レオナルドのユダ
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レオナルドのユダの総合評価:
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服部まゆみさんらしい、知識と優しさに満ちた作品でした。 レオナルドさんが天才でありながら、凄く人間的に出来ていてびっくり。 その周りを囲む弟子も個性的。 | ||||
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神に選ばれし万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。 彼をとりまく3人の人物、 (貴族でありながらダ・ヴィンチに弟子入りし、遺産を受け継いだフランチェスコ・メルツィ、 ダ・ヴィンチに魅了され絵を学んだ、フランチェスコの従僕ジョヴァンニ・ピエートロ・リッツィ、 医者で歴史家で伝記作家でもあったパオロ・ジョーヴィオ) の愛憎に満ちた人生を通して、天才の人となり、その英知と孤独、そして「モナ・リザ」のいわくを描き出す。 優しく繊細で、気品漂うダ・ヴィンチが魅力的。 「私の作品など・・・大いなる自然にはとてもかないません・・・」なんて、瞳を伏せつつ言いそう。奥ゆかしく。 もっと泰然として威圧的なイメージだったけど、このダ・ヴィンチ像もなかなかいい。 イル・モーロやレオ10世、ラファエッロ、ピエトロ・ベンボまで登場し、ルネサンス物語としてもとても楽しい。 特に「第2章 1511年〜1516年」。ジョーヴィオの視点で描かれるヴァティカンの住人たちは、活き活きと怠惰で享楽的で、あざやか。 こういう、説明調でないエピソードでつづられる描写は、歴史小説ではあまりないと思う。 全くの予備知識なし!でも問題なく読めるが、多少なりともダ・ヴィンチの作品や歴史的背景を知っていると、もっとおもしろく読めると思う。 | ||||
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ちょうど今、ダヴィンチの受胎告知が日本に来ている。ダヴィンチ・コードのヒット以来、まだ彼のブームは続いてるみたいだ。かく言う私も何年か前にあのビル・ゲイツが所有しているレスター手稿を見に行った(レプリカまで買ってしまった)。 この本は、ダヴィンチとその弟子たちの話を中心にモナリザのモデルが誰なのかという謎ときを書いている。 今まで読んだダヴィンチもののなかでも、面白い方だった。ダヴィンチコードよりも面白い。 | ||||
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帯に「壮大な歴史ミステリー」とありますが、ミステリーになるのは最後の最後。実際にはこの作品は、天才レオナルド・ダ・ヴィンチをめぐる人々の愛憎劇として読むべきものでしょう。 天才を知ってしまった者が持つ憧憬、焦燥、嫉妬、盲従、畏れ。それぞれがそれぞれの方法で天才を愛し、憎み、語ります。 鼻持ちならない貴族性、腐敗しきったヴァチカン、ペストに怯える庶民たち、それらと凛と対峙するダ・ヴィンチの芸術。それらの狭間で揺れ、葛藤する様を描いた優れた芸術・歴史小説だと思いました。 | ||||
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日本語能力がかなり欠如していました。現代物ならばそれでもいいのでしょうが、西洋が舞台だとしてもあくまで歴史ものです。なおさら正しい日本語が必要なのに。特に敬語がどうかしています。「れる」「られる」「される」ばかりで辟易です。おまけに普通の句読点でいいところを「・・・・」ばかり使うので、読みづらいことこの上ありません。極めつけは「お病気」。また、この本の設定には何ら斬新なところを感じませんでした。参考文献を見るとわかるように、底の浅い掘り下げ方でがっかりです。それでも文章力がありさえすれば読ませる展開だったので、残念でなりません。レオナルド・ダ・ヴィンチを題材にしている本は他にも沢山あるので、そちらを強くお勧めします。 | ||||
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