城代家老の“御意討ち”を命じられた新八郎は、直に不正を糺すが、逆に率直な説明を受け、初めて真実を知る。
1996年2月から1996年3月に、公開された小説が 114件見つかりました
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城代家老の“御意討ち”を命じられた新八郎は、直に不正を糺すが、逆に率直な説明を受け、初めて真実を知る。
暑熱去らぬ夏の夜道,「ロンドンに行きたい」と声をかけてきた白ずくめの女.絵画教師ハートライトは奇妙な予感に震えた-.発表と同時に一大ブームを巻き起こし社会現象にまでなったこの作品に...
平凡なサラリーマンのささやかな願いが、ふとしたきっかけで日常の亀裂に飲み込まれる恐怖を描く名作『地下鉄御堂筋線』をはじめショートショート界の鬼才が放つ選りすぐりの怪作70篇。
鬼怒川沿いの大きな宿場町、阿久津。行き交う多くの人々で賑わいを見せているが、何かと事件も多い。
京都で旅行会社に勤める桂木美也子は、ある夜、福岡の医師グループを祇園の舞妓ツアーに案内し、そこで知り合った青年医師の名木裕介に好感を抱く。
私の目の前に“私”がいた。そのもうひとりの“私”は、全身に憎悪の炎をたぎらせて、真正面からにらみつけている。
うだつの上がらない弁護士のヘンリーは、ある日、日頃から憎々しく思っている醜い妻を毒殺する決心をした。
リスルを悪の世界に引き込んだ青年レイフは、かつてビルの教え子ダニーを惨殺した謎の女サラと瓜二つだった。
優しさもせつなさも、生きるための大きな恵み。小さかったあの頃のピュアな思いを呼び起こす、大人のためのファンタジー集。
死の床にある父に古びた十字架を示され、これをジュネーブに亡命中の元ソ連反体制指導者、ウォルコフ教授に渡してほしい、と遺言されたルーシー。
鉄壁の防犯設備を誇る鎌倉・山ノ内の大豪邸で、大型電器店チェーン社長の錦織達広が誘拐された。
十数年ぶりに幼馴染みと出会い、愛欲の炎が再燃した瑛子は、資産家だが性倒錯者の夫に殺意を抱く。
資産家の若き未亡人・桜井淳美がわずか一歳のとき、生まれ故郷の能登島にある黄金屋敷と呼ばれる豪邸で、使用人を含めた一家七人が、斧を首に打ち込まれて惨殺される猟奇殺人が起こった。
“代言人”と言われていた明治の弁護士・落合源太郎は、祇園新地の芸者・鈴吉から幼友だちの秋岡せつが行方不明となっているので探してほしいと頼まれる。
“見知らぬ男が、見知らぬ家で自殺する”―名古屋は中川区の一角で、どえりゃー事件が発生した。
愡れた女の数だけ無理難題を背負い込む男・柚木草平は、時に探偵の依頼もこなす元刑事のルポライター。
スイスに旅行中の行天燎子警部補が誘拐された。仕事も家事も忘れ、観光を楽しんでいた行天燎子と柊春子がなぜ事件に…。
家族の絆に亀裂を入れたあの女が憎い…顔に醜いあざがあるためドリーは人づきあいを嫌い、母亡き後、父と弟の世話に喜びを見出してきた。
十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。
警察内部の暗闘に翻弄される悪徳警官クライン。狂おしく暴走する病んだ魂を悪夢のような文体で描破した異形の傑作。
サム元警視のもとを訪ねてきたのは、色眼鏡をかけ髭をまだらに染めた異様な風体の男だった。
妻を事故で失い、札幌を離れ、上富良野の森林作業員となった尾高健夫。悪夢から一年後の夏。
灼熱の太陽に喘ぐパリが漸く黄昏れた頃、不意にカケルを見舞った兇弾―その銃声に封印を解かれたかの如くヨハネ黙示録の四騎士が彷徨い始める。
微禄の若者小森又十郎は、辛夷の花のようだと憧れていた首席家老の娘の再婚相手に指名され、夢見心地。
熱烈な清張ファンを自任する作家が一人で全巻を編集するいま最高に面白い小説選集。政治的謀略か、狂気による被害妄想か。
恭国は、先王が斃れてから27年。王を失くした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。
「蛍の河」で第46回直木賞を受け、以来、悲しき戦記の数々を発表、その一作一作で戦旅に生き永らえた者の宿業を果たしつつ、兵隊という名の悲しき人間の生と死と愛と憎しみとを、戦場の点綴の中...
