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春にして君を離れ



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春にして君を離れの評価: 4.48/5点 レビュー 221件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全221件 141~160 8/12ページ
No.81:
(5pt)

自分を一番知らないのは・・・・

アガサクリスティーの「事件」の起こらない小説ですね。
ある事がきっかけとなり、自分自身を見直す女性の話なのですが、結局のところ、
自分を一番知らないのは自分自身なのかも知れませんね。と、自分を見つめ直す自分を見つけた様な・・・・
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.80:
(5pt)

深い人間観察に畏怖を覚えます

ミステリーではないクリスティー作品。けれど、私の中ではある意味最も「怖い」作品です。本質を容赦なく見つめる目に、我が身を振り返り、確かめずにいられません。初読は高校時代で、読書仲間だった母に唯一勧めることができなかった一冊でした。彼女を傷つけそうで怖かったのです。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.79:
(4pt)

日常に真実は必要か?

不可解な出来事を不可解なまま放置して終わるのがホラーならば、不可解な出来事に何かしらの説明をつけるのがミステリーだろう。アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』は、イギリス中産階級の中年女性が娘に会うために中東に赴き、帰路の途中、一週間程、中東で足止めをくらう物語だ。その一周間、主人公の女性は自分と向き合い、今まで、あえてやり過ごしていた過去を顧みて、新しい事実を発見していくのが本書の筋である。だから、本作もミステリーと言えばミステリーだろう。わだかまりのある過去に新しい真実を見つけるのだから。
ある程度年数が過ぎ去ってから昔のことを思い返し、新しい事実を発見すること、あるいは今まで見ようとしなかった都合の悪い真実と向き合うことは、誰にでもあるだろう。しかし、そのとき気付いた新しい真実も果たして、真実なのだろうかといった疑問も同時に湧くものである。アガサは本作で、回答を用意しているが、果たして、それが真実だろうか。殺人事件の犯人当てのような歯切れの良さが本作には見当たらないと思うのは、私だけだろうか?
なお、物語の時代設定は、第二次世界大戦前のヨーロッパと中東だが、小説の最後のほうでナチスの言及があるのが気になるところだ。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.78:
(5pt)

吸引力が半端ない。

「春にして君を離れ」、
原題はシェイクスピアの詩の一節、
「Absent in the spring」。

クリスティのタイトルの付け方はホントに天才的で、こちらも、名は体を表すのお手本みたいな作品。

過去に三回くらい読み、家にはなぜか二冊あり…

そして読み直すたび新鮮。主人公に年齢が近くなるほど、恐ろしさが迫り来る、生きている本です。ああ怖い。

どうしてクリスティは、このテーマで、こんな構成で、この小説を書いたのだろう。 主人公の自己中心性、自己保身性、小市民性を、高みの見物でせせら笑う事が出来るのは、青春真っ只中の青二才くらい? たいがいの人は、背筋が凍るのでは。ジョーンにも、ロドニーにも。加害者も被害者も、共に自己欺瞞の当事者で。結局、似た者同士で共依存しているようにも読めるし、真に孤独なのは、「君はひとりぼっちだ。これからもおそらく。」と言うロドニーの方かもしれない。

自分で選んだ伴侶だろうと、自分が作った家族だろうと、永遠に埋まらない、人間関係の距離感。

一度気付いてしまえば、底無しの孤独感に引きずりこまれるような怖さがあります。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.77:
(5pt)

静かなサスペンス (ネタバレあり)

あらすじもレビューも読んで、だいたい中身は分かった上で読みましたが、
面白かったです。
読みやすくて惹き込まれました。
主人公の心の中だけで、謎が解き明かされていきます。
主人公みたいな人、いるいる。 こういうこと、あるある。 という感想です。
主人公には理解できない出来事でも、読者にはだいたい分かるように書かれているのが
面白かったです。主人公に対して相手はこういう気持ちだったのだろうな、と想像できました。

(以下、ネタバレ)
主人公が家族に良かれと思ってしたことは、家族の為にならず、家族から距離を置かれる。
主人公は鈍感のようで居て、心の奥では分かっている。
今まで気づかないようにしていたが、あるきっかけで気付いてしまう。

