■スポンサードリンク


幻の女



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))
幻の女〔新訳版〕

幻の女の評価: 7.89/10点 レビュー 9件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.89pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

名作ミステリーの実力を見た一冊

面白くて夢中で読みました!殺人の時刻に一緒に過ごしていた女性。自らのアリバイを証明してくれるはずなのに、何故か誰も見ていない。でも自分の記憶では一緒に過ごしていた記憶が。謎の掴みはバッチリ。この謎を作者はどうまとめるのか?ワクワクして読みました!訳も上手くすっごく引き込まれ、もう途中からはこの本の結末も知らないうちに、この作家の他の作品も読みたくなるほど。そしてこの犯人!凄い伏線の張り方です。さすが名作ミステリーと言われる実力の書でした。

タッキー
KURC2DIQ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

やっとこ、さっとこ、つかまえた♪

妻の殺害容疑をかけられた男のアリバイを唯一証明するのは、その日一夜限りを一緒に過ごした名も知らぬ女。
しかしその女のことを第三者は誰も「そんな女は見ていない」と証言し、女の存在はまるで幻のように消えてしまう。
死刑の判決を受けた男を救うため、彼の親友が立ち上がり「幻の女」の行方を追う……

有名な海外古典の中ではクリスティ作品と並んで抜群の読みやすさだと思います。
無駄の無い緊迫感のある展開の連続、意外な犯人と驚愕の真相。
時代を超えて読み継がれるべき名作でしょう。

私が読んだのはハヤカワ文庫版ですが、日本語訳もセンスが良かったと思います。
ようやく幻の女の足取りを掴んだ時の「やっとこ、さっとこ、つかまえた。やっとこ、さっとこ、つかまえた」が秀逸ですね。




▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マリオネットK
UIU36MHZ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

秋の夜長に

読みたい本の1つです。
多少急いで読んだせいか、もう一度ゆっくりと味わいながら読んでみたい。
物語の展開よりも、最初からじっくりと読み返したい本です。
最近読んだ本の中で、実際にもう一度読み返したのは、「ハンニバル」と「哀しみのイレーヌ」だけ。
ゆっくりと文章を楽しみたい本って、やっぱりあるんですよね。


ももか
3UKDKR1P
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

幻の女の感想

濡れ衣を着せられて、死刑判決を受けた男。
死刑が執行されるまでに、頼れるのは親友と愛人のみという状況に、男の運命は?
濡れ衣着せられ、しかも、死刑判決が出るなんて耐えられないなぁ。

松千代
5ZZMYCZT
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

幻の女の感想

冒頭の一文から作品世界に引き込まれます。
古典ですが古さを感じさせない展開、タイムリミット系の走りだという事ですが
今読んでも面白い!

妻殺しの容疑をかけられた夫。妻が殺害された時間にバーで初対面の女と過ごして
いたと主張するものの、その女が見つからない。女と過ごしたバー、レストラン、劇場に
警察と赴き女の存在を立証しようとするが、誰もそんな女は見ていないと証言する。
結果アリバイを証明できず裁判で有罪になり死刑を待つ身となる夫。
死刑執行前に夫を救うべく親友の一人が女を探し奔走する。
果たして幻の女は見つかるのか?・・・というお話。

正直クライマックスは油断してました。
読んでいる間は、女が見つかるのかに焦点がいってしまっており、まさかの
どんでん返しにはビックリ。勘の良い方は分かるでしょうが自分はまだまだです。
訳者の力も大きいでしょうがエスプリの効いた文章も味わい深く
良い読書時間を過ごさせてもらいました~

コタロウ
8YIL7DEH

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!