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神々の山嶺



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神々の山嶺の評価: 4.46/5点 レビュー 172件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 41~60 3/9ページ
No.132:
(2pt)

難しい

描写された風景をイメージしながら読むのが、難しい作品ですね。
映画が楽しみです。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.131:
(5pt)

すげえぞ、これ。

コミックの方を読んで、これだけ面白いなら小説はさぞ面白かろうと思い……。
期待以上。
いや、想像の範囲を軽く飛び越えてきよった……。

なんというか、小説という情報量の極限まで絞られた媒体だからこそ出てくる緊迫感というべきなのか、羽生の鬼気迫る感じとか、山での孤独感とか、いろいろな空気感がビシビシと心に響いてくる。
文章に攻撃されている感じ、とでも言うべきか。

しかし、夢枕さんの書く男の人は、本当にカッコイイですね……。
下巻も合わせて一気に読んでしまいました。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.130:
(5pt)

登山の意味

エヴェレスト。言うまでもなく、世界で一番高い山である。登山家なら誰もが一度は挑戦したい山であろう。

本書はまず、エヴェレストの登山シーンから始まる。この男(深町)は、エヴェレストに挑戦しているのだ。それは、「あいつ」に出会ってしまったからだという。

カメラマン、深町誠。クライマーとしての経験もある。彼は、エヴェレスト遠征に同行したのだが、その遠征は失敗した。しかし、深町はカトマンズであるカメラを発見する。それは、ヒマラヤ登山史上、最大の謎を解くカギである。そこで彼は出会ったのだ。「あいつ」-羽生丈二と。羽生丈二は伝説のクライマーだった。そして、深町は羽生のことを調べ、だんだん羽生に興味を持つようになっていく。

山岳小説を読むと、ある疑問を持たざるを得ない。なぜ人は山に登るのだろうと。有名な登山家、マロリーは「なぜエヴェレストに登りたいと思ったのか?」と聞かれて「それ(エヴェレスト)がそこにあるから」と答えたそうだ。この言葉だけでは理由として納得できないのだが、結局人は未知のもの、まだ達成していないことに挑戦してみたい性(サガ)があるのかもしれない。未達成のものに対するチャレンジ精神。それが人類を進歩させてきたとも言える。登山家にとって山登りは、単なる仕事ではなく、命を賭けた自己実現、ひいては人生そのものだとも言えるだろう。

さて、深町は日本に戻ったのだが、そのカメラを追って再びネパールに行く。そこで、事態は複雑になっていき、誘拐事件まで起こる。そんな中で、羽生が目指していたのはエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂だった。山についてはよく知らないが、どうやら達成すれば登山史に残るものすごいことらしい。

エヴェレストという高山に挑むのは簡単ではない。寒さとの戦い、高山病との戦い、雪との戦い・・・
これらに打ち勝った者のみが登頂という栄冠を勝ち取ることができるのだ。もちろん、運も必要である。

この小説のメインは何といってもエヴェレスト登山の場面である。技術、体力、山での経験は言うまでもなく、高度順応、万全な体調、エヴェレストの地理・天候を熟知し、そして運が味方してくれて、初めて冬のエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂が成功する可能性が出てくる。

羽生丈二は、普通の感覚で考えれば山のせいで道を踏み外したのかもしれないが、その山に救われてもいたのだ。彼には山しかなかった。そして、羽生には山に対する情熱があった。燃えたぎるような情熱が。

そして、羽生の挑戦が始まる-。結果は読んでのお楽しみだが、その過程は実に過酷である。読んでいると、また同じ疑問が出てくる。なぜ人は山に登るのか、と。深町が羽生の後を追いながら、なぜ山に登るのかという疑問は、なぜ生きるのかという質問と同じだと考える。どちらも、容易に答えの出る疑問ではない。それでも、羽生丈二は登り続けていく。彼にしか出せない答えを抱えて・・・

登山という行為について考えさせられる、読みごたえのある作品である。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.129:
(5pt)

登山の意味

エヴェレスト。言うまでもなく、世界で一番高い山である。登山家なら誰もが一度は挑戦したい山であろう。

本書はまず、エヴェレストの登山シーンから始まる。この男(深町)は、エヴェレストに挑戦しているのだ。それは、「あいつ」に出会ってしまったからだという。

カメラマン、深町誠。クライマーとしての経験もある。彼は、エヴェレスト遠征に同行したのだが、その遠征は失敗した。しかし、深町はカトマンズであるカメラを発見する。それは、ヒマラヤ登山史上、最大の謎を解くカギである。そこで彼は出会ったのだ。「あいつ」-羽生丈二と。羽生丈二は伝説のクライマーだった。そして、深町は羽生のことを調べ、だんだん羽生に興味を持つようになっていく。

