罪深き緑の夏

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種別
長編
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あらすじ

1991年03月01日 罪深き緑の夏 (角川文庫)

12年前の夏、“蔦屋敷”と呼ばれる熱海の洋館で、淳は白いドレスの少女百合に出会った。幼い少年の日の、謎めいてエキゾチックな邸での記憶そのまま、今、淳の目の前に百合が居る。兄の婚約者として、事故で動かなくなった体を横たえ眠っている―。画廊の火災を発端に度重なる災厄、死までも華麗な舞台装置とし、耽美な物語世界を独得な個性で描く。森村誠一氏、夏樹静子氏絶賛の、横溝賞受賞女流の長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

罪深き緑の夏の評価:

1.00/10点 レビュー 1件。 E ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点1.00pt

罪深き緑の夏の総合評価:

7.92/10点 レビュー 12件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(1pt)

自分には全く合わなかった。

横溝正史賞受賞後第1作の本書はなんとも幻想味溢れるミステリ。

熱海にある「蔦屋敷」と呼ばれる洋館をひょんなことから訪れた画家の山崎淳はそこで百合という美少女に出会う。12年後、淳の腹違いの兄の婚約者として百合と再会して以来、奇怪な事件が続発する。画廊で火事が起こり、淳の絵が焼失し、画廊の主人が焼死してしまう。さらに百合の兄はドライヴ中に事故を起こし、百合を半身不随にしてしまう。

全編貫かれるのはデビュー作『時のアラベスク』の世界観を更にもっとディープに耽美の方向へ推し進めた幻想的なミステリ。『時の~』はちょっとBL系の香りが漂っていたが、本作ではロリコン趣味を巡る兄弟の狂気の愛という味わい(すみません、こっち系の世界は疎いので、独断と偏見で書いてます。大いに勘違いしていたらゴメンナサイ!)。
森に佇む洋館にそこに住まう美少女という設定からして禁断の匂いを感じさせるし、その彼女に恋する腹違いの兄と父親の弟子と主人公の三つ巴というのも既にカタストロフィの予兆の足音が聞こえてくるのが解る。一種毒気ともいえるこの怪しい世界はなんとも現実離れしている。綺麗なバラには棘があるというが、本書はまさにそれ。
こういうのが好きな人には本書は堪らないかもしれない。秘密の果実の味わいに加えて、ミステリとしての謎と真相が盛り込まれているのだから、没頭すれば没頭するほど、陶酔感とカタルシスが得られるだろう。

しかしやはり私はこういうのはダメ。どうにものめりこめなく、生理的に受け付けない。好きな作家トレヴェニアンでさえ、同趣向の『バスク、真夏の死』は受け付けられなかった。
従って本書の評価は完全に私の趣味と嗜好の違いによる物だ。
本書の表紙も天野氏であるが、既に絶版である。私も既に売ってしまい、手元にない。作者もすでに亡くなっている事から、本書もまた出版界の奔流に飲まれて消え去る1冊になっていくだろう。もし持っている方がいれば、もはや手に入らない1冊なので、私の評価を参考せず、新しい目で読むことを願っている。

Tetchy
WHOKS60S

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

最高

雰囲気が最高
ラストに向けてどんどん妖しくなっていく
美しくて儚い世界……
最後のほうで登場人物たちの本心をある程度知れた
この状態でもう1回最初から読み直したい

何もかもを種明かししてくれてる訳じゃないから想像の幅も広げ放題
舞台設定から絶対好きなやつだって分かってたので期待通りです…!
罪深き緑の夏 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 罪深き緑の夏 (角川文庫)より
4041785022
No.10
(5pt)

最高

雰囲気が最高
ラストに向けてどんどん妖しくなっていく
美しくて儚い世界……
最後のほうで登場人物たちの本心をある程度知れた
この状態でもう1回最初から読み直したい

何もかもを種明かししてくれてる訳じゃないから想像の幅も広げ放題
舞台設定から絶対好きなやつだって分かってたので期待通りです…!
罪深き緑の夏 Amazon書評・レビュー: 罪深き緑の夏より
4048725157
No.9
(4pt)

おもしろい!

とにかく、おもしろい! 一気に読めます。オススメです
罪深き緑の夏 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 罪深き緑の夏 (角川文庫)より
4041785022
No.8
(4pt)

おもしろい!

とにかく、おもしろい! 一気に読めます。オススメです
罪深き緑の夏 Amazon書評・レビュー: 罪深き緑の夏より
4048725157
No.7
(3pt)

美術知識がないと楽しめないかも

美術や芸術に興味もなく知識もない私は楽しむことができませんでした。
それらの固有名詞が多く登場しとにかく読んでいて情景を思い描くのが難しく、作品世界へとすんなりと入っていけませんでした。
凡人には難しい読み物に感じました。
またミステリー要素も多いですが、匂わせが多くスッキリと解決もしないのでモヤモヤが残りました。
罪深き緑の夏 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 罪深き緑の夏 (角川文庫)より
4041785022

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