寂しい夜の出来事
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マイク・ハマーのシリーズ五作目。 人前で判事から厳しい言葉で非難されたハマー、自分のやりかたは正しかったのかを考えながら、心を落ち着けようと雪もよいの夜の街を歩き回っている。そんなところに女性が一人近づいてくる。どうやら何者かに追われているらしい。この女を助けたことから、ハマーはまたしても激しい戦いの中に飛び込んでいくことになる。 前作までは、やられたらやり返す、俺は間違っていないと強気だったハマーが、本書では珍しく悩んでいる。この悩み・屈託が物語を貫いていて、全体的に重苦しい雰囲気。最後には俺は間違っていない、俺のやりかたは正しいと自分と自信を取り戻すのだが、やっぱりマイク・ハマーには悩む姿は似合わない。きっと、マイク・ハマーのシリーズ発表当時売れに売れたが評論家にはウケが悪く、ほとんどが酷評だったというから、著者がハマーの口を借りて、自分の作品の正統性を語らせるとともに、評論家たちへの挑戦だったのではないのかな?そういう意味で、マイク・ハマー自身、著者自身のための一冊と言えると思います。 共産主義者、アカ狩りなど、当時のアメリカの様子が書かれているのも興味深く読めました。 | ||||
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