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春にして君を離れ
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春にして君を離れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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というのが率直な感想です。 サスペンスというけれど事件的なものなく、中年女性の回想録が続きます。 こんな家族嫌やな、、というのが率直な感想。ここまで子供から毒親扱いされないといけないほどひどい母親でもないし。ちょっと空回りしてるだけ。「したい仕事をできない男は男でない」というセリフがありますが、じゃあ女性はしたい仕事できなくていいんだ?って感じでこの夫も気持ち悪いなって思いました。 やっぱりアガサクリスティの作品で期待を超えてはっとさせられるのは推理小説だなと思いました。 | ||||
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あまり主人公やストーリーに共感できず、最後まで読まなかった。他の方のレビューを見たところ中高年の女性が共感されているようなので、男性はそこまでハマらないかもしれません | ||||
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ハッキリ言って駄作だと思う。ミステリーばかり書いていたから、たまには普通の小説を書きたかったのだろうけど、読んでいて随分としんどい。1000円近い金額を払って購入したから最後まで読むという努力をしただけ。小説やドラマはどんな悪党が主役でも、人として何某かの共感や、共通点を感じないとなかなか感情の移入ができ難い。つまりつまらない。まぁこの主人公を反面教師として共感する方法もあるし、実際に世間にはこういうタイプの人間はいる。のだが、実際にこんな人間と隣人になったら、まず間違いなく大抵の人は交際を避けるし、適当に受け流す。んで、裏で悪口を言う。この小説の設定でもそうなっている。だから設定としては正しい。が、その主人公の心情を延々と読まされるのは、甚だ共感が湧かない。苦痛だ。だからと言って、シェークスピア風な悲喜劇でもなければ、ダンテ風な宗教哲学でもない、まして純文学風でもない。つまりお高くとまった嫌味な単純脳なオバサンのグチの繰り返しだ。ただ、主人公の記憶が点として現れて、やがて面に、そして3次元に進展していく手法は流石にアガサ・クリスティーだと思う。こういう手法は見習いたい。 | ||||
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こういう女性いるいる、という小説でした。舞台が五十年前とは思えないくらい現代にそっくりそのまま通じる内容に驚き!今の時代ならツイッターにあるあるな内容というかんじ笑。 当時はこういうのが娯楽だったのですね。今で言うTwitter文学かな?笑 アガサクリスティの世間の夫婦に対する(特にある種の専業主婦に対する)アイロニカルな視点がわかります。こういう視点があるからこそああいう面白い推理小説を書けるんだなとも思いました。 | ||||
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初めて読んだアガサクリスティがこれでいいのかという感じはしますが。 今でいう毒親とか、知的に問題のない自閉症とか、そういう人の頭の中がどんな感じになっているのかよくわかりますが、読んでいて疲れるし、まあ、かったるいよね | ||||
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キレイでした | ||||
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子育てが終わり第二の人生が始まった女性向けの本です。 物語を楽しむ為の本で実生活で為になる事はありません。 何処かしら東洋人や低い身分の者を見下しているようでアガサ クリスティはあまり好きな作家ではありませんが、 そこを除けば良い内容だと思います。ミステリー本ではなく女性の人生って一体何?的な女の一生のような感じの小説です。 | ||||
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翻訳は、もう少し現代風にしてもいいのではないかと思います。 ネタバレです。 一番不幸なのは、間違いなく夫のロドニーですね。「休暇もついに終わりか」の一言に尽きます。 「かわいそうなジョーン」という自分を棚に上げ、上から目線の発言。 かわいそうなロドニー。 こんな男にはなりたくない。 | ||||
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長くて、やや疲れた。ずっと心理描写だし。でも、他人について全く分からない、しかもそれに気づかない、自分が正しいと信じて疑わない主人公にぞっとする面白さを感じた。でも思い当たるフシはたくさんあるし気づき始めたのに、家に戻ったら無かったことにしたのはなんでだろう?弱いからってことかな?あと、なんだ気付ける能力あるんじゃん…と思ってしまった。でもこういう人もいるのか…。 他人の心を分かったつもりで、仲良いつもりで、実際は1ミリも分かってない、もしくはすげー見当違いな理解をしてるのかもしれないっていう恐怖がグッと来ました | ||||
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テレビのポアロシリーズからアガサにはまって、小説では愛する心理を描いた「五匹の子豚」が一番面白いと思いました。 家族の見舞いの帰り、砂漠の地で足止めを食らったことから、一人ぼっちの時間の中で、今まで自分がみないふりをしていた家族たちとの関係に気が付いていく という物語。 心理的なミステリーです。 後半がちょっと長いかな、と感じたので星三つ。最近のハヤカワ文庫のアガサシリーズは、表紙が美しく、字も大きくなって読み手にやさしいと思います。 | ||||
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友人のすすめで買いましたが、もっと音楽がメインの内容と勘違い。私の早とちりでした。タイムリーがカズオイシグロ、保存しておきます。 | ||||
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クリスティーの本をほとんど読んでいるクリスティのファンだけどあまり面白くなかった。 また読みたくなるほどの味わいも感じられず。。 「茶色の服の男」と並んで、世間で高評価だけど自分は全然好きじゃない本。 あえて評価するなら、この内容が頭に浮かんでも文章にして表現ができるというのはなかなかできないと 思うのでその点はやはりすごいなと思った。最後に人の心をえぐるようなところはクリスティらしかった。 | ||||
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己を知ることの怖さ…知らないコトが幸せなのか、不幸なのか。心に響く心理的なミステリー。 | ||||
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人間が隠している本当の感情、それに気付く過程、環境を的確に表現している作品です。素晴らしい作品ですが、個人的にはアガサクリスティーの推理ものが好きなので少し物足りなく感じました。個人的な好みを抜かせば素晴らしい作品です。 | ||||
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普通の小説と評されていますが、心の内に沸いた疑問・違和感を追って行き 遂には真相に至るという展開はミステリーと言って良いでしょう。 そこはやはりクリスティです。 しかしながらその内容はと言うと、私にはそれほど優れたものには思えませんでした。 誰かのレビューに「人間と言うものを見事に喝破した作品」の様な事が書かれてましたが、「それほどか?」と言うのが正直な感想です。 「人間に対する観察」という意味で言えばミス・マープルのシリーズの方が遥かに人間について教えてくれます。ただ、こちらは部分部分で直接的でない表現で示唆される形なので分からない人には分からないのかも知れませんが。 ポワロやマープルに慣れ親しんだ身にとっては、この作品はちょっと鈍くさい感じがします。何も改まって言わなくても分かってますけど?という感じでしょうか。 しかしこうした作品でクリスティが広まるならこんなに素晴らしい事はありません。 この作品が教えてくれる「気付き」は「ミステリ」の根幹そのものです。 事件があるからミステリなのではありません。 そしてその「気付き」は視界を開き、あらゆる事を教えてくれます。 クリスティが読まれ続けている理由がそこにあります。 この作品にとどまらず、他の作品にも手を伸ばして頂ければと思います。 | ||||
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