山岳小説を読むと、ある疑問を持たざるを得ない。なぜ人は山に登るのだろうと。有名な登山家、マロリーは「なぜエヴェレストに登りたいと思ったのか?」と聞かれて「それ(エヴェレスト)がそこにあるから」と答えたそうだ。この言葉だけでは理由として納得できないのだが、結局人は未知のもの、まだ達成していないことに挑戦してみたい性(サガ)があるのかもしれない。未達成のものに対するチャレンジ精神。それが人類を進歩させてきたとも言える。登山家にとって山登りは、単なる仕事ではなく、命を賭けた自己実現、ひいては人生そのものだとも言えるだろう。

さて、深町は日本に戻ったのだが、そのカメラを追って再びネパールに行く。そこで、事態は複雑になっていき、誘拐事件まで起こる。そんな中で、羽生が目指していたのはエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂だった。山についてはよく知らないが、どうやら達成すれば登山史に残るものすごいことらしい。

エヴェレストという高山に挑むのは簡単ではない。寒さとの戦い、高山病との戦い、雪との戦い・・・
これらに打ち勝った者のみが登頂という栄冠を勝ち取ることができるのだ。もちろん、運も必要である。

この小説のメインは何といってもエヴェレスト登山の場面である。技術、体力、山での経験は言うまでもなく、高度順応、万全な体調、エヴェレストの地理・天候を熟知し、そして運が味方してくれて、初めて冬のエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂が成功する可能性が出てくる。

羽生丈二は、普通の感覚で考えれば山のせいで道を踏み外したのかもしれないが、その山に救われてもいたのだ。彼には山しかなかった。そして、羽生には山に対する情熱があった。燃えたぎるような情熱が。

そして、羽生の挑戦が始まる-。結果は読んでのお楽しみだが、その過程は実に過酷である。読んでいると、また同じ疑問が出てくる。なぜ人は山に登るのか、と。深町が羽生の後を追いながら、なぜ山に登るのかという疑問は、なぜ生きるのかという質問と同じだと考える。どちらも、容易に答えの出る疑問ではない。それでも、羽生丈二は登り続けていく。彼にしか出せない答えを抱えて・・・

登山という行為について考えさせられる、読みごたえのある作品である。
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
408747223X
No.128:
(5pt)

思わず泣いてしまった。

「ネタバレあり」

下巻の最後に羽生は世界で最も難しい登山を成功させていたことがわかる(最悪の形で)。
その時、深町が「やったのだな、羽生よ。」というセリフがあるのだが、
読んでいて思わず涙をこぼしてしまった。
屈指のスキルと情熱をもっていながら最後まで報われなかった羽生がどのような気持ちで力尽きたのかを考えると胸が熱くなる。
とてもいい作品だと思う。
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
408747223X
No.127:
(4pt)

山岳小説としては面白くて思わず、夜更かしして読んでしまいまいした。

山岳小説としては面白くて思わず、夜更かしして読んでしまいまいした。 モデルと、映画の阿部さんがおもわずはまり役なので映画が楽しみです。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.126:
(4pt)

山岳小説としては面白くて思わず、夜更かしして読んでしまいまいした。

山岳小説としては面白くて思わず、夜更かしして読んでしまいまいした。 モデルと、映画の阿部さんがおもわずはまり役なので映画が楽しみです。
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
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No.125:
(5pt)

こちら集英社版を買いましょう。

後出しの角川版はタイトルを変えてしまってる。
当初からの愛読者達に対する冒涜です。
「神々の山嶺」は既に作者の獏さんや出版社だけのものではないのだから。
改題するなら映画だけにしといてほしいよ。
表紙カバー装丁もこちらの方が無骨で良い。
確か最初の単行本と同じ写真のような・・・(単行本、人に貸して無くなってしまった( ; ; ))

それにしても実在したマロリー氏とこの作品の相関は凄すぎます。
1997年に「神々の山嶺」が世に出て、その2年後に何があったか。
獏さんはまさに本作で「永遠に解けぬロマン」を描ききった。
「マロリーはヒラリー卿の29年前にエベレストに世界初登頂してたのか否か」という永遠のロマンを。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.124:
(5pt)

男たちの物語

登山経験のほとんどない女性の私が読んでも(登山用語を知らなくとも)、全く問題ない素晴らしい作品だった。
山を取り巻く男たちの壮大な物語である。

ひっかかった言葉をノートに書き写しながら読んだのだか、読み終えてからそのノートを見ると、生きることとは何かを考えられずにはいられなかった。
山に登っている間に考えること。なぜ登るのか。
なぜ生きるのか。生きている間に考えること。
私だけではなく、現代に生きる人が抱える何かしらの虚無感や思考、問題に訴えるのかもしれない。

しかし、そこまで重いわけではなく、超大作ではあるが一気に読めてしまう。
エヴェレストから見る空を実際に見たくなるほどの描写もあり、お気に入りの作品となった。
歳を重ねた数年後に再読したいと思う。
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
408747223X
No.123:
(4pt)

高かったけど…その分物はよかった!