でも、せっかくの気づきが勿体ない結末になってしまったのが残念。

主人公の夫は、見方次第で、良い人にも嫌なヤツにも見える。
最後に書かれた夫の思い…
良い人である場合→夫は主人公がつらい思いをすることを避けて欲しいと思っている、という解釈。
嫌なヤツである場合→夫は主人公の成長を手助けするつもりがなく突き放して見ている、という解釈。
(「かわいそうな人」であることを主人公に続けて欲しいと思っている、という解釈)
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.76:
(5pt)

もっと若いころに読んでいてもわからなかったはず

今の年齢になって、親との関係などあって、偶然巡り合った有名なこの小説。やはり出色の出来栄えだった。作者の凄みをあらためて感じた。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.75:
(5pt)

愛し方の難しさ

アガサ・クリスティの作品はミステリーもノンシリーズも沢山読んだが、この作品には人間の愛情の心理が読んでいる自分を不安にさせられるほど迫力があった。人を愛することの良い教訓になったと思う。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.74:
(4pt)

人間不信になりそうな本

そこそこの上流階級に身をおき、子育てを終えた中年女性の話。
主人公の女性がとにかく人を馬鹿にしていて、読んでいて腹立たしい。
一番腹がたったのが、貧しく病気持ちの友人女性が困難にも負けず、前向きに生きている中で、その女性の子供と泥だらけで遊んでいる姿を、主人公が「まるで動物みたい」と嫌悪感を抱くシーン。
その他何かにつけて上から目線で人を馬鹿にした考えばかり描写されていて、「こんな考え方する人いるの?」と、恐くなりました。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.73:
(5pt)

さすがクリスティー!

クリスティーの作品ですが、事件も、殺人も、探偵すら出て来ません。つまり、表面的には最初から最後まで何も起こらないのです。そんな話の何が面白いのか…。でも、一気読みです。そして怖い……>_<…
ホラーとか、スリラーの怖さではなく、心理的な不安。全く気づかなかった、もしくは自分の思い込んでいた世界に対する疑問がじわじわと膨れ上がる恐怖。自分の愛する人達が、実は自分をどう見ていたのか…。自分知っていると思っていた家族の事を、本当に自分は知っていたのか?

主人公のジョーンは、優しい弁護士の夫、三人の良き子供にもめぐまれ、理想の家庭を築きあげた事に心から満足している裕福なイギリスの中年の主婦。

彼女が、新婚の末娘の病気見舞いに、はるばるバグダッドまで行き、そこから陸路でイギリスに戻る途中で今は落ちぶれた友人と出会います。その旧友から、彼女の知らない末娘の噂や、忘れていたむかしの事などを聞いても、自己満足に浸っている彼女は友人に軽蔑と哀れみを感じるだけでした。
その後、雨季のため砂漠のレストハウスに足止めを食った数日間、暇を持て余しながら、旧友の言葉を思い出すうちに自分自身を見つめざるを得なかった彼女が悟った真実とは。全ての出来事はジョーンの頭の中で回想され、憶測され、彼女の認識が変化するだけで何かが変わるわけではありません。

然し、善良極まりないと自他共に認める主婦の、ある種の独善性、自己満足の形を戦慄する程に描き出し、最後のラストで読者を呆然とさせる事が出来るのは、この作家だから出来ることだとつくづく思った作品でした。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.72:
(5pt)

心の内は…

もう既に多くの方々が的確なレビューを書いておられるので、内容に関しては省きます。
私がこの小説を読んで思ったことは、こんな凄いものを書いてしまった時の、クリスティ自身の心の内はどうだったのだろうか、ということです。私は評伝をあまり読まないので、そこのところを良く知らないのです。
彼女自身が前半生の家庭生活に問題があり、様々な辛い思いをしたことは、広く知られている事実ですが、その時心に負った傷が、この作品を書くに当たって深く影響しているのは、確かなことだと思うのです。
しかし、それではその自身の心の傷を、客観的に、冷徹に見つめて書いたものなのか、それともどうしようもなく、心の中のわだかまりを何とか吐き出したいという気持ちで書いたものなのか、はたまた自身とは関係なく、全くの他人をモデルとして書いたものなのか(クリスティともあろう人が、この主人公のように鈍感な人物であるとは、どうしても思えないので、やはり身近にそういう人がいた、ということなのでしょうか)、あるいはイギリス社会そのものを告発しているのか。おそらく半分は自分で、半分は他人、ということなのではないかと思うのですが…。
いずれにせよ、大変な精神的エネルギーを使って書いたものなのだろうな、と思います(それとも、さらっと書いたのでしょうか)。何だか作者の心が心配になってしまうほど、凄い作品でありました。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.71:
(5pt)

