幽霊ホテルからの手紙



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    初公開日(参考)2023年04月
    分類

    長編小説

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    幽霊ホテルからの手紙

    2023年04月26日 幽霊ホテルからの手紙

    ある雨の夜、若い警察官・葉䔥(イエシャオ)の家を、幼馴染の作家の周旋(ジョウシュエン)が訪ねてくる。 周旋は思いつめた様子で、木の小箱を取り出す。ある夜、バスで隣り合わせた血だらけの美しい女性・田園(ティエンユエン)から預かったという。しばらく仕事で上海を留守にしていた周旋が田園を訪ねると、警備員から彼女は心臓発作で亡くなったと告げられた。周旋が自宅に戻ると留守電に彼女のメッセージが入っていた。「あの箱を幽霊旅館に届けて。場所は……」と途中で切れており、発作を起こして電話をかけ、途中で亡くなったと思われた。 周旋は、小箱を届けたいので田園の身元を調べてほしいと葉䔥に頼む。葉䔥が調べてみると、田園は実力と美貌を兼ね備えた伝統演劇の女優で、一時は大変な人気だったが、3年前、公演中に心臓病の発作で倒れ、それ以来ひっそりと暮らしていた。病は悪化し、死を予感して苦しんでいたらしく、精神科にも通院していたことがわかった。 葉䔥の調べで、幽霊旅館は浙江省K市西冷鎮にあることがわかり、周旋は木箱を携えて旅立つ。やがて葉䔥はのもとに、周旋から手紙が届くようになる。幽霊旅館では電気も電話も使えず、近くの集落の郵便ポストから手紙を出すしかないが、旅館で手紙を受け取ることはできないから、一方的に書くことにするというのだ。 そこで語られる幽霊旅館での謎の人々との日々、やがて幽霊騒動が持ち上がり……。幽霊旅館に滞在している人々の事情も正体も二転三転し、誰のいうことが本当なのかわからない。私たち読者は、謎が解けては深まる「藪の中」へと誘われていく!(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    美しい怪談、読者を翻弄するストーリー

    怪談なのだが、グロテスクで気持ちの悪いタイプの怪談ではない。悲しい美しさをたたえた抒情的な作品。上海の若い作家が、偶然知り合った美女から浙江省の海辺の「幽霊客桟」に箱を届けてくれと託される。海岸と墓地に挟まれた荒涼とした風景の中にたつそのホテルは、町の人たちが存在を認めようとしない不吉な場所だ。二転三転するストーリーに翻弄される楽しさ。親しい友人から直接話を聞いている気分にさせる作家だ。上品な恐怖譚を楽しむうちに、最後のどんでん返しに驚く。
    幽霊ホテルからの手紙Amazon書評・レビュー:幽霊ホテルからの手紙より
    4163916903



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