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春にして君を離れ
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春にして君を離れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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傷だらけできました。 | ||||
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私は苦手なストーリ。 サスペンスではない。 人は誰しも、こういう面を持っているしジャッジするのもおかしい。 主人公以外 の人たちも、誰もが何かしらの欠点を持っているのに、何故かこの主人公だけが変だと思われるのか、わからない。 この主人公は完璧主で確かにメンドクサイ人かもだけど、いろんな人がいるんだし現実的。生真面目で何でも仕切りたがる人、あなたの周りにもいるでしょう。最後、主人公は自分の性質気に気づくんだけれども それを認めようとしてもできなかった。 それだけを取れば 気の毒だなと思う。 この女性を愛する妻とし、その一方で密かに非難する、良い人とされている夫の最後の一言が、髪の毛がよだつほど恐ろしい。 だらだらと長い回顧録であり、もっと早くに 最後の一言があってもいいと思う。 そこまで辿り着くのに、これだけ長く書く必要はないと感じた。 アガサの人柄が垣間見見え、少しガッカリした。 後刻 善人・良い人とされるこ主人の最後の一言は、そう評される人たちの真の姿、偽善を秘かに表現している気もする。 | ||||
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どこかのレビューで、この題名を見つけたのですが、クリスティの上質な推理小説を求めた人には不向きです。 女のグチグチした独り言が最後まで続きます。 善意で自信にあふれた良妻賢母が、旅行で鉄道を何日も待たされる間に、(もしかして私って毒親? 毒妻?)って内省するお話です。 結婚前、子育て前の女性は、一つの参考として読んでもいいかな。 でもさー、子育て終えた女からすれば、何でここまで母親のことを馬鹿にされなきゃならないの、ってとこはあります。 子どもに尽くし夫を支える妻、 農場経営したかった~って夢見る中年オヤジの夫、 才気煥発な長女、 おちゃらけた長男、 どこにでもいる軽率な次女 こういう家族構成で、三人の子供を立派に育て上げた主人公ですが、 実は夫の夢を破ったのではないか、娘の気持ちを踏みにじったのではないか 自分は自分のことしか愛してなかったのではないか、と反省する。 自分の結婚&子育て生活は、独りよがりなものだったのではないか、と。 主人公を心の中で「何もわかっていない女」「可哀そうな女」と馬鹿にする夫と子どもたち。 主人公は、いろいろと反省したが、イギリスに戻ればやはり、自己中心的な妻に戻ってしまう。 っていうストーリーですが、お前らこの母親無しだときちんとやっていかれんかったんやぞ、と思いました。 夫は秘めた恋を内心で振りかざして、その女を勇気ある人として敬慕を抱き、主人公を見下していますが、お前なんか農場経営してもどうせ貧乏暮らしで後悔してたんやぞ、としか思えん。 女性が頑張って家庭を支えているのに、男は独りよがりで本当に胸糞。 | ||||
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バグダッドの娘宅からロンドンへの帰途に足止めになった上流階級の主婦が暇に任せて自分や自分の周りの人々について想像を巡らす。100ページ読んでも何も展開がなく、これはおかしい?と思ってネットで書評を見ると推理小説ではないと判明。期待していた小説でないと分かり止めた。そして誰もいなくなった、復讐の女神、のような謎が謎を呼ぶワクワク感がない。この小説が悪いとは言わないが、クリスティに期待するものでは全くなかった。 | ||||
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一気に読みました。 登場人物像が画一的で、作者のテーマに誘導される設定だと思いました。 はじめから作者の意図が見え透いていて、手の内がわかりすぎました。 どこかでどんでん返しが待っているのか待っていないのか・・その点だけにサスペンスを感じました。 しかし どんでん返しも無く、ラストも予想通りで・・ ミステリ作家の心理小説としては、このように描くことが限界なのでしょうか。 良妻賢母を自負する裕福で傲慢な専業主婦(存在するとして)を反省させたいのなら ある程度は成功したかも。 | ||||
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評価の高い作品だったので期待した分、残念。人生とは確かにそうなんだろうけど、くどくどと書き込む程の内容では無いと思います。 | ||||
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後半の変化を期待したが、結局期待外れだった。 | ||||
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ポアロシリーズが好きで、アガサ・クリスティーの他の小説も読もうと思って買いました。 心理的に追い詰められる感じは同じと言えますが、正直言って鬱陶しい話でした。 読み返すことはまずないと思います。 | ||||
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高評価に惹かれて読んだけど、主人公にも他の登場人物にも共感も理解もできず、全然おもしろくなかった。 主人公のジョーンは、自分の価値観を家族や周囲に押しつけて抑圧し、でもそのことに気づかずに、自分は立派なことをしたと自己満足の世界に浸っている。旅行の途中で汽車が来なくて数日間足止めされたことをきっかけに、他にすることがないので内省を繰り返し、そのことに段々気づいていき、今までの自分の人生に疑問を抱くのだが、人間誰しも、大なり小なりこういう側面はもっているんじゃないかと思った。なにを今さら疑問を感じているのだろう。 夫や子供たちはそんな主人公と距離を置きつつ、最低限の付き合いを続ける。彼ら彼女らも、主人公と縁を切らないで当たり障りのない付き合いをしている時点で同類だし、みんな同じ穴のムジナの偽善者ではないのか。でもそれは他人と付き合って生きていく上では、必要な処世術でもあるわけで、みんななにかしらこんな感覚を持ちつつ人と付き合っているのではないのか。それをわざわざ大げさに、さもすごいことのように書き立てられてもおもしろさを感じない。 この本が高評価ということは、主人公と自分は違うと思っている人が多いということなのか? それとも主人公の夫や娘たちの立場に共感しているのか? ぼくは、自分はこの主人公と同じように他人に迷惑をかけているし、主人公の偽善的なところをいちいち指摘したりしないで人生を送っているという点では夫や娘たちとも同類だと感じた。自分が毎日やっていることを小説に書かれても、おもしろくもなんともない。 なので、読み終わって、「だからどうした」という感想しか残らなかった。 | ||||
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もともと翻訳ものは苦手なのですが、アガサクリスティー唯一のサスペンスものでない小説だという事と、新聞に掲載されていた書評に惹かれ読んでみたくなりましたが、期待外れでした。順風満帆な人生だと思っていた主人公自身がこれまでの過去を回想していくうちに自ら疑問を抱きはじめる・・ 家路に向かう途中で足止めをくらった無為な数日。人はやるべきことがないと余計な事を思い出したりするんだな・・という単純な感想しかありませんでした。 | ||||
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私の読み方が足りなかったのか、良さを見出すことはできませんでした。 ☆以下ネタバレ☆ 「専業主婦あるある」「上・中流家庭あるある」だと思うのですが。 旅をしたことで(思わぬ足止めをくらったおかげで) 人間的に成長したかと思われた主人公も「あれれ?」という結末でした。 レビューで期待し読んだだけに、残念な感想を持ってしまいました。 こうやって生きていくことは本人にとっては幸せなのかもしれませんが 傍から見るとどうなのでしょう。 | ||||
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