恵那峡殺人事件



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初公開日(参考)1991年03月
分類

長編小説

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恵那峡殺人事件 (講談社文庫)

1994年06月01日 恵那峡殺人事件 (講談社文庫)

晩秋の気配漂う恵那峡で若い人妻の絞殺体が発見された。被害者の足取りを調べるうちに浮かんだ容疑者は夫。しかし死亡推定時には彼は180キロも離れた長野駅前のホテルにいたらしい。事件の第1発見者が旧知という縁でルポライター浦上伸介はその謎に挑む。表題作のほか7作を収める、旅情推理の傑作集。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(2pt)

少し風変わりな体裁 最初の作品を除き推理小説ではありません

津村秀介の短編集です。長編と違う趣で執筆されており、最初の「恵那峡殺人事件」のみ、通常の津村秀介恒例のスタイルを取っています。
恵那峡に取材に訪れたレギュラーの前野美保が被害者の第1発見者という設定になっており、ルポライターの浦上伸介がそのアリバイに挑むという長編同様の展開が待ち受けています。このアリバイ崩しは比較的簡単なトリックですが、最後までそのトリックが分かりづらいのは津村の力量の冴えでしょう。
ところが、7本の短編は推理小説ではなく、殺人事件や傷害事件といった犯罪の陰に隠れている人間模様を赤裸々に描いた小説でした。社会派小説で、当然のことながら犯人を見つけ出すという過程やアリバイ崩しという津村の小説特有の手法は一切使われていません。
ルポライターの浦上伸介が『週刊広場』で執筆している「夜の事件レポート」の紹介というスタイルですので、長編に親しんでいる読者はどこか戸惑いを感じるのではと思いました。
津村は犯罪をモティーフにした「黒い報告書」という事件小説の読み切り連載のレギュラー執筆者を努めていた経緯もあり、そのスタイルとキャラクターを本書に投入しているようでした。
力のある作家ですし、事件の背景の人間模様の描き方についてはかなり念入りに描写している津村ですので、違和感なく読み進めました。ただ、いつもの推理小説を期待していた向きには肩すかしを食った感じです。
そのあたりは好みの差ですし、これらの作品群も小説の描き方としては妥当ではありましたが・・・・。
恵那峡殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:恵那峡殺人事件 (講談社文庫)より
4061856952



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