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春にして君を離れ
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春にして君を離れの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 21~40 2/12ページ
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| 一般にノンミステリと呼ばれる作品。殺人などのいわゆる「事件」は起きないが、物語の進行に従って、女性主人公の考える自分に起こっている出来事の様相が見事なまでに反転する。ホワットダニットの傑作といっていいだろう。 | ||||
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| 共感する部分も多かったけれど、主人公は病的に鈍感だし、人に押し付けすぎるしそれに反省しないのは、悪いけれど、弁護士の妻が明日から農場で働けるのかって言ったら疑問。 夫に職業選択の自由はもちろんあるけれど、妻にも住む場所を選ぶ権利はあるから手放しに応援しなかったからと言って悪いことじゃない。 あと、子供の教育の大枠は男が作るものっていうような描写があって旧時代的だなって思った。 総じて面白かった。 | ||||
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| 傷だらけできました。 | ||||
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| じわじわと真綿で首を絞めるような毒親ぶりを、毒親の視点で書くところが天才。 アガサ・クリスティの最高傑作。 夫を責めるレビューが多くて、娘も同意見なんだけど、そうかなあ。 | ||||
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| 私は日ごろから、家族の絆は本当に存在するのかと言う疑問を持って過ごしています。上手く成り立っている様に見える家庭は、その中で犠牲を払っている人がいるのではないかと言う気がして生きてきたからです。「家族の絆」を検索していて、まさかこの小説に出会うとは、それも、ミステリィ作家だと思っていたアガサクリスティの作品とは少なからず驚きましたが、興味深かったので読みました。読後感は私の思いと一致していました。 簡単に言うとロドニーが自分の人生を我慢をしていて、ジョーンが自分の生き方を変えなかったと言う構図です。ロドニーが3人の子どもたちとジェーンとのクッション役を務め、相手の気持ちを汲み取り穏やかに話しかけたので子どもたちは生き方を間違えなかったのだと思います。 今、世の中では古い価値観が新しい価値観に書き換わろうとしている流れです。ジョーンは古い硬い常識にとらわれた学歴、職業、見栄え、経済的な余裕等の目に見える物に価値を置いています。ロドニーは目に見えない、もっと魂の奥底から湧き上がってくるような真の自分の願いに従いたいと言う思いで生きています。それに共感してくれたのは家族以外のレスリーで、深い絆が透けて見えます。 結局のところ、ロドニーとジェーンの価値観の違いとは魂の深いところでのレベルの違いで、価値観は全く共有できないものだと感じました。エネルギーは上から下に流れるから、ロドニーがジェーンを見下したように見えるのは仕方がないと思います。ロドニーには本当に大切なことや物事の本質が普通に分かるのです。これは説明しても通じない不毛地帯です。 ジェーンは砂漠に置き去りにされた数日間に本当の自分と向き合うことができました。今までは頭の中の思考がうるさいほどおしゃべりをし、内省にはほど遠い状態でしたが、外面に目を向けるのに疲れ果て、目を背けていたインナーチャイルドと対峙するチャンスを与えられたのです。一種の瞑想状態に置かれました。そのときの魂の声は本物で、少なからず自分の本質に近付けました。しかし、元の生活に戻ったときには、本質から遠ざかった外側の世界ばかりに目を向ける意識に戻ってしまった。最後のチャンスを自ら手放してしまった訳です。自分を変える難しさと共に、夫婦とは、家族とは等についても考えさせられました。 アガサクリスティーは何をどう感じていたかは分かりませんが、この小説を3日で書き上げ見直しもしなかったと言うことがどこかの記事に書かれていました。大切な物は目には見えないのだと言う宇宙から降りてきたメッセージを届けたかったのだと思えてなりません。 | ||||
