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死刑囚
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死刑囚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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(ネタバレあり) 問題提起のために登場人物を動かしている小説という感じがしました。 こういう風に死刑制度を告発するというのはハリウッドの映画でもありましたし、 途中から予想がついてしまいました。 「これはすごい事件だ」と登場人物に何度も言わせているところでは 「正直あざといなあ、はよ、進んでくれ〜」と心の中で叫びました。(スイマセン) ただ唸る箇所もいくつかありましたし、間違いなくいい時間つぶし、気分転換になりました。 このコンビはまた読もうかな、という気にもなりました。 | ||||
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この小説を純粋に楽しみたいなら、あらすじやレビューはなるだけ見ずに読むことをオススメします。 他の方も書いておられるとおり、ミステリではなく死刑反対派の社会派小説だと思いました。 ※※ 以下ネタバレ含む ※※ 全体的に気持ちの悪い小説でした。 自分で人生を台無しにしたのに怯えるジョン。権力を嫌いながら権力を振りかざす騒音パワハラのエーヴェルト。捜査陣は死刑反対派ばかり。被害者は置き去りで淡々と進む物語。 政治的な集会で十代の子どもに演説させるように、死刑はおかしいと子どもに言わせるくだり。冤罪と冤罪。発射残渣も調べないアメリカのありえないCSI―― どれも不愉快でしたが一番嫌だったのは、被害者たちが殺された理由。犯人のその動機。 記者の「いや。わからない」が私の感想そのままです。 いままで読んだ小説の中でも許せない犯人ナンバーワンかも。 この犯人じゃなければ死刑についてもっと考えたかもしれませんが、死刑反対の人の考えることは理解を超えているとしか思えませんでした。 殺し、自由を奪い、心を歪ませて、多くの人の人生を台無しにしたのはどうしても許せない。 被害者の恐怖と苦痛を考えると、今すぐ本を火にくべたくなるような気持ちになります。 日本女性を殺して逃げたイラン人を引き渡さなかったスウェーデン。イラン人はスウェーデンの代理処罰で懲役十数年の刑になったとか。いまごろ外に出ているでしょう。 人として越えてはならない一線を軽々と越えた人間が、二度と越えないと思いますか? 殺人者にとっては天国のような国ですね、スウェーデンって。 | ||||
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