殺す男
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あらすじ
マイク・ハマーが事務所のドアを開けたとき、そこに見たものは、血まみれの秘書ヴェルダと、見知らぬ男の惨殺死体だった。男はハマーの椅子に縛りつけられたうえ、両手指を切断されていた。机の上には“俺を殺したから、お前は死ぬのだ―ペンタ”という置き手紙。だが、ハマーの身に覚えはなかった。いったいペンタとは何者か?何の目的でこんな酷いことを?愛するヴェルダを半死半生の目に遭わされ、復讐を誓うハマーは、自らを囮として捨身の調査を開始。ペンタがCIA局員を殺しており、また事務所で殺された男が元暗黒街の人間だったことをつきとめる。19年の空白を経て、探偵マイク・ハマーが甦った。巨匠スピレインが、冷酷な殺人を繰り返す暗殺者を追うハマーの壮絶な闘いを痛快に描く、ファン待望の最新作。内容(「MARC」データベースより)私立探偵マイク・ハマーが事務所に戻ると,そこには血まみれで半死半生の秘書ヴェルダと,見知らぬ男の惨殺死体が….愛するヴェルダのために復讐を誓うハマーは,自らを囮として捨て身の調査を開始した….(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
殺す男の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
殺す男の総合評価:
6.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
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Amazonレビュー
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1991年、刊行予定日を知ってはいたが、地方の書店には配本されないことはわかっており、数か月たってようやく上京の機会をとらえて買った。帰宅してさっそく読んだ覚えはあるものの、あれから30年、中身をまるで忘れてしまっているので、あらためて読んでみた。
まず、平井イサクの訳文が、「復讐は俺の手に」の頃と比べると格段に下手になっているのに参った。マイクの話し方が、ほぼすべて「~だってわけなんだ」または「~しちゃったんだよ」の2種類で変に語尾統一されている。昔はもっとバリエーションがあったのに。この訳者はもう使わないほうがよろしい。
次いで、マイクが内省をかなぐり捨ててかつての元気を取り戻しているのに安堵。ただし、デビュー当初のような、存在そのもののデンジャラスレベルはだいぶ薄まっている。時代に合わせて多少おとなしくさせられた?それでも大口合戦ならトランプ前大統領といい勝負をしそうだ。
まあ、訳文にイライラしながらも楽しく読み終えたものの、スピレインには注文がひとつある。ヴェルダをもっとアクティブに活躍させてもらいたいのだよ。大和撫子みたいに従順で控えめで良妻賢母型すぎ、スピレインが前時代的な女性観の持ち主であることがバレバレなのだよ。この世界じゃ絶えず進歩していかなくちゃならないんだ。ヴェルダはマイクと離れていた7年間に情報部員として活動経験があると言うし、なら当然格闘技も スティーブン・セガールほどじゃなくてもそこそこいけるんじゃなかろーか?
よろしく頼む。