鎌倉・ユガ洞 まぼろしの誘拐



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1996年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,182回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    鎌倉・ユガ洞殺人水脈 (光文社文庫)

    2004年07月31日 鎌倉・ユガ洞殺人水脈 (光文社文庫)

    鉄壁の防犯設備を誇る鎌倉の大豪邸で、大型電器店チェーンの社長が誘拐された。神奈川県警捜査一課の警部補・篝俊輔は、極秘裏に捜査を進めるが、犯人から「セイメイセキへ行け」という連絡が入る。さらに「オコリイシへ行け」という指示が!?県内のミステリースポットに謎を解く鍵があるのか?篝俊輔の推理が冴える、新機軸の誘拐ミステリー傑作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    鎌倉・ユガ洞 まぼろしの誘拐の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    誘拐の難しさ

    1996年にカッパ・ノベルスとして出た『鎌倉・ユガ洞 まぼろしの誘拐』の改題・文庫化。
    篝俊輔シリーズの一冊。
     ユガ洞とは、大船駅の近くにある「瑜伽洞」のことである。別名、「田谷の洞窟」とも呼ばれる仏教遺跡である。定泉寺(横浜市栄区)境内にあり、鎌倉から江戸にかけて僧侶が掘りつづけ、全長は1キロ以上にもなる。洞内には四国八十八箇所、両界曼陀羅、羅漢などの彫刻で満ちており、一種異様な空間となっている。観光名所であり、参拝者は蝋燭を持って入洞することでも有名。
     本書は、そのユガ洞を舞台とした誘拐の話。しかし、実際にはユガ洞はちょっと出てくるだけ。重要な舞台となるわけでもない。ガッカリであった。
     正確には、神奈川県内にある、変わった石を祀った神社や寺を巡る誘拐物語というべきだろう。小田原の山王神社や箱根の金時神社などが出てくる。そこに不可解な誘拐事件がからんできて、なかなか魅力的な物語となっている。
     誘拐をテーマとするミステリには、難しいハードルがある。警察の介入を自然に排除し、身内の非協力的な態度に読者がイライラしないように気をつけなければならないのである。本書は前者については上手く処理しており、後者についても、逆に読者の意表を突くようなアイデアを盛り込んでいる。錯綜したプロットも無理なく収まっているし、良くできた作品と思う。
     しかし、読んでいてイライラする。ひとつには、最初から真相が半分くらいは分かってしまっているから。確かに結末は意外なのだが、そこに行くまでで、フラストレーションがたまってしまう。
    鎌倉・ユガ洞殺人水脈 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:鎌倉・ユガ洞殺人水脈 (光文社文庫)より
    4334737315



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク