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旅のラゴス
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旅のラゴスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全264件 41~60 3/14ページ
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作者がSF作家として認知されているので、SF作品として分類されるのだろうが、「転移」や「壁抜け」などの超能力が頻出する本作の場合はファンタジーではないかという気がするのだが。映画『スター・ウォーズ』に登場する「フォース」をどう捉えるかで、SFとするかファンタジーとするかが分かれるのと同じだと思う。 ただ、異世界において、外の世界から来た人々が文明の痕跡を残した、という点では、アーサー・C・クラークの『都市と星』やジェイムズ・P・ホーガンの『星を継ぐもの』に通じるところはある。だからSF、かなあ。 筒井大先生のことだから、我々がああだこうだと言うのは気にしないと思うのだが。と、なると『残像に口紅を』はどうなるのだろう。あるいは『ダンシング・ヴァニティ』は?考え始めると切りがないので止めておく。 | ||||
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筒井康隆の著作は初めて読みましたがとても面白かったです。単純なSF、なろう等とも異なり、主人公ラゴスの生き方、死生観は読んでいて様々な示唆を与えてくれました。コロナが収まったら何処か遠いところに、旅行ではなく「旅」に出たいなぁ、そう思える作品です。 | ||||
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とにかくモテるが、なぜモテるのか分からない。 旅先で出会った女性を、置き去りにした後また繰り返す、無責任で身勝手な内容にうんざり。女性軽視だと感じた。 評判が良かったので、期待して購入しましたが全く面白くありませんでした。 | ||||
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サイエンス・フィクションではなくサイエンス・ファンタジーなSF作品。 古代の移民宇宙船の残骸とか、移民者たちが造った超図書館とか出てくるけど・・ あくまでも一人の男の旅の物語。 旅の目的とか、種明かし的な何かがあるのかと思って最後まで読んだけど何もなかった。 なんだろう・・ ラノベやアニメによくある異世界転生オレツエーみたいな話を描きたかったのかな? それとも諸行無常的な何かを描きたかったのかな? 有名な作品だから読んでみたけど よく分からないや(笑) | ||||
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主人公のラゴスは生きるために旅を続け、死ぬために旅に出ます、人生についてしみじみ感じさせてくれる物語、筒井康隆の小説でいちばん好きです。 | ||||
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主人公がずっと旅をしているのだがいつまで経っても盛り上がる場面がない。いつになったら面白くなるのかと思っていたらそのまま物語が終了してしまった。エンタメ性を求めると後悔します。 | ||||
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文明が衰退し、人類が特殊能力を持つようになった未来のもうひとつの地球で、良家の子弟であり、学究の輩である主人公が命がけの旅を続けます。その目的は、過去の遺産。これによって、主人公の周囲が変わり、主人公自身も変わり、一人称も途中から「おれ」から「わたし」に変わります。 30年間の長い旅路の果てにようやく我が家へたどり着き、社会でかなり活躍することになります。 この主人公は人柄がよく、知能が高く、強運に恵まれ、女性にもてるというもので、旅路の果てに社会に知識をもたらす男の一種の英雄譚として読むことができます。 最後、老年になって、死を覚悟したうえで過去の幻影を求めて再び旅立ちます。「旅のラゴス」にふさわしい終わり方。読後感は充実しています。 | ||||
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1人の男の人生が描かれてます。 多少SF要素が含まれてますが理解しやすい内容でした | ||||
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ラゴスというひとりの旅人の人生が架空の世界を舞台に丹念に描かれている。筆者得意のエログロもなく、どこか淡々とした筆致ではあるが、なぜか引き込まれる。最後のラゴスの台詞は素晴らしい。傑作だと思う。 | ||||
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今まで読んだ筒井康隆作品の中で、一番好きです。あと表紙がとても素敵です。 | ||||