「ぼくは…無罪です」花谷は叫んだ。取調べ中、犯行を自白した彼は今、一転して法廷で全面否認したのだ。
発展しつづける科学が、悪魔の道具となった時、世界は『BLACK OUT』と化した。1999年、某日―。
健気に生きながら逆い難い運命に翻弄される女たちの、宿命的なまでに哀して生き様を江戸の貧しい市井を背景に描く。
葛飾の路地で寄り添い暮した長屋の面々がそれぞれの悲しみと別れを乗り越えて今年もまた、春野家の当主の命日に集う―下町を舞台に人々の哀歓を謳った長篇小説。
京都市の北郊・氷室町で、若い女性の殺人死体が発見された。どこか別の場所で殺され、遺棄されたらしい。
ヘイドンのもとに青年時代の父を描いた絵の写真が屈いた。緑の瞳の美女の写真が続き、不審な写真が次々に送られてきた。
ミステリーの王道ともいえる本格物をトリック別に分類したアンソロジーの第三弾は、殺人になくてはならない“凶器”のトリック集。
仁科優子は娘の高校受験の便宜を図ってもらうために志望校の学務部長と性的関係をもつが、性病を移されたために夫に不倫がばれ、相手は娘の家庭教師の南佐一郎だと嘘をついてしまう。
都内の大邸宅の離れを借りて住みはじめた二人のOL・祥子と美加。しかし美加は不慮の事故で帰らぬ人に。
瀬戸内に浮かぶ流島で発見された凄惨な首なし死体。首から上には奇怪なマネキンの頭が…。
八丈島南方洋上で捕獲されたヨシキリザメの胃から、人間の左手が発見された。検死の結果、暴力団員横堀好男のものと判明。
1936年7月に始まったスペインの内戦で、外人部隊に身を投じた日本人義勇兵・ギジェルモこと佐藤太郎。
美奈子は、温泉でのんびりお肌ツヤツヤにしようと、知人の不動産会社の保養所へ。ところが、社長の遺体が露天風呂で発見された。
日美子は鎌倉・二階堂の豪邸に住む旧友、小栗田沙織から突然の電話を受けた。妹の愛が何者かに縛られ、滅多刺しにされたという。
京都府警本部に事件の予告電話。現場は縁結びで有名な知恩院の濡れ髪明神境内―画商の殺害死体。
元警官のラリー、敏腕セールスマンのハンク、パイロットのエディー、貴金属ディーラーのドンの四人は親友だった。
ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。
嵐の朝、「おくひだ1号」の運転士は、あるべき場所に駅がなく、線路まで消えていることに驚く。
呼吸するように本を読む主人公の「私」を取り巻く女性たち―ふたりの友人、姉―を核に、ふと顔を覗かせた不可思議な事どもの内面にたゆたう論理性をすくいとって見せてくれる錦繍の三編。
新婚旅行の思い出をたどるため―銀婚式を迎えた野々村省三・文恵夫妻は、二十五年前と同じく、能登へと旅立った。
北アルプス・常念岳へ独り向かった重村保輔が消息を絶った。衣類やメモが発見されたものの、姿は見えない。
「ファンスラー先生、精神科のよいお医者をご存じですか」美人大学院生ジャネット・ハリソンが助けをもとめた相手は、英文学の教授ケイト・ファンスラーだった。
長期休暇中のケイト・ファンスラーと夫のリードは、スカイラー大学のロー・スクールで授業をうけもつことになる。
全米各地で動機のまったく不明な殺人事件が続発していた。被害者は赤ん坊から老人まで多岐にわたったが、手口は共通していた。
ロサンゼルス郊外の田園地帯に、カレンは幼なじみの農業主と再婚するため二人の娘と共にやって来た。
絶海の孤島から不死身の怪人・髑髏検校が江戸に潜入、夜ごと、生き血を求めてさまよう。侍女ふたりもまた吸血鬼だ。
名門私立高校の教師を勤める37歳の峯岡は、平穏すぎる日常とマンネリ化した夫婦の性にものたりなさを覚え、抵抗する妻を強引に説得し、夫婦交換に参加した。
国有地払い下げにからむ国土庁長官の動向を内偵していた警視庁捜査二課の中津刑事はある晩、女の罠にはまり、長官の愛人にレイプ罪で告訴された。
林の中の古びた洋館―それが私立野々宮図書館だ。ここに所蔵されている本は、どれも犯罪や事件に関係のあった本ばかり。
元米海軍特殊部隊員ジョン・ケリーは身籠っていた妻を一瞬の事故で奪われ、魂の脱け殻と化していた。
構想15年、最高峰の書下し山岳小説。ヒマラヤに挑むクライマーたちが遭遇した幻想と狂気の物語。
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