殺す男
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「ガールハンター」で復活した1960年代のマイク・ハマーは、巷ではゾンビと誹られていたこともありましたが、久しぶりの本作でのマイクは、かなり1950年代の暴れん坊に近いように感じました。ただし1960年代の「蛇」や「ねじれた奴」などのほうがプロットはがっちりしてましたなあ。まあ、以前と変わらないマイク・ハマーに会えて満足です。 しかしその間に私のほうの感受性が少々変わってしまったようです。賢妻の見本みたいなヴェルダがあまりにも大和撫子すぎるのがもはや時流に合ってない気がするし、平井イサクの訳の妙な癖が神経を逆なでして落ち着かないのです。これ絶対訳者をすげ替えて文庫化すべきですよ! | ||||
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20年ぶりのマイク・ハマー・シリーズ。 自分の事務所で、見知らぬ男の惨殺死体と重症のヴェルダに出くわしたハマー。 怒りに燃え、ハマー自ら囮となり捜査するなか、犯人として浮かび上がった人物は!? 今回はCIA、FBI、国務省、マフィアが入り乱れ話のスケールがデカイ反面、今まで通り予想外の人物が犯人というお決まりのパターンを外していない。 もちろん、秘書ヴェルダや警部チェンバースとの小気味よい会話も健在である。 「裁くのは俺だ」から続く魅力が変わらないのは嬉しいですね。 | ||||
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前作の「皆殺しの時」から19年ぶりにマイク・ハマーを復活させた、長編で12作あるシリーズの最後の作品。 ということを本についてる帯なんかで知ってから読み始めたので、とても不安でした。ハマーは変わってしまっていないかと。10年ぶりの復活ではアル中になっていた、という前例がありますので。 ところが、読んでいくうちにこんな心配は不要だったと思い知らされます。マイク・ハマーはやっぱりマイク・ハマー、相変わらずに殺し屋に狙われ、殴り合い、撃ち合い、その合間に美女を口説く。変わっていないか心配だったのが、今度は逆に20年も経ったんだからもうちょっと大人になれよ、と思ってしまいました。読者とは勝手なものですね。 ま、変わってなくて嬉しかったんですけどね。 マイク・ハマーが変わらずとも時代は変わり、個人が拳銃を片手に暴れまわり、全てを銃で解決できる時代ではなくなったことを自身がよく知っている。それでも自分のスタイルを貫き通すハマー。プロとしての自信とプライド、時代遅れという哀しさがハッキリとは書かれていませんが、行間からにじみ出てきているようで、切なく感じます。 いろいろ言われたマイク・ハマーですが、長い間ホントにご苦労様でした。 | ||||
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