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そして扉が閉ざされた
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そして扉が閉ざされたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 21~40 2/5ページ
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5人の若者たちの別荘でのちょっとしたバカンス時におきた死亡事件を発端として、当事者たちがシェルターに閉じ込められ、解放に至るまでのやりとり(会話)を描いています。時代背景は、おそらく、携帯電話もないバブル前後の時期といっていいでしょう。若者にありがちな、青臭く浮ついた恋愛関係、三角関係、そして、少しひずんだ「かばい合い」(つまり、偽りの優しさ)などのやりとりが描かれていますが、その内容は、正直言って少女漫画を読んでいるように気取ったものであり少しも好感持てませんでした。末尾の解説を、ミステリーの大御所である島田荘司さんが書いていますが、とても、本格ミステリーと呼べるものではなく、しんみりとするような教養のかけらも感じることができませんでした。比較的高い評価のレビューが多く思わず買ってしまいましたが、半分くらい読んで、読むのがいやになってきました。だから、期待を裏切られた残念の意味を込めて星二つです。 | ||||
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かなり前の作品ですが真相がしょうもなく無理がありすぎます。バブルのころの作品ですが当時としては面白かったのかもしれませんがラストのために無理やり作ったような強引な恋愛劇で、真相は気づくだろといった感じです。一言でいうとつまらないです。 | ||||
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そこで殺人が行われるのではなく、回想によって真相が明らかとなっていきます。 舞台はシェルター。4人のみ。とてもシンプルで、物語の構築や意外性など、とても高度に 作られています。 岡島さんの作品はとても読みやすくおもしろい。ハズレがないです。 一読の価値ありです。 ですが、ちょっと気になったところが。 ・初めの方の回想シーンで、咲子の母が主人公に「娘を抱いたの?」とかいうセリフがありますが、 娘の恋人に、「娘を抱いたの?」って聞く母っていないと思います。 え?と思いました。ささいな事ですが。 ・4人(+1人)の登場人物があまりにも魅力がなさすぎる。 ・おそらくビジュアルだけはいい?フリーターでバンドマン?の主人公。咲子の恋人。 咲子に嫌気がさしているのはわかるが、初対面の女に一目ぼれ? 軽すぎじゃない?咲子もいるのに手をだすなんて。 ・顔だけはいい、優しいけれどヘビースモーカーで主人公に恋心を抱いた女。 ・頭だけはいい、のっぺり顔。幼馴染のヘビースモーカーと婚約したと思いこんでる男。 ・咲子とヘビースモーカーの学生時代の同級生。もてないのに彼氏がいると嘘をつき、 ヘビーと咲子に劣等感満載の女。感情のままに動くタイプ。平気で人を疑う。 ・そして咲子。金持ちだけどプライドが高く、絶対に人から好かれないタイプ。 なぜこんな女と、ヘビーと劣等感は未だに付き合いがあるのか。 以上がよくわからないため、-1とさせていただきました。 | ||||
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わけもわからず地下シェルターに閉じ込められた4人の男女、という不条理劇の風味満載の出だしや、「そして誰もいなくなった」を髣髴とさせるタイトルからして、この完全無比の密室の中で殺人が起こるはず、たぶん二人は殺されるな、などと想像たくましくして読み始めたが、さにあらず。 数か月前に起こったある女の死(事故とされたが実は殺人らしい)をめぐって、関係者である4人がああでもないこうでもないと推理を繰り返し、やったのはお前だろう、いや私じゃない、じゃあ誰なんだと疑心暗鬼になったり、好きな相手をかばったり、という愛憎劇が展開されるというお話であった。 で、確かにフーダニット的には面白い結末であったが、読み終わって、はて過去の事件の謎説きならば別にシェルターの中でなくともよかったのでは?という疑念がわいた。密室、クローズドサークルといった道具立てにスカされたような気分。 まあ確かに、脱出不可能なシェルターという一種の限界状況であり、極限の精神状態の中で各々がどういう行動に出るかという興味はあるわけだが、そもそもキャラの造形が戯画的でリアリティに欠け、2つの三角関係を含む恋愛の状況もいささか幼稚で深みのない内容であるから、彼らの「愛憎劇」も当然インパクトに欠ける。 ここはやはり、すこぶる不条理な初期設定に見合うだけの、グロテスクな人間模様や、不条理で衝撃的な結末といった要素が不可欠であったと思う。 というか、やっぱり密室は殺人がなけりゃ意味がない。 | ||||
