女体愛好クラブ
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マイク・ハマーシリーズ第10作。 今回は、偶然遺棄された美女の死体を発見したハマーが調査を進めるうちに犯罪組織を暴きだし、正義の鉄槌を下す! しかも、敵の組織は政財界の大物や外交特権に守られた連中の集まりというスケールの大きな内容。 しかし、ラストのハマーの敵アジトからの脱出劇は、あまりにハマーにとって有利すぎる展開なので「こんなにうまくいくかいな!」とツッコミをいれたくなってしまう。 さらにハマーは、初期の作品のようにな激しい怒りに身を任せるのではなく、淡々と捜査に取り組む姿が多く、年取って人間的に丸くなってしまったのか?と思わずにはいられない。 | ||||
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マイク・ハマーのシリーズ十作目。 悲鳴を聞いて駆け付け、女性の死体を発見したマイク・ハマーは、またしても連続殺人事件に巻き込まれてしまう。 今回もまた巻き込まれ型のこのパターン、ハマーは調査料をもらって事件を捜査することがあるのかと、他人事ながら心配してしまう。ハマーの噂を聞いたことがある人なら、事務所に出向いて相談しようとする気が失せてしまうのもわかりますが・・・。 まあ、本作では保険関係の仕事をやっているようなので、贅沢しなければ食べていくぐらいは稼いではいるんだろうな。 今回の敵役は、書名のとおりの秘密クラブの連中なのだが、ただ愛好するのではなく、効き目の遅い毒薬を飲ませて苦しみながら死んでいく様を眺めたり、鞭で打って殺してしまったりと、変態どもの集まり。しかも社会的・政治的な大物も入っているので警察も迂闊に手を出せない。まさにやりたい放題で、悪役・敵役の鑑とも言えるヤツら。 このクラブの黒幕どもを、ハマーが追い詰め、殴り、撃つ。こんなこと書くと問題かもしれませんが、ハマーによくやったと声をかけてあげたくなります。 読みようによっては、人種差別や金さえ出せば何でも買える(人間でさえも)といった当時のアメリカの抱えていた問題点も読み取れはしますが、そんな小難しいことは置いといて、マイク・ハマーの男らしさ・カッコ良さを堪能できる一冊です。 | ||||
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