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| ミステリーではないけれど、傑作らしいと言われており、手に取ってみた。確かに、事件は一切起こらず、人生の晩年を迎えたヒロインが、振り返って、夫を始め、子供達ら家族の事を回想しているだけの小説だった。 だが、こんな退屈な粗筋なのに、他人を見下し、ひたすら自分の行動を正当化して生きて来た、ヒロインの身勝手さが浮き彫りになって、これはヤバイ、と思いつつ、どんどん読まされた。何しろ子供達全員から嫌われ、敬遠されてるのに、自分は間違ってない、と思い込んでる様は、滑稽ですらあった。 そして良妻賢母だったと信じてる彼女に、最愛の夫がとどめを刺す。慰めるフリをして。彼女を憐れむ夫の底意地の悪さに、クリスティーの真骨頂を見た。 | ||||
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| 私は苦手なストーリ。 サスペンスではない。 人は誰しも、こういう面を持っているしジャッジするのもおかしい。 主人公以外 の人たちも、誰もが何かしらの欠点を持っているのに、何故かこの主人公だけが変だと思われるのか、わからない。 この主人公は完璧主で確かにメンドクサイ人かもだけど、いろんな人がいるんだし現実的。生真面目で何でも仕切りたがる人、あなたの周りにもいるでしょう。最後、主人公は自分の性質気に気づくんだけれども それを認めようとしてもできなかった。 それだけを取れば 気の毒だなと思う。 この女性を愛する妻とし、その一方で密かに非難する、良い人とされている夫の最後の一言が、髪の毛がよだつほど恐ろしい。 だらだらと長い回顧録であり、もっと早くに 最後の一言があってもいいと思う。 そこまで辿り着くのに、これだけ長く書く必要はないと感じた。 アガサの人柄が垣間見見え、少しガッカリした。 後刻 善人・良い人とされるこ主人の最後の一言は、そう評される人たちの真の姿、偽善を秘かに表現している気もする。 | ||||
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| 犯罪ものではなく、ロマンティック・サスペンスというジャンルもあまり適当ではないと思うのですが、忙しく日常生活を送る中年主婦が、1人家族から離れた砂漠にて、これまでの生き方を省みるストーリー。 人は見たくないものを見ず、周りの人を知ろうとせず生きるとこはできるし、自分を含めけっこうそのように生きている人は多いと思えるのが怖いところではある。多かれ少なかれ人は自分の正義の中で生きていると思うし。 主題の焦点がわかる気はするけど、あまり共感できず、じゃあ自分はどうするというとあまり解決策も見いだせないので、後味が悪くなってしまう小説でした。 | ||||
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| あらゆる物事を、自分の見たいようにしか見ることができないこの人は、なんとかならないものだろうか。抹殺できるものであれば、この登場人物、本書の語り手であるジョーン・スカダモアを亡き者にして、彼女に苦しめられた人たち(特に、家族たち!)を解放してやりたい、その人らしい自由さを取り戻してあげたいと、ジョーンの回想話を聞きながら、そんな思いにとらわれました。 本の読み手の〈私〉が、登場人物のひとり、それも主役と言うべき〈語り手〉を殺すという、これは実に風変わりな〝殺人〟小説であるのかもしれない、なんてね。 本書の111頁。ジョーンの夫のロドニーが、某女性の墓碑銘を読み上げるシーンで、なぜともなく涙があふれてきて、止まりませんでした。物事の上っ面(うわっつら)しか見ることができない、それも自分に都合のいいようにねじ曲げてとらえる語り手・ジョーンの回想によって、実際にその水面下で起きていたドラマが浮かび上がってきて見えるというのは、実に不思議な読み心地でした。クリスティー一流の話術、ストーリーテリングの妙に魅せられました。 かなり以前に読んで「これ、すげぇ傑作じゃないか!」と驚き、と胸を突かれた作品。 やはりこれ、しみじみ胸に迫るものがある、味わい深い名品と言うしかありません。 栗本 薫さんの巻末「解説」も、実に読みごたえのある真摯な文章なんだなあ。ぐいと胸を突かれましたわ。 未読の方には、せひとも読んでほしい一冊。 | ||||
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| 内容は皆さんが感想を書いておられる通り傑作だと思う。 アガサはこの作品を1週間で書き上げ一語も訂正せずそのまま出版したらしい。 カバー絵はあの竹久夢二の次男の竹久不二彦画伯。抒情的で印象深い。 昔一度手放したこの本を再度購入できて良かった。 | ||||
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| 少し古く、メジャーな本でもないので、図書館にもなかったです。思いがけずアマゾンで中古で安く手に入りました。本の内容はもちろん感動したのですが、なかなか手に入らなかった本が、こんなにも迅速に私のところにやってきたことにも感動しました。 | ||||
