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旅のラゴス
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旅のラゴスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全264件 81~100 5/14ページ
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本屋で目立つ所に置かれており手にとった。初の筒井康隆の作品。 不思議な雰囲気が全編に流れ、千夜一夜物語の様な感じを受けた。 広大な旅の物語で、訪れる都市での出来事が短編的な1話1話として繋がっており、 読書を楽しむことができた。 主人公ラゴスは、人格も知性も勇気も申し分なく、比類ない好男子の様だ。 ラストで命の危険を顧みず、氷の女王デーテに会いにいく、老いたラゴス。 いつまでも、人生前向きに生きていきたいものだ。 | ||||
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主人公が旅に出てそこで色々な人と出会い様々な経験をしていく物語です。その1つ1つに面白みやしんみりと来るところがあり良かった。後半のゼーラやドネルのような別れは別れを惜しむと同時に新たな道を進もうと応援してくれる感じで旅の最終に相応しいと思った。また主人公の残せるものはきちんと残していった点も良。次に向けて清々しい気持ちになりました。 本作の主題である旅について主人公は旅の目的はなんだっていいといい、旅する上でやりたいことがあり、それが終わればまたやりたいことをする。 自分の人生なんだからとかく考えず自由にやりたいことをやっていきたいなと思いました。 | ||||
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平成元年に文庫の初版が出て、それを買い、以降最低1年に1回は読み返しているから 28回以上読んでいるということになる。 飽きない。読むたびに静かに感動する。筒井さんの小説で読み返すのは 「美藝公」や「大いなる助走」をはじめ、たくさんあるが、中でも「旅のラゴス」は別格だ。 他のかたのレビューは厳しいものも多いが、筒井ファンとしては読んだ全員が絶賛なんてことになったら あこがれの人を取られたようでなんだか悔しい。この小説の良さはわかる人だけでよいのだ。 | ||||
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私にはハマった作品でした。 数年前、小説ネットレビューを回っていたところ惹かれる感想があったため購入しました。当時は最近ほど推されている本ではありませんでしたが、今では駅ナカの書店でも目立つ位置に置かれていますね。 深く考えすぎずに世界観を楽しめれば、この作品に魅力を感じられるのではないでしょうか。少なくとも私はこの本のおかげで辛かった時期を乗り越えられました。 | ||||
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いく先々で女性にもてるのが、イヤミに感じないのは、 作者の力量というか、人柄なのか。 それよりおもしろいのが、ラゴスの一人称が、 セリフでは「私」なのに地の文では「おれ」になっているところ。 それが、のちに「私」にかわっていくところが、 ラゴスの主観そのものが変化、成長していくと感じられて、 面白い。 | ||||
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まず,タイトルを『ラゴスの旅』とせず,『旅のラゴス』としているところにセンスを感じる。 ラゴスはあくまで読者と共に旅をする道先案内人というポジション。ラゴスの人生は旅とともにあるんだと思った。 そして,心理描写もうまく,感情移入がしやすい。 また次々とイベントが起こるので,飽きが来なくて常にわくわく感を伴いながら読み進められた。 特に,王国への道からはかなりのめりこんで読むことができた。 自分の知識を生かして未開の地に文明を伝え,王国にまで発展させる展開は鳥肌者だった。最後の終わり方もかっこいいし,言うことなし。 そんなに分量も多くない小説なのに,これでもかというほどの物語展開が詰め込まれている。 本当にいい本に出逢ったと思う。何度でも読み返す価値のある本だと思った。 | ||||
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ネットにおすすめの本として、多くのサイトで紹介されていたので購入。 ハードルが高くなり過ぎていたので少し拍子抜けの部分があったものの、面白い話でした。 ただ、全体的に暗い感じで話が進むので、ちょっと好みではなかったなぁ。 | ||||
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旅がしたくなるから読んでみろと進められて読みましたが、私にはちょっと読みにくいかな? なぜか内容があまり頭に入ってこなくて、話のテンポとうまく噛み合いませんでした。 個人的には可もなく不可もなくといった印象でしたが、評価がいい小説なだけにちょっと残念でもあります。 | ||||
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不思議な世界観でした、現実を忘れ物語の中に身を置いているような気分でした。 | ||||
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読み終えてまず、もっぱら自分の人生にのみ没頭して自分に好意を抱いている人間でさえも当然のように切り捨てる人間らしさの欠如したラゴスという人物に嫌悪感を抱きました。 「失われた高度な文明を復興させる」という利他的な行動原理さえあれば二人の若い女性を孕ませた上「国王」の仕事を放棄して逃げ出すような身勝手な行為が正当化されるのでしょうか? ラゴスは何をやってもとんとん拍子にうまくいき皆から尊敬される万能男なのですが、実質的にはラゴスが全知全能な訳ではなく他の登場人物の知的レベルを極端に下げてラゴスを引き立たせているだけなのです。 この世界において知的財産の価値に気づいている人間がラゴス以外にいないというのは流石に都合が良すぎるのでは・・・。 「現代の高度な科学技術をみにつけたおれが文明開化前の時代にタイムリープしてモテモテのヒーローになる」という、中学生が夜ベッドの中で耽ってそうな妄想をそのまま文章にしたような作品でした。 | ||||