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娘の死の真相を知るために地下シェルターに閉じ込められた4人の男女。序盤はわくわくするような設定でしたが、それぞれの登場人物が利己的で感情移入しにくかったです。 また回想シーンと現在の閉じ込められているシーンが平行して進むわけですが、重要なことを話が進行してから思い出すのは不自然に感じ没入感が削がれました。 岡嶋二人の作品にしてはイマイチなオチでしたが、散りばめられた伏線もきっちり回収されており、軽い推理物としては面白い作品だったと思います。 | ||||
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登場人物が少なく最初から最後まで理詰めの本格推理小説です。論理の進め方にまったく無理がなく、また各登場人物の行動も理にかなっており、つっこみ所は殆どありません。もちろん伏線はしっかり張られており、ちゃんと推理すれば真実が見えてくる…かも知れません。本格モノ好きな方ならぜひ一読すべき作品でしょう。 | ||||
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全体的に話しの舞台や登場人物たちのセリフが芝居がかっていていまいち馴染めないまま、 最後のオチも想像通りで特に感動も感想もないまま終わった。 読みやすかったので良い暇つぶしにはなった。 | ||||
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4人の若者がいきなり核シェルターに閉じ込められ、過去の恋人の死の真相を追求していく異色の設定だが、メインのカットバックで描かれる死亡事件のプロットは純粋な本格ミステリー仕立てだ。 核シェルターでの脱出を試みるパートと過去の事件が交互に進行していき、まさに映画を見ているようなスピード感で最後まで一気に読ませる。 20年以上前の作品なのでその面白さの割にあまり今の人に知名度がないかもしれないが、現在の作家で言うと石持浅海氏とかの系統の元祖とも言える。石持氏の作品に本作のタイトルを彷彿とさせるものがあるが・・。 | ||||
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岡嶋作品の魅力って、「登場人物の魅力」にあると思うんですが、ちゃんとした推理物だって書けるんよ!!って思い知らされた一作。 よくもまぁ、場所は核シェルターの中、登場人物は四人だけ、でここまで描けるもんだw(゜o゜)w(回想シーンはあるにせよ…) 映画化、僕も希望です!!いつぞやの2時間サスペンスでしてた「99%の誘拐」みたいに、怒髪天つく最悪な脚本やなしに、然るべき方に然るべき出演者を揃えて作って欲しいです!! 予算も少なく済みそうやし、誰か手を挙げてくれんかなぁ!? | ||||
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評判が良かったので買ってみましたがかなりがっかりな出来でした。恋愛関係の部分が強引に感じるし、登場人物が全員クズみたいな人間ばかりなので感情移入もできなかった。 | ||||
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物語は核シェルターの中。四人の男女がその中に入ります。というか入れられます。 咲子さんが死んだ。その死体が見つかった。愛車アルファロメオとともに、崖の下から。 咲子さんに死の直前に関わった四人の回想が、閉じ込められた空間の中で始まります。 とは言っても、回想が始まるまでに大分時間がかかり、あまり意味の無い核シェルター からの脱出への努力にページがかかりすぎて、ちょっと冗長な感じ。 岡島二人の独特のテンポのよさというのが、あまり無い。ようやく動き出した物語は、 落ちがこれですか、って感じで、ちょっと。 素人が言うのもなんですが、核シェルターからの脱出の際に、クイズ形式で、四人が 隠していたことを話さなきゃいけなくなるような展開を、このお母さんが作っていた、 なんて形にすると、もっとスムーズに動いたんじゃないかなあ。 とりあえず、岡島二人の作品の中では、下のほうで、70点かな。 これも岡島二人なんですね。 | ||||
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うまいの一言に尽きる作品。4人の男女が閉じ込められた空間の中で、脱出を試みながらも、 殺人事件の真相を探っていく。 これで本1冊。途中で飽きてくるんじゃないか、と心配しながら読み始めたが杞憂だった。 やっぱりこの作家(書いた井上さんのほう)、上手い。そしてアイデアももちろんよかったのだろう。 唯一疑問だったのは、裕福な家の娘がどうして、たいして金持ちそうでもない二人の女性と友達だったのか。 同じ学校とも思えないし、どこで知り合ったんだろうってことだけど、 まあ、そんなことはどうでもいい(笑) 最後の真相は無理がある気もするけれど、でもやっぱり、人間関係のまとめ方が上手いから、 いやにならずに最後まで読めた。 案外とミステリで、こうして最初から最後まで同じペースで読める作品は珍しい。秀作です。 | ||||
