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春にして君を離れ
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春にして君を離れの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 61~80 4/12ページ
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| アガサ・クリスティーの代表作の一つ。 イギリスのある一人の婦人が、回想を通じて人生を振り返り、新たな気づきを見つけていく物語。 順風満帆に思われていた人生だが、他人を見下したり決めつけたりすることで自らを正当化し続け、実は自分自身が周りから疎まれる存在であったことに気づいていく。 時代も国も立場も、現代の我々とはかけ離れた存在でありながらも、読んでいて自身と重ね合わせてしまう部分が非常に多いと感じた。 回想を中心に描かれた物語であり、決して目まぐるしい展開があるわけではないながらも、読者にとって共感と気づきが得られる深い物語だった。 時代を越えて読み継がれる名作なだけあると感じた。 | ||||
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| 良き夫、子どもたちに恵まれた女性が、旅行先で自分自身を見つめ直し、自身の結婚生活の真実に気づく。 人も死なないし、ミステリーと言えるのかよくわからないが、こういうのもありかなと思った。ちゃんとどんでん返しがある。 テンポの良さはいつものアガサ・クリスティ。 変わり種だけど、なかなか良かった。 | ||||
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| 現代で言う「毒親」の主人公ジョーンが、世話を焼いていた家族から煙たがられていたことに気づくという話。 今ではこういった性格は育った環境によるという見方もあるため、夫のロドニーが指摘しない態度にスッキリしない人もいると思います。 自分の本性を自覚せずに人を傷つけていた主人公、それを明かさなかった家族、白黒つかない人間関係のミステリーということでしょうか。 ちょっと古い感じがしましたが、アガサに落ち度は無いので星5。 | ||||
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| 表題はシェイクスピアのソネットです。以下かなり意訳のうえに端折っていますが 春にして君を離れ…何物も私に夏を語らせることはできず…まだ冬のようだが、君はいない。私は君の影と遊ぶように、それらと遊ぶ。 と続きます。 裕福で優しい夫と三人の子供を持つ中年女性であるジョーンは、遠方で出産した末娘を見舞った帰り道で悪天候による足止めをくい、列車内でしばらくの間一人きりで過ごすことになります。 春にして家族を離れ、することもない車内で回想にふけるジョーン。やがて列車は動き出し、彼女は帰宅します。 私は…遊ぶ。ラスト数ページは圧巻です。 | ||||
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| 初めて読んだアガサクリスティがこれでいいのかという感じはしますが。 今でいう毒親とか、知的に問題のない自閉症とか、そういう人の頭の中がどんな感じになっているのかよくわかりますが、読んでいて疲れるし、まあ、かったるいよね | ||||
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| すべての結婚している女性に読んでほしい。結婚生活の自分を見直すために。 | ||||
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| キレイでした | ||||
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| どこかのレビューで、この題名を見つけたのですが、クリスティの上質な推理小説を求めた人には不向きです。 女のグチグチした独り言が最後まで続きます。 善意で自信にあふれた良妻賢母が、旅行で鉄道を何日も待たされる間に、(もしかして私って毒親? 毒妻?)って内省するお話です。 結婚前、子育て前の女性は、一つの参考として読んでもいいかな。 でもさー、子育て終えた女からすれば、何でここまで母親のことを馬鹿にされなきゃならないの、ってとこはあります。 子どもに尽くし夫を支える妻、 農場経営したかった~って夢見る中年オヤジの夫、 才気煥発な長女、 おちゃらけた長男、 どこにでもいる軽率な次女 こういう家族構成で、三人の子供を立派に育て上げた主人公ですが、 実は夫の夢を破ったのではないか、娘の気持ちを踏みにじったのではないか 自分は自分のことしか愛してなかったのではないか、と反省する。 自分の結婚&子育て生活は、独りよがりなものだったのではないか、と。 主人公を心の中で「何もわかっていない女」「可哀そうな女」と馬鹿にする夫と子どもたち。 主人公は、いろいろと反省したが、イギリスに戻ればやはり、自己中心的な妻に戻ってしまう。 っていうストーリーですが、お前らこの母親無しだときちんとやっていかれんかったんやぞ、と思いました。 夫は秘めた恋を内心で振りかざして、その女を勇気ある人として敬慕を抱き、主人公を見下していますが、お前なんか農場経営してもどうせ貧乏暮らしで後悔してたんやぞ、としか思えん。 女性が頑張って家庭を支えているのに、男は独りよがりで本当に胸糞。 | ||||
