畳は腐り梁は限界、崩れ落ちそうな巨大な襤褸屋敷ー姑の世話をするため、文子は単身赴任の夫と離れ、娘と姑の３人でこの家に暮らし始めた。

読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家として活躍する三条公彦。

”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。

警視庁の地下に存在するという謎の割烹料理店。

「自分が死んだら、すぐに遺体を解剖して欲しい――」そんな遺言を託して亡くなった父。その胃壁からは、謎の暗号が見つかった。

「それぞれ違った趣の話を味わいながら多くの箇所で共鳴し、ひとりになっても大丈夫と前向きになれた」などの声が寄せられ、発売直後から増刷が相次いだヒット作に待望の第２弾！ レンタル番犬サービス、マンション内で出来た友人(?)、中学教師のひとり模様――の続編のほ

会社員のフクミは、姉の舞子から父が心臓発作で入院したとの報せを受ける。

希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー! 「考えうる、最大級の恐怖を」。

別々の人生を歩み、10年ぶりに再会したアサヒとユウヒの兄弟。ふたりはある目的のため、狂言誘拐を実行に移す。

口に髪が入ったら死がやってくる。

逗子の実家に独りで暮らす駒田世津子は小説家。

湧き起こる違和感の数々。あなたは果たして気づけるか―― その家には約束事がある。

誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密 南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。

少年の命を救うのは、どちらの正義か。 大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。

チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。

女三世代が大活躍の最新ユーモアミステリ、第四弾! 女子校、興津山学園に通う天本有里は、祖母と母の三人暮らし。

誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもー。

その眼で患者と病を見つめてきた医師にしか描けないことがある。

世界遺産・藤湖のまわりを囲むようにそびえ立つ、静謐な佇まいの十燈荘。

こうなることを知っていたら、わたしは探偵をやめていただろうか。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

夫の秘密を知ってしまった祐子。

その名が語るのは嘘か真実か 珠玉の短編ミステリ傑作選！ ゆりかごから墓場まで、すべての人に一生ついて回る「なまえ」を巡る短編ミステリ傑作選。

――恋愛感情がない。性欲がない。

累計140万部突破！宝島社の大人気ショートショートシリーズ最新刊。

ストーカー被害に遭っていたらしい後輩の萌香が刺殺体で発見された。

上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。

「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。

フリージャーナリストとしての活躍の道が拓けずくすぶっていた寿美佳(すみか)は、摂氏六十度を軽く超える砂漠の地で、鉱石を運ぶトラックに乗っていた。

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家…きっかけはほんの些細な秘密だった。

母親が生活苦から新興宗教に入信し、教団施設で生まれた妹。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

１９９３年４月の創刊以来、わが国のホラーエンタメを牽引し続けている角川ホラー文庫。

ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。

新人賞を獲ったばかりの作家の卵が殺された。若手刑事の高千穂は、作家兼業の名物刑事・毒島と捜査を開始する。

「見守り屋、やってみない?」 五年付き合った彼氏から突然の婚約破棄を告げられ、恋人と住処をなくした派遣社員の水沢恵麻。

「とにかくヘンな小説をお願いします」 そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。

フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。

生き残れ。殺してもかまわない。

ショートショートの先駆者であり、怪奇探偵小説の分野で多くの掌編小説を残した城昌幸。

この遺体は誰なのか--火葬まで96時間、すべての真実を暴き出せ。 川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。

答え合わせの人生なんて、 つまらない。 満開の桜の中、古びた下宿屋「猫目荘」にやって来た結芽の心は重い。

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹（「魂疫」）。縁切り神社で行われる、奇妙な“儀式”（表題作）。

わたしは、この「ちいさな集まり」の一員になったときの母が、もともとの母であるような気がした。

高層ビル建設現場で大型クレーンが倒壊し、作業員が死亡、周囲に多大な損害をもたらした。

「浮かびゆく男」 冒頭を飾るのは、リチャード・マシスンの名作「縮みゆく男」、そしてバックマン名義の自作「痩せゆく男」を想起させる好作品。

死を前にした人間を「未練」から解き放つため、天から遣わされた死神、クロとレオ。

いい気味だ…… 予測不能の展開、予想外の読後感。

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

五臓六腑に染み渡る、暗黒の短編集。

千吉親分の文庫屋が火事だ！現場に駆け付けた北一が見たものとは。

数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。

容疑者は、 天久鷹央！？ 天才医師、絶体絶命の窮地。 長野県の山奥に聳え立つ洋館、 九頭龍邸に招かれた天久鷹央。

老老詐欺グループを仕切っていた光代は、メンバーに金を持ち逃げされたうえ、『黙っていてほしければ、一千万円を用意しろ』と書かれた脅迫状を受け取る。