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アメリカ中部の大都市、地方検事を選ぶ選挙戦のさなかに、美人検事補が自宅で全裸の絞殺死体となって発見された。
被害者は全員、頭に弾丸を一発撃ち込まれていた。そして、全員が警官だった。
会社の金1億円を持ち出して北海道に逃走した古谷は、寝台急行の車中で愛人と合流するが、そのときすでに愛人は何者かに殺されていた。
雪道の自動車事故で半身不随になった流行作家ポール・シェルダン、元看護婦の愛読者に助けられて一安心したのが大間違い、監禁されて「自分ひとりのために」小説を書けと脅迫されるのだ。
文化文政の芝居町、江戸に悪の華を咲かせたふたりの鬼才がいた。『東海道四谷怪談』、『桜姫東文章』で名高い四世鶴屋南北。
「週刊アロー」の記者高坂昭吾は、台風の夜、子供がマンホールに落ちて死亡する事件に遭遇し、その時知り合った高校生稲村慎司からふしぎな話を聞いた。
「おれは無実だ!」戦争下の昭和十七年、久世圭介は何者かに恋人を惨殺された。だが、西青梅署は圭介を殺人犯として逮捕した。
超一流の暗殺者・紫苑の残酷な運命。狂気を孕んだ凄絶な愛を描く、異色の書下し傑作ハードボイルド。
警視庁きっての射撃の名手だった村越健次は、その天才的な腕を買われ、レバノン系アラブ人・ムラート・ケンと名を変えてCIAの秘密諜謀報員となった。
槌音高く再開発が進む西新宿の一画にあるエメラルド街のバー『リリー』でママ・富田百合子が殺害された。
コンビニで積極的に地上研修に励む“落ちこぼれ天使”マリの所に、突然、大天使様がやってきた。
日本最後の清流・四万十川とトンボ王国・中村を観光パンフレットで紹介した縁で、瓜生慎親子は土佐へと家族旅行に出かけた。
紅葉があでやかに燃える平家物語ゆかりの光明寺。その境内で、すすきの穂を手に製薬会社幹部が毒死していた。
ニューヨークに留学中の理矢子のもとに、日本にいる父から一枚の葉書が送られてきた。
みごと城南大入学を果たした飯田クンは有頂天。城南グッズに身を包み、今日もゴキゲンで早弁当。
美しい女を争って剛剣がうなり、おのが愛を守ろうと女の“秘剣”が舞い、女敵討ちの悲しい剣が奔る。秘剣仇討ち小説集。
六十人を越す死者が出たバスの転落事故で、たった一人生き残った男…宝くじを買えば、その賞金の十倍という袋くじの特賞に当たる。
能の宗家・水上流の後継者問題にからむ追善能「道成寺」の舞台で、不吉な面といい伝えのある〈雨降らしの面〉が使用された!?
広島に出張していた詩織の父,大輔は「トランプの本」を見つけたというダイイング・メッセージを残して非業の死を遂げた。
リンゴの品種改良に行きづまり、加えて急激な過疎化にあえぐ青森県の相木村では、村の活性化を図るために大規模なリゾート開発計画を推進していた。
血まみれの鎧武者の亡霊が出現!フリー・ライターの森原周一は、その噂に興味を覚えた。
美しいけれど愛されない女優、男装の幼女を連れた謎の女、怯えている詩人の男等が、好人物風の添乗員に連れられて出発した。
看護婦養成所ナイチンゲール・ハウスで、胃に栄養剤を送りこむ実習訓練中、患者役の看護学生が突然苦しみだし、息絶えた。
「新宿柏木署の署長の娘佐智子が家出、AV女優となったが、その後消息不明に。
ハリウッド一の人気女優ジル・ジョイスが、TVシリーズ番組「フィフティ・ミニッッ」のロケでボストンにやって来た。
東京・飛島山公園の展望台で平凡な主婦・井上典子が、売店のアルバイト学生・矢部富美子に刺殺された。
密かに日本に持ち込まれた南米産の猛毒クラーレ。巨人対阪神戦に沸く東京ドームで、この毒を塗った矢による殺人事件が発生した。
