ハムレット狂詩曲
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ハムレット狂詩曲の総合評価:
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ハムレットあういはシェイクスピア愛にあふれる傑作です。ハムレットあるいはシェイクスピアに関する知識がものすごく豊富で、圧倒されてしまいます。 読んでいて、皆川博子「壁・旅芝居殺人事件」を思い出しました。終わり近くの父の死の真相がわかるとこなんか、「壁」の天地がひっくり返るような終わりに似ています。ただ、こちらはそこで終わらずに、もう一回大どんでん返しがありますけど。 | ||||
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自分もレビューに期待して読んだクチですが、お世辞抜きで面白かったです。これを読んでハムレットの舞台を実際にこの目で観てみたい気持ちにもなりました。自分はシェイクスピアの作品には全く以て無知ですが、ハムレットを既に把握してる方ならより一層楽しんで読める物語なのではないかと思いました。 あらすじにある通り、この話はハムレットの演出依頼をされた『ケン・べニング』という男性が日本へ赴き、過去に恨みのある『清右衛門』という人物を、舞台指導の最中に殺害を試みるサスペンス小説になっています。 話がどう転んでゆくのか、久し振りにハラハラドキドキしながら読んだ一冊でした。最後がまさかの展開で、ホッと安堵する気待ちと、読者側の自分までもがしてやられた気分に笑ってしまいました。“読後感の悪くない”と他の方がコメントしていた通り、痛快である意味コメディのようなオチだったと個人的には思います。また“穢いは綺麗、綺麗は穢い”という台詞をローゼンメイデンという漫画で見掛けていて、それがマクベスの魔女の台詞だったと初めて知り驚愕でした。お陰でハムレットだけではなくマクベスも気になっています。 『この闇と光』や『罪深き緑の夏』と比べれば耽美色はやや薄めな印象ですが、美丈夫で魅力ある登場人物や同性愛要素が好き(平気)な方には安定してお勧めかなと。 | ||||
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レビューが期待を裏切りませんでした(笑)確かに、小気味良く価値観を反転させられましたね~文体も女性らしくやわらかい感じで、ふわふわした夢心地の中楽しませて頂きました。 | ||||
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「この闇と光」「一八八八切り裂きジャック」に続いて手に取った三作目です。どの著作も独自の世界で物語が展開しますが、本作が一番気に入りました。個人的にはタイトルに惹かれずに三冊目となったわけですが、世俗を半歩ほど離れた場所を舞台に展開する甘美な世界に浸ることができます。最後の最後で騙されていたことに気づくのは作中人物と同じですが、ここも作中人物同様、「やられた」と思いつつ、笑みが漏れてしまいました。重い雰囲気で話しが進んでいきますが、読後感は決して悪くありません。 | ||||
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ほんと、この方の本は物語に惹き込まれます。読んでいくうちにな感情が自分の中でできていくのがわかりますが、私はこの本のラストが大好きです。見事に感情が逆転しました。 | ||||
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