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そして扉が閉ざされた
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そして扉が閉ざされたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 61~80 4/5ページ
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これぞ本格推理! 娘を"彼ら"に殺されたと思い込んだ母親の手によって、 完全密室の地下シェルターに閉じ込められた4人の男女。 殺したのは、一体誰なのか? 事件の回想録と同時進行で進められる犯人探し。 事件当時の様子が徐々に明かされていくにつれ、 4人の中で、ああでもない、こうでもないとめくるめく推理が展開される。 彼らの中にいるはずの"真犯人"は、誰の手によって突き止められるのか? 完全密室で行われる息をのむ攻防と神経戦、 非常に緊張感が高く最初から最後まで飽きずに読めた。 とにかくじっくり推理に没頭するものを読みたい人にはお勧め。 | ||||
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別荘に集まった遊び仲間の男女5人。その中の一人で別荘の持ち主である咲子が、崖から車ごと転落するという不審な死を遂げる。それから3ヶ月後、当事者だった雄一、鮎美、正志、千鶴の4人は、密閉された奇妙な部屋で目を覚ます。咲子は事故死ではなく、殺されたと疑う咲子の母親によって閉じ込められたようだ。そこは別荘の地下にある核シェルターらしいこともやがてわかってくる。4人はシェルターからの脱出を試みながら、三ヶ月前の出来事を改めて回想していく。咲子の母親が言うように、あれは本当に殺人だったのだろうか。だとすれば、この4人のうちのいったい誰が…? 主要な登場人物はこの4人だけで、状況設定もシンプルなものの、ストーリーが進むにつれ、次々に新たな疑問点が浮上し、推理は錯綜していく。誰に殺す機会があったのかをめぐって、各人の行動が検証されていく後半の展開はなかなかスリリングで、彼ら若者5人の恋愛模様や人間関係のもつれを織り込みながら、しだいに核心へと近づいていく。 読後の印象は、「そうか、そうだったのか」と思わせるものがあるし、真相に至るための手掛かりは読者にちゃんと示されている。でも、「騙されまい」と思いながら読むよりも、自分も4人の推理に参加したつもりになって、ストーリーの行方を楽しみながら読んだほうがきっと面白いと思います。 巻末の解説の中で島田荘司さんは本書について、「この人の全作品中屈指の『本格推理』の傑作」と評し、相当な誉め方をしている。わたし自身は、傑作とまではいかないまでも、推理の展開と意外な結末を味わえる佳作だと思います。 | ||||
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別荘に集まった遊び仲間の男女5人。その中の一人で別荘の持ち主である咲子が、崖から車ごと転落するという不審な死を遂げる。それから3ヶ月後、当事者だった雄一、鮎美、正志、千鶴の4人は、密閉された奇妙な部屋で目を覚ます。咲子は事故死ではなく、殺されたと疑う咲子の母親によって閉じ込められたようだ。そこは別荘の地下にある核シェルターらしいこともやがてわかってくる。4人はシェルターからの脱出を試みながら、三ヶ月前の出来事を改めて回想していく。咲子の母親が言うように、あれは本当に殺人だったのだろうか。だとすれば、この4人のうちのいったい誰が…? 主要な登場人物はこの4人だけで、状況設定もシンプルなものの、ストーリーが進むにつれ、次々に新たな疑問点が浮上し、推理は錯綜していく。誰に殺す機会があったのかをめぐって、各人の行動が検証されていく後半の展開はなかなかスリリングで、彼ら若者5人の恋愛模様や人間関係のもつれを織り込みながら、しだいに核心へと近づいていく。 読後の印象は、「そうか、そうだったのか」と思わせるものがあるし、真相に至るための手掛かりは読者にちゃんと示されている。でも、「騙されまい」と思いながら読むよりも、自分も4人の推理に参加したつもりになって、ストーリーの行方を楽しみながら読んだほうがきっと面白いと思います。 巻末の解説の中で島田荘司さんは本書について、「この人の全作品中屈指の『本格推理』の傑作」と評し、相当な誉め方をしている。わたし自身は、傑作とまではいかないまでも、推理の展開と意外な結末を味わえる佳作だと思います。 | ||||
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本格推理。 で、 回想シーンをはさみながら、 物語が展開する。 オーソドックスな感じで、 すらすら読めました。 ただ、 けっこう結末、 わかっちゃいました。 登場人物が少なくて、 密室だと、 そう、意外性も出せないとは思いますが・・・。 そう思うと、 ちょっと物足りなかったかな。 | ||||
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本格推理。 で、 回想シーンをはさみながら、 物語が展開する。 オーソドックスな感じで、 すらすら読めました。 ただ、 けっこう結末、 わかっちゃいました。 登場人物が少なくて、 密室だと、 そう、意外性も出せないとは思いますが・・・。 そう思うと、 ちょっと物足りなかったかな。 | ||||