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| 自分の理想が正しいと信じて止まず、家族や友人ら他人にも否応なしにその考えを押し付けようとするKYおばさんの話。 読んでる限り、長所は外見だけ。50歳を目前に控えた現在も、夫の目からは28歳に見える。 こんな他人の話を一切聞き入れず、自分の主張を貫き通すような人が配偶者や親だったら本当に大変で不幸になると思った。 これから結婚を控えている人には、戒めにしてもらいたい一冊です。 | ||||
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| 毒親と気づいていない毒親のストーリーです。 自分の母親と被ります。 孫が産まれたことさえ知らせてもらえない親。 所詮その程度の存在というか、母親が自分の子供に 与える影響から守るための手段だと思います。 大好きな作品です。 | ||||
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| 読みやすい だれでもひとりだねー なんも企画のかめんどくセー | ||||
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| 作品としては大きな出来事は何も無い。ここには謎もなく、静かな失望と変化の難しさがあるだけ。アガサ・クリスティーの作品の中で特に好きな作品です。 1人になり、自分の生活を省みる時、今まで自分が送ってきた満ち足りた生活は他人の犠牲の上に成り立っているのではないか。アガサ・クリスティーの繊細かつ的確な人物描写の光る傑作でした。 | ||||
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| サスペンスではない夫婦の物語なのにこの上なくサスペンスフルな作品。一役買っているのが旅と砂漠で、こちらも私好みの要素です。クリスティファンならずとも虜になること請け合いの作品。表紙の写真にもグッときます! | ||||
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| ミステリの女王といわれるクリスティの純文学作家としての力量を垣間見る傑作。 職場でパワハラしている女性の大半がこの主人公(ジョーン)と同じタイプじゃないかと思いました。 「ジョーン、われわれ世の親たちが子どもに対して一体どういう仕打ちをしているか、考えてもごらん。お前たちのことはなんでも知っていると言わんばかりの態度。親の権威の元に置かれている力弱い、幼い者にとって、いつも最上のことをしている、知っているというポーズ。むろん、必要上やむを得ぬことといえばそれまでだが。一種の奴隷じゃないか、彼らは。われわれの与えるものを食べ、着せるものを着、われわれの教え込むことをしゃべる。われわれの与える保護の代償としてね。」 「安易な考え方をしてはなりませんよ、ジョーン。手っ取り早いから、苦痛を回避できるからといって、物事に皮相的な判断を加えるのは間違っています。人生は真剣に生きるためにあるので、いい加減なごまかしでお茶を濁してはいけないのです。こんなことをいうのは、ここだけの話だけれど、あなたには少々自己満足の気味があるからです。自分のことばかり考えずに、他の人のこともお考えなさい。そして責任を取ることを恐れてはいけません。人生は不断の進歩の過程です。死んだ自己を踏み台にして、より高いものへと進んで行くのです。痛みや苦しみが回避できないときもあるでしょう。そうした悩みは、すべての人が早晩経験するものなのですから。あなたがそれを知らずに終わるなら、それはあなたが真理の道から外れたことを意味するのですよ。」 | ||||
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| バグダッドの娘宅からロンドンへの帰途に足止めになった上流階級の主婦が暇に任せて自分や自分の周りの人々について想像を巡らす。100ページ読んでも何も展開がなく、これはおかしい?と思ってネットで書評を見ると推理小説ではないと判明。期待していた小説でないと分かり止めた。そして誰もいなくなった、復讐の女神、のような謎が謎を呼ぶワクワク感がない。この小説が悪いとは言わないが、クリスティに期待するものでは全くなかった。 | ||||