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| 推理小説では有りませんが、内容はさすがアガサクリスティだなぁと感じました。とても読み易くて、イメージが浮かび易いと思いました。訳された方の力量なんでしょう。最後はどうなるのかなぁと思いましたが、こういう所は推理小説的な感じも受けました。最近の母娘の葛藤問題なんかを考えると、読者の中には身に覚えのある方も出るかも知れません。一冊一冊、凝っていて、本当に外れのない作家だと思います。 | ||||
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| あまり主人公やストーリーに共感できず、最後まで読まなかった。他の方のレビューを見たところ中高年の女性が共感されているようなので、男性はそこまでハマらないかもしれません | ||||
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| 読了後、すぐに風呂に入ったが全く温まらなかったのはこの本のせいです。 あらすじを知り興味を持ち読み始めました。 主人公はいけ好かないです。 ですがどうも読み進めるうちに俗に言う『ざまぁ』系の気配を感じ下世話な気持ちが早り、ページを捲る手が止めらません。 よくもまぁこんなつらつらと移り変わる心情や情景、会話が描けられるなと思い面白くて迎えるラストスパート。 山場を終え最後の最後。 冷水を頭からぶっかけられました。 いつからこの主人公が自分とは違うと錯覚していた? 憐れなるジョーン。そして私。 このレビューを読んでいる方が私と同じ感想を持つかは知りませんがいずれにせよむちゃくちゃ面白いのでおすすめです。 アガサ・クリスティ、友だちにはなれないけど読破したいなと思います。 | ||||
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| 原田ひ香の作品の登場人物がこれをベタ褒めしていたので読んでみました。なるほど。推理小説とは違うドキドキ感があって、人間の賢さとか豊かさとかのとらえかたについて、とても深い考察があると思いました。知らぬは本人ばかりなりかぁ。でもそれを見直すよりは、否定しないで埋没したほうがラクだったりもするのが人生ってもんなのかなぁ。怖い怖い。 | ||||
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| アガサ・クリスティのミステリ小説は実は一冊も読んだことがないのだが、殺人事件は起きないがとても面白いらしいというこの本のことをネットで見て、読み始めてみた。 特に事件といった事件も起きないし、せいぜい家族やご近所の噂話のようなレベルに留まる程度なのだが、ページを捲ればめくるほど、この頼りない語り手の粗のような部分が明らかになってきて面白い。 ただ、最初は読者にその語り手の実際の性格などが彼女の周りの人物とのやり取りで浮き彫りになるものの、それを本人がだんだんハッキリと自覚していく、というのが特段推理しなくても分かるレベルで明らかなのでそこまでミステリ的要素はないと思った。 | ||||
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| 主人公のほぼ回顧録なんだけど、よくもそれだけでここまで面白くなったなあと思った。 ちょっと旧字体が多いのと、言い回しも独特なので、すんなりと読むのが難しい部分もあったけど、 kindleのおかけでなんとか助かった^^; 単行本であったら、結構苦労したはず。 主人公の考えや人柄、また、客観的に見た主人公像というのも想像しやすかった。 | ||||
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| ものすごくムカつく主人公だけど、もしかして自分にもあてはまるのでは。。。 と考えさせられる。時々立ち返って読みたい作品。 | ||||
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| 「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」に続いて読了。先の二作とは趣が異なり、そもそもジャンルすら違った。あらすじもろくに読まない自分が悪いのだが、今は何とも言えぬ読後感に包まれている。 読み進めるうちに語り部ジョーンへの嫌悪感は募っていった。恐らく作者の意図通りの心理的な変化なのだろうと思う。読んだのが20代前半までならその感情は最後まで変わらなかっただろう。しかし30代も半ばに迎え、ジョーンの精神的に狭量な部分や弱さを一概に責める気にもなれず、夫ロドニーの態度も理解できる様な気がした。 | ||||
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| ラストが良いです | ||||
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