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きっと、私が38歳のせいかもの知れません・・・青春ドラマ的匂いもあり、重さ深さに欠け実際の描写が目に浮かぶと言う感覚はなく、少々漫画チックでもあるように感じました。もし私が18歳でこれを読んでいたら、これ最高!面白い!と言うのかもしれません。・・・ | ||||
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きっと、私が38歳のせいかもの知れません・・・青春ドラマ的匂いもあり、重さ深さに欠け実際の描写が目に浮かぶと言う感覚はなく、少々漫画チックでもあるように感じました。もし私が18歳でこれを読んでいたら、これ最高!面白い!と言うのかもしれません。・・・ | ||||
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「推理小説」といっていいのではないだろうか。 岡嶋二人の他著書である 『クラインの壺』や『99%の誘拐』とは 同じ「ミステリ」というジャンルで括れるが 物語の進み方は異なる。 本書はまさに「推理」という言葉があてはまる。 まず事故が起き、4人が真相解明のために 記憶を思い出しながら「推理していく様」が描かれている。 読んでいけば自然と読者も一緒になって推理できる。 対して前2作は「事件そのもの」を描いているところに 決定的な違いがある。 こちらはどちらかといえば推理というよりは まさに「ミステリ小説」を読んでいるという印象を受ける。 これらはどちらが良いという問題ではないが どちらもおもしろい。 自信をもっておすすめできる一冊。 | ||||
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「推理小説」といっていいのではないだろうか。 岡嶋二人の他著書である 『クラインの壺』や『99%の誘拐』とは 同じ「ミステリ」というジャンルで括れるが 物語の進み方は異なる。 本書はまさに「推理」という言葉があてはまる。 まず事故が起き、4人が真相解明のために 記憶を思い出しながら「推理していく様」が描かれている。 読んでいけば自然と読者も一緒になって推理できる。 対して前2作は「事件そのもの」を描いているところに 決定的な違いがある。 こちらはどちらかといえば推理というよりは まさに「ミステリ小説」を読んでいるという印象を受ける。 これらはどちらが良いという問題ではないが どちらもおもしろい。 自信をもっておすすめできる一冊。 | ||||
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タイトル通り、扉が閉ざされシェルターの中に閉じ込められたシーンから始まります。 ではなぜ、誰に閉じ込められ、どうすれば出られるのかを追っていく話となります。 物語がシェルターの中と過去の話のみなので、非常に無駄がなく、文章自体も読みやすい作品です。 最後には驚きの結末もあり、万人向けの作品で、映画化にも向いていそうです。 10点中6点!!咲子親子の執念は、さすが親子といった感じですね。 | ||||
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タイトル通り、扉が閉ざされシェルターの中に閉じ込められたシーンから始まります。 ではなぜ、誰に閉じ込められ、どうすれば出られるのかを追っていく話となります。 物語がシェルターの中と過去の話のみなので、非常に無駄がなく、文章自体も読みやすい作品です。 最後には驚きの結末もあり、万人向けの作品で、映画化にも向いていそうです。 10点中6点!!咲子親子の執念は、さすが親子といった感じですね。 | ||||
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地下シェルターに閉じ込められた男女4人の脱出モノ。アイテムなどを駆使しながら閉じ込められた館から脱出を図るというTVゲームなどによくある展開かと思いきや、さすがは岡島二人。最後はかなり本格推理。驚きの展開です。いつもながらのスピード感とテンポの良い展開でグイグイ引きこまれた。スラスラ読めるので、老若男女問わず楽しめる作品かと思われます。 | ||||
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地下シェルターに閉じ込められた男女4人の脱出モノ。アイテムなどを駆使しながら閉じ込められた館から脱出を図るというTVゲームなどによくある展開かと思いきや、さすがは岡島二人。最後はかなり本格推理。驚きの展開です。いつもながらのスピード感とテンポの良い展開でグイグイ引きこまれた。スラスラ読めるので、老若男女問わず楽しめる作品かと思われます。 | ||||
