■スポンサードリンク
神々の山嶺
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
神々の山嶺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全172件 161~172 9/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小生、山登りはしない。夢枕獏も読んだことはなかった。 しかし、この本はすごい。 登山のリアルな表現。そして、目の前で動いているかのように錯覚する登場人物たち。まるで自分がネパールの街を歩き、ヒマラヤのベースキャンプで風のうなりを聞いているかのような気分にさせられます。 マンガで興味を持たれた方には、ぜひ原作を読むことをお勧めします。 また、読書好きの方には「夢枕獏」ということで先入観を持たれませんように。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫2巻とはいえ、かなり分厚くテーマも重いのですが、一度手にとってからはあっという間に最後まで読んでしまったという感じです。練りこまれたプロット。地に足を踏まえた確かな描写。読めば読むほど、その世界にぐんぐん引き込まれていきます。登場人物たちの心の動きや行動は異常な面もあるのでしょうけれども、それでも人間として共感してしまう、引きずられてしまうところがあって、気が付けばひとりひとりの、イメージが心の中にくっきりと刻み込まれてしまいました。エベレストがどうしてそんなに特別なのか、そもそも山に登ったり、氷の壁を踏破することにあれほどとりつかれてしまうのか、不思議なことなのですが、それでも、これを読めば私のように冒険心などかけらも持ち持ち合わせていない人間にでさえ、一緒に彼らの人生を生きている気分にさせられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
心の中にひりひりするものを抱えた男たちの物語。ひんぱんな改行といういつもの夢枕獏の特徴は備えているものの、独特の擬音語、擬態語は影をひそめていて、それだけにストイックな雰囲気がよく出ている。神に祈るために自分の曲芸を捧げる、という話があるが、山に登るという行為も、そのような文脈で語られる。だが、その神は、一般的な信仰の対象としての神ではなく、「生きる」ことそのもののような。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋でなにげに下巻を手に取ってパラっとページを開いたとき「文の並び」が通常の小説と違っていたので購入したのですが、「熱い物語」を求めている方は是非!!!本のあとがきで筆者自身が「これ以上の山岳小説は存在しないでしょう。」というようなことを書いています。実際本を読んでみると「そうかもしれない」と思えること間違いなし。拍手!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋でなにげに下巻を手に取ってパラっとページを開いたとき「文の並び」が通常の小説と違っていたので購入したのですが、熱い物語を求めている方は是非読まれることをお勧めいたします。本のあとがきで筆者自身が「これ以上の山岳小説は存在しないでしょう。」というようなことを記しています。実際読んでみると「そうかもしれない」と思えること間違いなし!の作品です。拍手!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本はココロに鬼が棲む男の話である。その孤独と自らで律する事の出来ない情熱を描いた本だ。命懸がけで生きなければ、生きられない、そんな男の話である。そんな男が周辺に居たなら、大抵の人は彼を排斥し、理解することも無く、ただ、鬼と人でなしと呼ぶだろう。これは山岳小説ではなく、一人の天才の孤独と狂気のような情熱、苦しみながらも全てを捨てねばならない男の壮絶な生の物語である。男が意味の無いことに熱中するそんな欺瞞はここには無い。それは男だからではなく、羽生丈二だからこそ出来ることだ。そんな生き方が彼以外の男に出来る訳が無い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夢枕獏の小説は、かなりの数を読んでいますが、これはベストではないかと思います。情景描写の迫力、人物描写の深さ、半端な濃さではありません。 本当にかっこいい男の物語です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はこの本を読んだ時、まず最初に自然の厳しさを改めて実感しました。それと同時に自然の素晴らしさ、人間同士の情熱などを感じる事が出来ました。この本は最初から 最後まで興奮が冷めない素晴らしいものだと思います。 ぜひ皆さんにも読んで頂きたい一冊です。 私もこの本を読んで、登山というものに本気で挑戦したくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マロリーはエヴェレストの頂上を踏んだのか?羽生はどうだったのか?山にかける、男たちの情熱やロマンが伝わり、とっても読み応えがあった。と同時に、山に登ることを趣味にしている私には登山の厳しさを改めて感じた。自分自身の山に対する姿勢を見つめなおす意味でも、ぜひ登山をする人に読むことをお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伝奇小説の夢枕獏が、看板の伝奇をかなぐり捨てて、どこまでもリアルを目指したファンタジー。 「人は、誰でも、自らの夢のために、野垂れ死ぬ権利を持っている」 獏さんがデビュー当時から書き続けてきたこの言葉、やっと、等身大の言葉として心に響く作品に出会いました。 様々な賞を受賞して、多くの人が読んでいるので今更ですが、私の中のとっておきです。 迷っている人は、是非読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
40代、50代の普通の登山家がエベレストに挑戦する。それが失敗に終わり、ネパールに滞在中に一つのカメラを発見する。それをきっかけに、「そこに山があるから」で有名なイギリスの登山家マロリーが、果たしてエベレストの頂上に到達していたのか、いなかったのかのあたりから話が始まる。その後、羽生、長谷の山に対する挑戦の競り合いから、羽生のエベレストに対する未踏壁からの挑戦、それを追いかける写真家の深町へと話が展開していく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
40代、50代の普通の登山家がエベレストに挑戦する。それが失敗に終わり、ネパールに滞在中に一つのカメラを発見する。それをきっかけに、「そこに山があるから」で有名なイギリスの登山家マロリーが、果たしてエベレストの頂上に到達していたのか、いなかったのかのあたりから話が始まる。その後、羽生、長谷の山に対する挑戦の競り合いから、羽生のエベレストに対する未踏壁からの挑戦、それを追いかける写真家の深町へと話が展開していく。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!