なぜ旅に出ているのか、主人公はどんな人物なのか、今はどのような状況にいるのかについての説明もなくだらだらと始まっている。そのせいで物語に入ることが出来ない。 つかみどころのない空気を楽しむゆるい作品かとも思ったが、そういう読み方を許さないような気分の悪くなる小話が所々に挟まる。 旅をして訪れた場所での出来事を章立てで書いているのだが、とにかくストーリーに魅力がない。 登場人物のモラルはないに等しく、筒井らしいなとは思うが、この物語には致命的なほどミスマッチである。 メッセージ性もない、物語もない、引き込まれる文章もない。 時間をつぶすにしても他に面白い本はいくらでもある。 作者と世間の評価を知らずにこの本を読んだら、大半の人は50ページほど読んだところで読むのをやめるだろう。 最後まで読んでも面白くはならなかったが。 | ||||
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物語はラゴスの一生を旅を通して見るものであるが、すべての物語が綿密に繋がっていることはないようだ。 本書は、全体的に章だてというか、短編とも言える断片的な旅のエピソードにより構成されており、各エピソード毎に作中で数ヶ月から数年の時間があく。 もちろんラゴスも年老い、本書の終わりには70歳の高齢になるが、それでも旅を求め北に向かう。 タイトルが"ラゴスの旅"でないのは、ラゴスにとって旅は切り離せないものであり、"旅にラゴス有り"と言うこの物語の本質を明確に示しているためだろう。 ※以下はネタバレになるが、物語の大筋である。 ラゴスは彼の世界における人類のルーツを求め、キチと呼ばれる南の大陸の村を目指す。 このキチにはかつて他の星から人類がやって来た宇宙船があり、近くの村にはそれら人類の祖先の莫大な知識が保存されていて、それを故郷に持ち帰るべく、書物を紐解くのである(しかるに、この"キチ"とは"基地"のとこだろう)。 得ることができた知識を持ち帰ったラゴスは由緒ある生も手伝って、たちまちヒーローのように祭り上げられるのだが、彼は安定した生活・地位を投げ出し再び旅に出るのである。 ラゴスを旅に駆り立てたのは一つに先祖の知識であったのだろうが、常にそこには出会い、別れそして再開がある。 何処かで出会った人物との再開は常にラゴスの傍らに有り、この物語の見所だ。 物語の終わりも明確には示されない。 ラゴスは再び旅に出る。 最後の消息は遥か北の外れでドネルと言う老人とのやり取りが最後である。 寂しい老人ドネルはラゴスの旅を思い止まるよう説得するが、高齢をおして進むラゴスを止められないと悟ると罵声を浴びせるが、最後は泣きながら見送るのである。 ラゴスの最後の目的は、旅のはじめに出会ったデーデと言う少女の消息である。 結局ラゴスはデーデと出会えたのだろうか。 それとも高齢のため道中で息絶えたのだろうか。 結末は読者に委ねられている。 私にはデーデと再開し再び故郷に戻るラゴスも、途中で旅のなかに果てるラゴスも、どちらも想像できた。 本書を読み終わった後、是非旅の終わりを考えてほしい。 そして、読者各々が思い描く結末をしかと見届けてほしい。 それこそがこの物語の終幕にふさわしい。 そう、読者の皆と共にラゴスはあり、ラゴスの旅は我々の傍らで今も続いているのだ。 | ||||
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読んですぐに引き込まれるファンタジーの世界で人との繋がりや旅の意味などを考えさせられるとても心に残る1冊でした。 | ||||
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Amazonのレビューを結構参考にしてきたものとしては「うーん」という感じでした。つまらなくはないけど、軽すぎ。アニメを小説で読んでいるような。あるいは終末(後)を描いたハリウッド映画の原作とでもいうか。個人的な評価は星三つ(まぁ普通)ですが、平均点を下げるためにもう一つ削りました。 | ||||
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