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この本を読んでない人が羨ましい!なぜなら、このミステリーに挑むチャンスがまだ残っているからです!!僕は完全にやられちゃいました(>_<)ヤバイです。舞台は完全な密室。そこに閉じ込められたのは、ある事件で結ばれた男女4人。密室からの脱出と過去の事件が4人に迫る!密室というシンプルさ。回想を使うことで事件が加速していくストーリー展開は圧巻です。岡嶋二人!日本人の宝です! | ||||
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この本を読んでない人が羨ましい!なぜなら、このミステリーに挑むチャンスがまだ残っているからです!!僕は完全にやられちゃいました(>_<)ヤバイです。舞台は完全な密室。そこに閉じ込められたのは、ある事件で結ばれた男女4人。密室からの脱出と過去の事件が4人に迫る!密室というシンプルさ。回想を使うことで事件が加速していくストーリー展開は圧巻です。岡嶋二人!日本人の宝です! | ||||
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事故死した友人の母親によって、密室に閉じこめらた男女の物語。 主要な登場人物はわずか4人。話は終始「密室」を舞台にして進む……。 つまり物語を構成する要素が普通のミステリーよりぐっと少ないわけです。 なのに話はスリリング、先の読めない面白さにやめられない止まらない! 誰もがお互いを疑いあう密室の中、 現在と過去を行きつ戻りつしながら、 真相を明らかにしてしまう4人の心理的駆け引き。 こんなにシンプルな要素で、 よくもこんなに完成度の高い話ができたもんだと、 ほとほと感心してしまいました。 まあ、全体的に「コンパクトにまとまりすぎてる感」は否めませんが、 それは全体の構成要素がもともと少ないからでしょう。 とにかく最後のドンデン返しにも気持ちよく驚けます。 いやあ、この人ホントに巧いなあ。 ちなみにどなたかも書いてましたが、 ドラマ化するにはホントに最高だと思う。 全身で「ドラマにして〜!」って叫んでるような作品なのに、 どうしても誰も目をつけないんだろう????? ぜひ映像化してほしい! 個人的に主役は、演技の巧い松山ケンイチがいいなあ(笑) | ||||
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事故死した友人の母親によって、密室に閉じこめらた男女の物語。 主要な登場人物はわずか4人。話は終始「密室」を舞台にして進む……。 つまり物語を構成する要素が普通のミステリーよりぐっと少ないわけです。 なのに話はスリリング、先の読めない面白さにやめられない止まらない! 誰もがお互いを疑いあう密室の中、 現在と過去を行きつ戻りつしながら、 真相を明らかにしてしまう4人の心理的駆け引き。 こんなにシンプルな要素で、 よくもこんなに完成度の高い話ができたもんだと、 ほとほと感心してしまいました。 まあ、全体的に「コンパクトにまとまりすぎてる感」は否めませんが、 それは全体の構成要素がもともと少ないからでしょう。 とにかく最後のドンデン返しにも気持ちよく驚けます。 いやあ、この人ホントに巧いなあ。 ちなみにどなたかも書いてましたが、 ドラマ化するにはホントに最高だと思う。 全身で「ドラマにして〜!」って叫んでるような作品なのに、 どうしても誰も目をつけないんだろう????? ぜひ映像化してほしい! 個人的に主役は、演技の巧い松山ケンイチがいいなあ(笑) | ||||
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本格推理小説と冒険小説が巧く融合された…と言うべきか。本格の楽しさは、核シェルターに閉じ込められた4人が推理を繰り広げていく点に尽きる。そして閉鎖的な空間で死に物狂いになる、、それこそ発狂してしまうような緊迫感や脱出を試みようとする展開が読み手の冒険心をくすぐってくる。かなり個性的な登場人物だからか飽きはなく、また「青春恋愛モノ」の要素も含んでいるからか非常に作品に入りやすい。異色な作品ではあるが本格推理小説としての垣根は低く(注:褒め言葉)、ミステリーに読み慣れていなくてもすいすい読めると思う。 | ||||
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本格推理小説と冒険小説が巧く融合された…と言うべきか。本格の楽しさは、核シェルターに閉じ込められた4人が推理を繰り広げていく点に尽きる。そして閉鎖的な空間で死に物狂いになる、、それこそ発狂してしまうような緊迫感や脱出を試みようとする展開が読み手の冒険心をくすぐってくる。かなり個性的な登場人物だからか飽きはなく、また「青春恋愛モノ」の要素も含んでいるからか非常に作品に入りやすい。異色な作品ではあるが本格推理小説としての垣根は低く(注:褒め言葉)、ミステリーに読み慣れていなくてもすいすい読めると思う。 | ||||
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娘の不審な事故死の真相を探ろうとする母親によって、核シェルターに閉じ込められた男女4人。脱出はできるのか?事故死なのか、殺害されたのか? 殺されたのなら、誰なのか? 密室の中で繰り広げられる愛憎劇。 読みどころいっぱいです。 | ||||
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