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自分には合わなかった。 高評価の人もいらっしゃるので、私と筆者との相性の問題かも知れません。 | ||||
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過大評価され過ぎ。 単なるファンタジーで、主人公が働かずちやほやされて研究だけ続けるとか奴隷になるとか馬が飛ぶとか、本当に話の脈絡がなくつまらない。 誰かが「この作品は素晴らしい」と言い出したことで噂が妙な感じで広まり本の帯にもかかれたことから、この作品を否定すると自分の感性まで疑われるのでは、と思って皆訳もわからず評価してるだけ。 まるで宗教のよう。 わけもわからず皆と同じ格好をするファッションの流行と同じ。 時が過ぎ去ればなんであんな格好をしてたんだろう?と思うでしょう。 日本人が好きそうな、「とりあえず賛成しとけばいいか」みたいな風潮、大嫌いです。 断言しますが面白くありません。 | ||||
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評判がよかったので読んでみましたが、全体的に作者が何を表現したかったのかよくわかりませんでした。主人公であるラゴスが、瞬間移動など不思議な能力を使って旅をしていく物語なのですが、行き先行き先で、奴隷になったり、王様になったり、流れるままに行動しているように思いました。主人公にあまり意志がないように感じられ、それがこの物語をつまらないものにしていると思います。文庫本の裏表紙に「彼の旅の目的はなにか」と書かれていますが、結局最初から最後までそれは謎のままで終わります。あと、段落を分けず、登場人物のセリフ以外改行されることがないので、非常に読みにくかったです。星2にしたのは、途中、王国の章では物語が面白くなってきたので、「イケるかな」と思ったからなのですが、そこからやっぱり最後まで読んでも面白くなかったです。物語は「起承転結」ですが、これは「起」があって、「結」しかないようなお話でした。残念です。 | ||||
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その一言で救われるという事が本当にあるんだなと思いました。人生において何が一番重要か という事をさらっと書いてました。 きちんとしたストーリーで構成されているがちゃんとSF要素もありそれが実に見事。 その発想があったか、と。小ネタもあり相変わらずの文章力でした。 とにかく読みやすく情景が目に浮かび、4、5ページ読んだら一気読みできます。 | ||||
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ネットで評価が高かったので読んでみました。 SF小説であり現代に比べて年代は未来だけど、文明が退化して人々が少し特殊な能力を持っている。 そんな世界を主人公のラゴスがある目的を持って旅をする。 ラゴスは、他人にも自分にも一歩引いてみてる様なとこがある。でもめっちゃいいやつであり、頭が良く、モテる。基本的に旅は馬を連れてしてて、道中に出会う人とのやり取りや出来事が面白い。大笑いする様な感じではないが、くすくすと沢山笑ったり、ほっこりする場面が多い。と思えば、現代に対しての問題提起をしてる様なとこもあって、ページの割にすごく考えさせらたし、ストーリーも淡々と進んでいく。SFだからなのか、想像力を掻き立てられることが多かった。登場人物が多く、聞きなれない名前が多くて少しこんがらがったけどご愛嬌。 そして、何より旅っていいなって、旅したいなぁ 名前の件で、取っ掛かりづらい点をクリアできれば絶対お勧め | ||||
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読了:2017年100冊(8月7冊)★3.2 旅のラゴス (新潮文庫) 文庫 – 1994/3/1 筒井 康隆 (著) かなりの名著らしい。レビュー数の数が凄い。読み終わって「別に…」という感想を書こうと思っていただけに驚きだ(そんなに有名だとは)。 本書はSF小説に該当するのであろうか。空間移動したり、壁を抜けたり、空を飛んだり、動物の気持ちが分かったり。前半は読み進めるのに苦労したが、慣れもあって後半はスラスラ読めるようになった。「虚人たち」や「夢の木坂」は文壇への挑戦状とも読むことはできたが、本書で筒井康隆は読者に何を伝えたかったのか?最後まで掴めなかった。 文章は平易で、おそらく中学生でも読むことは可能だろう。しかし、読書感想文には向いていない。主人公のラゴスは、私利私欲に走ることなく、常に冷静に人生を突き進み研鑽を積んでいる。結局、ラゴスの旅の目的とは何だったのか?それを読者に考えよ、ということなのかな? | ||||
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この旅のラゴスのいる世界観にはじめは戸惑いがあると思いますが、すぐに慣れることができます。 様々な場所で様々な体験をするラゴスと一緒に旅をしているかのような気持ちになれ、不思議な世界観に魅了されること間違いなしです! | ||||
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だが文章力は圧倒的で、ラゴスの最初の移転だけでも想像力が掻き立てられる | ||||
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評価が高いため、期待して購入しましたが全く面白くありませんでした……。 女性だからかもしれませんが、ラゴスに嫌悪感を感じました。 主人公に嫌悪感を感じても、そこを楽しんで読める小説はありますが、これは別でした…。 | ||||
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旅のラゴス 人に勧められたが私には合わなかった 筒井康隆の小説は相性が悪い | ||||
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