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私は徳間書店の単行本で読んだんですが、連載されていたSFアドベンチャーもなくなって久しいし、そもそも徳間書店自体も傾いているっぽくて、、、、、それだけ時間が経過したんですね。 筒井康隆全集とかは高校時代に図書室(国内の高校では最多の蔵書量だったようです)で借りて概ね読みましたし、好きなんですが、きちんと通読した作品ではこれが最後の方の作品かも知れません、朝のガスパールも新聞小説としてはかなり見事な連載だったかと思いましたが、なんか私はちゃんと読めませんでしたので……。 これ本当にアニメ化して欲しかったですね。 | ||||
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恥ずかしながら初読。 どうしてこんな素敵なSFを今まで読んでなかったのだろう。 ただ同時に、ある程度の年齢にならないと、この小説にこれほど共感できないかもしれない、とは思う。 安部公房の「第四間氷期」を読んで、その才能に驚嘆したばかりだが、筒井康隆の想像力、創造性、構想力にも改めて驚いた。 星新一のショートショートから読書を始めて、小松左京のSFにはまり、海外のオールタイムベストを愛読してきて「SFを愛してきて、本当によかった」とひとり感動している朝の通勤中。 | ||||
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懐かしい思いで久しぶりに30年ぶりに読みました 昔よりおもしろく感じました | ||||
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私達の住む世界とは一線を画す世界、そこははるか未来の話なのかはたまた違う惑星の話なのか定かではなく、高度な文明が一回滅びて、その代わりかわからないけれども超能力を体得した中世以前の文明レベルの人々とともに主人公であるラゴスと共に旅をしていくお話です。旅とは人生であり、人生の目的とは何かを求めて突き動かされる形でラゴスは旅をするわけですが、とても親近感が湧きました。その中でも本を読むことはとても重要なんだなと思わせるお話でした。 旅の概念が広がる、そんな小説です。 | ||||
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素敵なお話。とんでもない物語なのに一定したビートのお陰で安心して読み進めることができる。終わった後の見送り感は過去最高かもしれない。まだ、彼の背中を見送っているようだ。 | ||||
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ファンタジー好きは必読 | ||||
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300Pくらいだから仕方ないが、あっさり展開しすぎる。 いきなり7年くらいたってるし。 もう少し詳細さが欲しい。 あとピンチの場面が少ない。 都合がよすぎる展開で、小説をたくさん読んでる人は物足りないかもしれない。 | ||||
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読み手の経験によって面白さが左右されるのかな? 若いうちに読むより、ある程度歳を重ねてから読む方が面白さが増すような気がします。 僕は、自身の経験不足により星三つです。 | ||||
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20年ぶりくらいに、こんどはキンドルで読みました | ||||
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"だから旅を続けた。それ故にこそいろんな経験を重ねた。旅の目的はなんであってもよかったのかもしれない。たとえ死であってもだ。人生と同じようにね"物語としての普遍性を保ちつつ、一方で読者に想像する余白を残す本書は、だからこそ。年を重ねても何度も読み返したくなる魅力に溢れている。 個人的には、その自由自在かつ挑戦的、実験的な作風に魅力を感じて、気づけば著者の本は何冊か読んできましたが。本書に関しては数年前にアニメ化の噂で話題になったこと位は知っていましたが、タイミングを失って結局未読だったので、今回はじめて読む事になりました。 その第一印象としては、著者の他作品と違い。主人公の性格といい、物語としてはあまりに王道すぎて驚かれされました。その上で、むしろ、意図的に普遍性を意識し情報を削ぎ落とした上で、著者は人生を旅に例えて(だからタイトルは"ラゴスの旅"ではない?)読者それぞれに考えさせることを狙ったのかな?という読後感でした。(だとしても、そうでなくても)いずれにしても!またまたやられた!そんな著者の才能の豊かさを再確認させられた一冊。 旅好きな誰かのお供の一冊に、あるいは自分の人生を都度振り返りたい誰かにオススメ。 | ||||
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