中古品の割に値段が高かったが、高いだけあって物の状態は良かったです!これで物があまりいい状態でなかったらぼったくられた~と思うとこだけど、値段が高いので状態良くて当たり前か!って感じでした!!
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.122:
(5pt)

映画の前に小説を是非

私は登山をやりますので、その評価です。かなり本格的な山岳小説。フィクションだとリアルさに欠ける山岳小説もありますが、これは実際にあった話が織り交ぜてあるのでリアル。自分も参加してるような、、ネパールに入ってるような気分になりました。仕方ないことですが、マロリーの遺体が発見される前に出版されてますので、今と考えが少し違いますがそこは小説。登頂したか否かに関しても同じく。そこを補完して読むとまた楽しめたりします。厚めの文庫本ですが、引き込まれるのですぐに次が読みたくなり気づけば下巻に手が伸びてました。登山を全くやらない人間でも解説が入ったり、分かりやすい表現を使ってるのでオススメできます。マロリーとエベレストの歴史をwikiっとくとより楽しめますよ。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.121:
(5pt)

良い商品でした

とても良い状態の商品でした。 値段の設定も良心的で、満足しました。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.120:
(1pt)

期待外れ

なんで評価されてるのかさっぱり分からないほど面白くなかった。 「カトマンズの裏街でジョージ・マロリーのカメラを手に入れる」というあらすじに、つい興味をそそられ本を手にしたのが大失敗でした。 ミステリアスな展開などは、まったくなく、ストイックな登山家の人生をダラダラと描いてるだけの作品でした。 ミステリーを期待している方は絶対に購入しないことをお勧めします。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.119:
(5pt)

とても良い

2016年3月に映画化されると知り、図書館で探したが無く、古本屋に探したら、やはり在庫が無くてアマゾンで探したら、在庫があって、しかも、ほぼタダみたいな値段だったので即決で購入した。  注文してから、数日で家に届き、しかも本がきれいだったので満足です。 本の内容も良いです。
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
408747223X
No.118:
(5pt)

山屋の物語というよりも人の生き様

この作品が映画化されるということで購入した
完全なるミーハーだけども、
予想以上の面白さですぐに読み終えてしまった。
主人公の深町に、対照的な登山家である羽生と長谷。
なによりも羽生の生き様が不器用で我儘ではあるけども
筋が通っているというかこだわりがあって
なかなか面白い人物。
下巻が楽しみである。
神々の山嶺(上)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上)より
4087742954
No.117:
(5pt)

山岳関係の小説の中では一番好きな作品です。

エベレストの映画を見てから山岳関係の本を読みあさったのですが、文句なしで面白かった作品です。 もともと、読むのはそんなにはやくないのですが、面白すぎて上下巻を通して三日で読みきってしまいました。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.116:
(5pt)

すばらしい作品でした

夢枕さんといえば陰陽師とか、霊的なものばかりなのかと思っていましたが、大間違いでした。 この作品は傑作です。 アウトドア好きであれば、必ず読むべきでしょう。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221
No.115:
(4pt)

山に生命をかける男たち

今まで山岳小説を読んだことはなかったけども 初めてのそれがこの小説で良かった気がする。 下巻は羽生と深町のエベレスト登頂に焦点を当てたストーリーで 上巻の面白さとはまた違った面白さがあって一気に読み終えてしまった。 まさか深町までエベレストの単独登頂に挑戦するとは思わなかったけども それも羽生との出会いがあったからこそ。 羽生の生き様はただただかっこ良かった。
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
408747223X
No.114:
(5pt)

名作

あっと言う間に読み終えました。 あとがきのとおり、参りましたーー
神々の山嶺(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(下) (集英社文庫)より
408747223X
No.113:
(1pt)

参考?引用?コピペ?

高評価のプレビューだけ読んで飛びついてしまいましたが、ある程度この分野の本を読んでる方なら、??と思うはずです。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神々の山嶺(上) (集英社文庫)より
4087472221

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