一気に読んでしまった

クリスティー文庫の存在と同時に、彼女の多作であったことを知りました。ミステリーだけではなかったのですね。面白かったです。今後の楽しみが増えたこと、うれしいです。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.70:
(5pt)

かやや

にたよのとにめひこまてなぬのはにおくのゆこぬのゆとくるてぬきてにてぬのおやひね
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.69:
(5pt)

日常に潜むサイコスリラー

クリスティーは昔大量に読みましたが、殺人がでてこないということで(!)、この作品はずっと無視してきました。でも、今回時間があったので、レビューで高得点のこの作品を手に取りました。結果、一気に読んでしまいました。クリスティーの筆の力にはまいりました。他の作家が同じ内容を書いても、途中で退屈して放り出してたと思います。読んだ後、いろいろと考えさせられ、こういう家族・人間関係はいっぱいあるよなあと実感。ぜんぜん特別じゃない家族・人間関係をこうも上手に書くクリスティーに乾杯!ほわーとした内容で来て、最後のページで怖い!と思わせサイコスリラーにしてしまうところにも乾杯!!
追記: 翻訳者の中村妙子さんに拍手!!! 言わずもがな優秀な翻訳者なしでは、この良作に感動もしないかもしれません。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.68:
(5pt)

良かったです。

とても面白くて、一気に読んでしまいました。買って良かったです。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.67:
(5pt)

あまりにも……悲しい

アガサ・クリスティの本をいくつか読んだことがあるが、このような内容は初めてだった。自己満足の強い一人の女性、それを取り巻く人間たちの彼女へ対する接し方。彼女は自分がどのように思われているのかも知らずに、安堵し切って生きている。まるで、子供から大人へ移り変わることをやめてしまった少女のように。嫌なことを避け、自分だけを信じ、他者を顧みらず、深く考えることを放棄した彼女。
読んでいる最中はとても良い小説だと思ったが、終わってみれば、とても悲しい物語だった。ミステリー色はほとんどないが、まちがいなく傑作なので、最後まで読み通して欲しい。悲し過ぎる結末を読み終えた時どう思うかはその人次第だろう。わたしは明るいハッピーエンドを望んでいたが、こうなることが最良だったのだと思う。他になかったのだ。本書の選択肢は。こうなることでしか、物語は完結しえなかったのだ。だからこそ、この小説は何にも増して悲しいのだと思う。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.66:
(4pt)

自己満足というやつは恐ろしいが、自分では気づかない

作中で主人公が昔の学校の先生から「あなたは自己満足に陥りやすい」と言われているのを回想するシーンがある。
主人公はそう言われた時は何のことか分からない。
50歳近くになってようやくその意味が分かりかけるのだが、しかし根本的には分かっていなかった。
この主人公のような人は現実世界にもかなり多い。
私も見ず知らずの人にいきなり話しかけられた場合、「あ、これは自己満足のための会話だ」と思うことがある。
私にとっては何の根拠もない勝手な思い込みを無理やり聞かされているのだが、話しかけている人にとっては素晴らしいご高説を垂れていると思っているのだろう。
しかしこれは人間の本能なのかもしれない。
この本を読むと他人と会話するのが怖くなる。
私も他者にとっては「自己満足」に過ぎない言葉を投げかけているかもしれないからだ。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.65:
(5pt)