ビリングスゲート家の貴重なロールス・ロイスのクラシック・カー・コレクションのうちの一台が忽然と消えてしまった。
ヨークシャーの炭坑町で三年前に起きた幼女失踪事件は、当時つぎつぎと幼女を暴行し、殺害していた殺人鬼の仕業だと考えられていた。
テキサスのさびれた鉱山の町インフェルノの郊外に空から巨大な黒いピラミッド状の物体が落下した。
地球に不時着した逃亡者“ダウフィン”の引き渡しを迫る“スティンガー”は町の人間を一人ずつ殺しはじめる。
西暦一八二五年―文政八年、秋。長崎の町は、“おくんち”に沸いていた。
石油資源は確実にあと数年で涸渇する―モスクワとヒューストンで、二人の男がその不吉な予見に怯えていた。
冥界の王・総門の棲む蝦夷の国をアキラは討てるか。軍神田村麻呂とともにあの『総門谷』が、1000年の時空を超え還ってきた。
野々村省吾はワンマン社長とその三女である奔放な妻に隷従を強いられる屈辱的な日々を送っていたが、ある夜ひろみという魅力的な少女と出会いホテルで関係を持つ。
若い女性を誘拐しては、熱海の別荘で浪人中の息子のセックス処理にあてがう。漆原病院長夫妻の悪魔的計画。
琵琶湖畔に建つ白亜の別荘を格安で手に入れたキャサリンは、近隣の友人を招いてホームパーティーを開いた。
シスターズ・イン・クライム―金庫破りの尼僧たちの話?それとも横領の才に恵まれた娘たちの話?そうではない。
莫大な財産と自由を手に入れたウィリアム・ドリットとその家族は、何人かの女中と従者をつれて豪華な旅へと出発する。
マイク・ハマーが事務所のドアを開けたとき、そこに見たものは、血まみれの秘書ヴェルダと、見知らぬ男の惨殺死体だった。
「絶対的悪夢の戦慄すべき象徴化」と評されるディック初期の短篇作品群は、著者自らが語るように、後の長篇代表作の原型となるものである。
女相続人が手に入れたアンチークの書記机、これが大変な掘出物で警視の目の前で中から男の死体が…雰囲気描写ますます冴える佳篇
1941年、ロンドンからイーズドン駅についた学童疎開列車に、名簿に記載されていない男の子が混じっていた。
闇に包まれた都会の夜には犯罪という罠が待ち受けている。今夜もどこからか脅迫者たちの足音が聞えてくる…。
横浜、神戸、函館、そして門司。港町を選んで連続殺人事件が起こった。
日本推理サスペンス大賞受賞の著者が“本所七不思議”を題材に、江戸の下町に住む人々の人情と哀歓をミステリータッチで描く連作時代小説集。
ダムができて、湖に沈んだ村――だが5年後、雨不足で再びその姿を現した。
月刊社内報の編集長に抜擢され、若竹七海の不完全燃焼ぎみなOL生活はどこへやら。慣れぬカメラ片手に創刊準備も怠りなく。
月曜日、イングランドでも有数の大邸宅で、一週間にわたる狩猟パーティーが始まろうとしていた。
「お兄さん、こわい。はやく、たすけにきてください」―京都から上京してきたばかりの日下君の妹、百合子さんが誘拐された。
その島の名は〈聖者の島〉―日本経済界の大重鎮酔木安之助が私財を投じて九十九年間の租借契約を結び〈自由〉と〈平和〉を標務して南洋の孤島に築いた理想郷である。
今回の調査は、この館で数知れない人間が姿を消しているという幽霊屋敷。
この本は、いろいろな「謎」を含んだ物語ばかりを十一編ほど集めたものです。それも、とびきりの謎ばかりです。
大邸宅吉沢家で、ひとり娘の早苗の誕生パーティが開かれている最中に、少年が殺された。彼は早苗のひそかなボーイフレンド。
歌麿の「幻の傑作」が発見された?美術界をゆるがすかもしれぬ事件に雑誌編集者の杉原は勇み立ち、研究家の塔馬双太郎の助力をたのむ。
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