マーティ(人狼の四季)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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キングが怪奇コミックスの鬼才バーニ・ライトスンと組んで著したヴィジュアル・ホラーブック。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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人狼が跋扈する町の一年間を描いた作品。 バーニ・ライトスン作のカラーの挿し絵は迫力満点だが、物語としては平凡なB級ホラーである。いかにもアメリカンな登場人物たちが人狼に殺戮されていくものの、キングならではのねちっこい描写は見られない。作品の体裁から絵本として読むべきだろうか。 人狼に翻弄される町の人々、立ち向かうは車椅子の少年マーティ、そして意外な人狼の正体とは…。ごく短い時間で読み通せるので、その分、ストーリーは印象に残り難い。 本作品は、’83年に小部数限定豪華版としてひっそりと販売され、レア化したそうである。キング作品を収集したいファンのためのものだろう。 巻末 風間賢ニ氏による本作品の解説「『マーティ』について』、論考『人狼についてー伝説・小説・映画』は一読の価値あり。 | ||||
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文庫本を持っていましたが、カラーページ欲しさに購入しました。 年数が経っているにもかかわらず、綺麗でした! | ||||
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キング作品では目立たない小品ですが、遊び心に富んだなかなかの佳作です。 アメリカ東部の小さな町で、一か月に一度、満月の夜に人狼が殺戮を繰り返す。 その話を、短い1エピソードに付き一枚のカラーイラストを付けて、12回で一年間の 話になっています。 俗物、ゲスな人間も登場し、途中から出てくる主人公マーティは車椅子生活で家族に 疎外され気味の孤独な男の子、人狼のらしい正体、と短いながらもキングらしい登場人物たち。 体は不自由でも勇気と知恵を持った男の子が人狼を追い詰め、 好意的な伯父さんの手を借りて、対峙する事になります。 描写は過激な所もありますが、キングらしからぬ懐かしさを感じる少年の冒険譚として気持ちよく読めます。 「IT」や「スタンドバイミー」より遥かにジュブナイル、児童書っぽいですね。 後書きでも触れてますが、少年の最後に決めるセリフも彼ゆえの情感がこもり味わい深いです。 長いキング作品に疲れた時にでもどうぞ。 | ||||
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カンレンダーに付属する物語として書かれたのが本作。 原題は「The cycle of the werewolf」、人狼の周期というところでしょうか。 JanからDecまでの12ヶ月がそれぞれ章になっている。 少年少女の為にかかれたので中短編でありイラストも豊富なのがキングらしくないところか。 しかし1つ2つと事件を通して引き込まれてしまうのはやはりキングワールド。面白い本です。 星が4つの理由は巻末にある訳者後書きが長すぎるから。 風間賢二は何を考えてたいしておもしろくない文を長々と載せたのだろう。 キングの秀作の後味を悪くするだけなのに。 残念です。これがなければ星5つでした。 | ||||
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このタッグの「試合」なら絶対のがせないでしょう!(この作品は映画で観たのが最初です)ホラーというより車椅子の少年の成長物語として佳作だと思いました。このタッグの他の「試合」なら、映画「クリープショー」を是非!!DVDは残念ながら廃盤になってますが・・・。 | ||||
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