怖い作品

クリスティのどんな推理小説よりも、心に沁みます。初めて読んだのは多分40年ほど昔でしょう。年をとるにつれてますますこの内容の重みがこたえてきました。
イギリスの田舎の弁護士の、決して不美人でも、愚かでもない妻、ジョーンはふとした中東への旅からの帰国の途中で、足止めを食らい、何日間か荒涼とした自然の中で無為に過ごすうちに、自分のこれまでの人生に疑いを持ち始めます。自分がこれまで良かれと思って家族、特に夫や子供たち、あるいは周りの人々に対応してきたことの一切が、いかに実は自分本位の思い込みでしかなく、その結果、人々を不幸に陥れてきたかが、突然分かり始めるのです。普通の人に起きた「回心」です。
彼女は帰国後は夫に謝罪して新しい人生を始めようと決意します。しかし、その後に道づれとなった中欧の貴婦人は、ジョーンの決心を喜びつつも、昔の聖者ならそうできたのでしょうけれど、と不吉な言葉を残します。
悲しいことに結果はその通りになります。イギリスに近付き、見慣れた風景が戻ってくるにつれ、あれほど堅かった決心が揺らぎます。あれは夢だったのだ、いままでどおりにしてどうしていけないのか。夫にはついに言い出せません。でも一度真実を垣間見てしまった彼女の心は安らぎません。心やさしい夫は妻の心の動揺を見抜きます。それでも、妻が結局は変わりきれないこともまた分かっているのです。君はいつまでもひとりだ、でもそのことにいつまでも気がつかないでいてほしい。最後に一人つぶやく夫の思いは何と哀切なのでしょう。
人間一般に持っている自己愛の醜さ、悲しさを描いてこれくらい感銘を与えるストーリーを作り上げたクリスティーの人生もまた穏やかではありませんでした。この著作の前には夫の裏切りによる離婚、自分の家出、自殺未遂という経験もしています。この作品はどうしても書きたかったことを、ほんのわずかの時間で書きあげた、と自伝に述べています。文章は平易です。原文にも分かりにくいところはありません。
読後、自分自身に思いをはせて、生きてゆくことの難しさをつくづくと感じる人が多くいてほしいと思います。
ちなみに題名はシェークスピアのソネットからとっています。これもまた味わいの深い詩篇です。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.64:
(4pt)

50代にして思う

ジョーンは私の母にそっくり!でも私の父はロドニーに似ていない。むしろジョーンに似ている。反面教師にしているつもりだがそんな2人に育てられた私は恐らくその血を受け継いでいる事は確かだと思う。私は50代で成人の子供がいる。もし若い頃こにの本を読んだならジョーンの事が大嫌いになったと思う。でも今はとてもじゃないけどそうは思えない。ジョーンのような事を私だってやりかねないからだ。いや気付かないだけでやっているだろう。ただジョーンはあまりにも人の痛みに鈍感で杓子定規にしか物事を考えられないのには呆れたけど。でもジョーンは1度だけでも自分を顧みれた事はとても素晴らしい事だったと思う。すごくつらかっただろう。いつも蓋をしめ開けない様にしていたものが開き、中から臭いものが次から次へと出てくる。私の父母は恐らくそんな事は1度も無く人生を終わって行くと思う。あとがきにロドニーはずるいとか嫌な奴とか書いてあるが彼を批判できる人はこの世界に果たしてどれ程いるのだろうか。妻と子供がいる自分を受け入れ泣く泣く弁護士を選んだが彼は立派に大成している。彼自身はそうは思っていないだろうがそれがどれ程素晴らしい事かこの年になると何となくわかる。全てを受け入れる勇気は見方を変えると彼にもレスリー同様に備わっていると思う。私も最後の数行にぞっとしたがでもひとりぽっちじゃない人間なんているのだろうか。ロドニー自身だってある意味ひとりぽっちのように思える。とにかく色々な読み方のできる本だし年齢やその時に自分が置かれている状況によって様々な感想が出てくると思う。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
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No.63:
(5pt)

現代文学の傑作

著者が探偵作家なので、あまり言われないのかもしれないが、この作品は間違いなく、現代文学の最高の到達点ま一角を占める作品だと思う、広く読まれたい。文庫本で買って決して損をしない。是非、読んで下さい。(マキノ慧)
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385
No.62:
(5pt)

どなたにもお勧めします

空気が読めない、自己中心的、いつも自分が正しいと思っている、そして、その考えを人に押し付ける、人に対して本当の思いやりがない、実際、周りを見回すと、こんな人は結構、多いような気がします。他人も家族も、こんな人とはかかわらないのが一番いいのだと思いました。
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)Amazon書評・レビュー:春にして君を離れ (ハヤカワ文庫 NV 38)より
4150400385

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