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『嵐の山荘』或いは『吹雪の山荘』といった、外界から隔絶された空間での限られた登場人物による、論理的な推理劇のみに焦点を絞り込んだ純本格ミステリー。核シェルターに閉じ込められた二組の男女という、舞台も登場人物も極限までスリム化したうえで、スリリングな密室の推理劇を飽きさせることなく展開させる作者の手腕は見事。そして、緊迫のラストにいたって、犯人なきミステリーの犯人とでもいうべき離れ業を現出させてみせた、その核弾頭級のカタストロフィには、ただひたすら頭を垂れて脱帽するしかない。これ以上の説明は不要。未読のミステリーファンがおられたら、何をおいてもとオススメします。 | ||||
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正直、傑作と言われている「99%の誘拐」が微妙だったのでかなりなめて読み始めたんですが… もっと早く読めばよかったと後悔しています ミステリーマニアなら1度は読んでいただきたい作品です 文句なしの星5つ! | ||||
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このミス1988年 国内6位 毛利雄一が目覚めると、そこは核シェルターだった。他には正志、千鶴、鮎美の3人。共通点は事故死した毛利の恋人の咲子。咲子の死を不審に思った母親が、彼らをシェルターに閉じ込めたのだ。パニックに陥る彼らだったが、やがて過去を回想し、事件の真相を明らかにしようとする。 ・・・ 場面は、閉鎖された現在の空間と、彼らの接点となる回想の中。犯人は必ず4人のうちの誰か。この密室で展開される犯人探しという設定が、なんと緊張感をうむことか!頭をひねっても、最後の最後まで、犯人と真相がわからない。いくつか読んだ岡嶋作品の中では、ベストの本格ものだと思う。 ただ、雄一と鮎美の短兵急ともいえる恋愛衝動は解せないことろ。前提として、これがないと本書の展開は成り立たないんだけれど。 | ||||
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このミス1988年 国内6位 毛利雄一が目覚めると、そこは核シェルターだった。他には正志、千鶴、鮎美の3人。共通点は事故死した毛利の恋人の咲子。咲子の死を不審に思った母親が、彼らをシェルターに閉じ込めたのだ。パニックに陥る彼らだったが、やがて過去を回想し、事件の真相を明らかにしようとする。 ・・・ 場面は、閉鎖された現在の空間と、彼らの接点となる回想の中。犯人は必ず4人のうちの誰か。この密室で展開される犯人探しという設定が、なんと緊張感をうむことか!頭をひねっても、最後の最後まで、犯人と真相がわからない。いくつか読んだ岡嶋作品の中では、ベストの本格ものだと思う。 ただ、雄一と鮎美の短兵急ともいえる恋愛衝動は解せないことろ。前提として、これがないと本書の展開は成り立たないんだけれど。 | ||||
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面白い。人は死んでいるが設定自体が現実的ではないので、良い意味で重くならず気軽にサクサク読めて推理を楽しめる。 容疑者は4人。誰が犯人なのか考えながら読み進めていって最後になるほどねという結末を迎える。出来の良い芝居を観ているようだった。 | ||||
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面白い。人は死んでいるが設定自体が現実的ではないので、良い意味で重くならず気軽にサクサク読めて推理を楽しめる。 容疑者は4人。誰が犯人なのか考えながら読み進めていって最後になるほどねという結末を迎える。出来の良い芝居を観ているようだった。 | ||||
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サクサク読めました! しかしながら、いまいち緊張感が伝わらず、トリックもある程度予想できましたし、もう少し大どんでん返しを期待してました。 ですが、久しぶりに経過も最後も楽しく読めた本に出会えて良かったと思いました。 違う作品も読んでみます!! | ||||
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サクサク読めました! しかしながら、いまいち緊張感が伝わらず、トリックもある程度予想できましたし、もう少し大どんでん返しを期待してました。 ですが、久しぶりに経過も最後も楽しく読めた本に出会えて良かったと思いました。 違う作品も読んでみます!! | ||||
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