はじまりは中国妖怪を模倣した連続猟奇殺人事件だった。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

愛媛県の山間部にある過疎の村・赤虫村には、独自の妖怪伝説が存在する。

瀬戸内にある波鳥町。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

分からんのか? つまり、犬神家状態ってわけだよ。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

時間がないです、私、殺されます――錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で突然、爆発するように血肉を散らして死んだ。

たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編！ ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集 「得体が知れないからこそ怖く、面白い。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。

「アレに魅入られると、死にますよ」――ここは楽園？それとも地獄？ “絶対に口にしてはいけない禁忌”を抱えた村に、転校生・高遠瑠樺がやってくる。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

こんな逸話ばかり集められたら死んでもいい! 実話怪談作家 川奈まり子 いきなり文庫! 恋愛小説家のいつきは、旧知の元編集者から怪談の収集を依頼される。

―この物音は、何か可怪(おか)しい。 何かが畳を擦る音、いるはずのない赤ん坊の泣き声。

癖者揃いの娯楽系ウェブマガジン『アウターＱ』編集部。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!? 一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。

女性の膝に異常に興奮する男、怪しい育毛剤に手を出す青年、アヒルのようなお尻の女子高校生。

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

全篇新作書下ろし! 〈非日常〉の時間にこそ幻想怪奇の扉が開く―― 怖ろしき〈休暇〉を巡る傑作十五編！ 〈収録作品〉井上雅彦　あの幻の輝きは 　　宇佐美まこと　田休み 　　空木春宵　双葩(ふたひら)の花 　　王谷 晶　 声の中の楽園 　　最東対地　ジャイブ

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

貴志祐介が描くホラーミステリの極北 。あなたの罪が、あなたを殺す。

雨の日には、読まないでください。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

「犯人役を演じてもらいたい」と、メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。

その青年は、神か悪魔か? 無垢な祈りは世界を覆う呪いになる――。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

本物の“贄”は誰かーーいきなり文庫の比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾! 怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾!

生きながら、地獄に堕ちるということ――。恐るべき新シリーズ始動! 失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。

毎年恒例のくじ引きのために、村の皆々が広場へと集まった。子供たちは笑い、大人たちは静かにほほえむ。

『ジェノサイド』の著者、11年ぶりの新作! マスコミには決して書けないことがある―― 都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。

神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。

消えた死体、謎めく大量の骨壺…… 怪しいのは、住民全員。

ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。

比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

時は明治。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

瀕死の妻を救うために約60年前にタイムトラベルした加茂。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

その家には、何かある。

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。

八十四日後、満願の日。箸(おはしさま)が願いを叶えてくれる。

希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー! 「考えうる、最大級の恐怖を」。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。

高校時代からの親友が行方不明になり、独自に行方を探そうとする道警捜査一課捜査支援分析室所属の刑事、天野伶佳。

ある雨の夜、若い警察官・葉䔥(イエシャオ)の家を、幼馴染の作家の周旋(ジョウシュエン)が訪ねてくる。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

世界中で人気を博す、生きる伝説のバレリーナ・クレスパンが密室で殺された。

『むかしむかしあるところに、死体がありました』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』などで人気のミステリー作家、青柳碧人。

その家に嫁いだ花嫁は、必ず死ぬ。 「嫁いだ花嫁が3年以内にかならず死ぬ」――。

孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。