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| "『そう、ぼくがいる』とロドニーはいった。けれども彼は自分の言葉の虚しさに気づいていたのだった。君はひとりぼっちだ。これからもおそらく。しかし、ああ、どうか、きみがそれにきづかずにすむように"1944年発刊の本書は"ミステリーの女王"が別名義で執筆したロマンチック・サスペンス。 個人的には著者の代表的な推理小説『オリエント急行殺人事件』『そして誰もいなくなった』は映画化作品も含めて子ども時代から楽しませていただいていたのですが。別名義、メアリ・ウェストマコットとしての作品は未読だった事から【シェイクスピア引用が印象的なタイトル】の本書を手にとりました。 さて、そんな本書は一応はヒロイン?であるジョーン。優しい夫、よき子供に恵まれ(自分の正しい選択の結果)【理想の家庭を築き上げた】と満ち足りている彼女が娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で足止めされる中、これまでの人生に向き合っていくのですが。 誰も死なないし、ある意味で特別な事は何も起きない(少なくとも外部的には)本書。主人公と年代が近い【人生の午後世代の私にとっては】また同じく、どちらかと言えば保守的な価値観、つまり【社会一般として恥ずかしくない生き方を選択しなさい!】と育てられてきた1人としては、夫のロドニーの一見優しくも冷徹なセリフに代表される家族との絡みがぐさりぐさりと刺してくる感じがあって【面白くも痛さや哀しさが同居する】複雑な読後感でした。 また、あとがきを56歳と若くして亡くなった『グイン・サーガ』等で知られる、栗本薫が書いているのですが。こちらも久しぶりに懐かしい名前を見たな。と不思議な再会をしたような感覚があって印象的でした。 これまで他人から見ても『理想の人生を歩んできた!』と思いつつも、内心で不安を感じている中年世代以降の方へ。また推理小説以外の著者作に興味を覚えた方にもオススメ。 | ||||
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| アガサクリスティーといえばミステリー小説ですが、この本はミステリーではありません。 いや、ある意味ミステリーかもしれません。 主人公が家に帰る旅の途中に今までの人生についてあれこれと考えます。 詳しくはここには書きませんが、自分の人生について深く考えさせられました。 | ||||
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| 初めてAudibleで視聴した記念すべき一冊。翻訳の評判の良さから思わず試聴してみたのでした。 9時間もの長い朗読をご年配の女性と思われる方が一人で演じ切っており、とても楽しかったです。 今後この分野は需要が増えるのではないでしょうか。作業しながら聴くことが出来たので一気に読了しました。 中年女性の主人公の皺ひとつない若さは彼女の未熟さを表しているのだけど本人はそのことに気づかない。自分の人生の成功と幸福のおかげだと思っていて、苦労の多い女性たちの老化を哀れみ心の底で蔑んでいる。 一方夫はその女性たちの精神の自由を感じ取れる感受性を持っていて、およそ主人公と釣り合わないのだけども、最後のエピローグではやはり夫婦は似た者同士、共犯者であることを思い知らされる。 主人公はどこにでもいる極めて普通の女性だと思う。自分の献身が家族を守り貢献していることを信じて疑わない。どちらかというと夫の方に英国人らしいシニカルさを見てしまう。主人公は優越感によって自分の人生を肯定しているけども、夫の方も妻を軽蔑し娘たちを味方につけ妻が軽蔑する相手に価値を見出し密かに裏切ることで、妻に対して「優越感」を感じている。似た者同士の夫婦だと思うのだ。 そう考えると、最後の最後の主人公の選択も、致し方ない気もする。既に出来上がった共犯関係を妻の改心によって崩すことを、夫は本心から望んでいただろうか?今更それはもう遅すぎる。ならば共犯関係を継続する。それも一つの夫婦の形とも言えないだろうか。 これは離婚前のアガサの真実だったのだろうか? 登場人物がある状況を共犯的に作り出すのは「オリエント急行殺人事件」を思い出した。 他にもこの夫婦がよく似ていると思われるのは、互いの思い込みの強さで、それは妻だけではない。レスリーの息子の件では、夫の人の良さだけでなく、妻にも一分の理があることがよくわかる。結局この夫婦は両方とも自分に都合のよい物しか見ておらず、見ている物が違うというだけなのかもしれない。どちらにも非があり分があるエピソードや構成力はアガサの人間観察の鋭さでさすがだなと思った。主人公の内面描写も翻訳のよさもあって素晴らしく、ここまでつらつらと自分の内面の真実に向き合える聡明な主人公がこれまで一切周囲の機敏に気づかず独善的だったというのが矛盾に感じられるほど(笑)真に迫った心理描写は、アガサの独白にも聞こえた。 | ||||
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| 一気に読みました。 登場人物像が画一的で、作者のテーマに誘導される設定だと思いました。 はじめから作者の意図が見え透いていて、手の内がわかりすぎました。 どこかでどんでん返しが待っているのか待っていないのか・・その点だけにサスペンスを感じました。 しかし どんでん返しも無く、ラストも予想通りで・・ ミステリ作家の心理小説としては、このように描くことが限界なのでしょうか。 良妻賢母を自負する裕福で傲慢な専業主婦(存在するとして)を反省させたいのなら ある程度は成功したかも。 | ||||
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| 電子書籍は初めてでしたが 読みやすいです。 次回も利用を考えています | ||||
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