パピヨンの姿をした八百万の神・モノクロと暮らして四ヵ月。

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。

吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。

「頼みがある。相撲を教えてくれないか?」神様がそう言った。

ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。

彼女は病院にいる。館を離れ、あの家政婦から逃れ。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

チベット、ナクチュ。外界から隔離された特別居住区。

18世紀英国。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、 新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。

風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー! 霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

穏やかな交際を続ける明里と秀司。

一流ホテルの厨房で、カリスマシェフの変死体が発見された。

選ばれし小紳士達が集う全寮制の学舎、私立シードゥス学院。13歳から17歳までの生徒が5つの寮に分かれ寝食を共にする。

黒い噂の絶えない名家に生まれたがゆえ、命を狙われ続ける運命を背負った孤高の少年・海堂凜。

寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。

私たちは、家族になれるのだろうか。 故郷に帰った私を待っていたのは、母の駆け落ち相手の息子だった。

知能と感情を持つ玩具が生み出され四十年。

仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。

ゲートが開くと人が死ぬ――。 外界と遮断されたドームの中で完全に管理された生活をおくる千鳥と鶫、そして鳶の三人。

幼児なみの知能のため、みんなからバカにされてきたチャーリイ・ゴードン。

NYに到着後、一弥の姉・瑠璃の家に身を寄せたヴィクトリカと一弥。

高校二年生の夏、私は自身の進むべき道が決められず悩んでいた。

強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。

犬の最期を看取る「老犬ホーム」で働くことになった智美。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

憂鬱な不採用通知、幼い娘を抱える母子家庭、契約社員の葛藤…。

“本の町”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。

小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

大好きな女の子が死んでしまった――という悪夢をみて起きた朝。 高校の教室に入った綜士は、ある違和感を覚える。

遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。

猟奇犯罪を追うのは、 異端の若き犯罪心理学者×冷静すぎる新人女性刑事! 都内で女性の連続殺人事件が発生。

愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく。

新宿の不動産会社に勤める賃貸営業マン・澤村聡志。知識は豊富だが駆け引きが苦手で成績が振るわない。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

一ノ宮家からの招待を受け、衣更月をつれて当主として初めての旅行に出かけた花頴。

警視庁特殊捜査室勤務で、幽霊の事情聴取担当の柏木警部補は、コンビニで強盗に遭遇、人質になってしまう。

4人家族の大黒柱である尼子拓真は、新築一軒家を購入し幸せの絶頂だった。

世界を動かす大富豪の家に生まれながら、幼い頃に父母を亡くし孤独に生きる少年・海堂凜。

本は読み手を、いつも見守ってくれている。本の声が聞こえる少年・榎木むすぶが、学園のアトリエを訪れると妖精が泣いていた。

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。

世界的に有名な京都・伏見稲荷大社の千本鳥居に吊された四人の遺体。

「何故、衣更月を執事にしたと思う?」真一郎から衣更月に投げられたひとつの問いかけ。

晴れて美少年探偵団の新メンバーになった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。

顔も声も自分と瓜二つ。人間性は最低。

君主を集めて行われる時計塔の最高決定機関『冠位決議』開催の報が、エルメロイ2世にもたらされた。

日本推理作家協会賞受賞!心に刺さる連作短篇集 島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。

鍛治の里に暮らす少年キリヒトは、師の命により、大陸最古の図書館を統べるマツリカに仕えることになる。

本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。

時は16世紀。スコットランドに生まれたアランは、17歳で戦士集団に加わり、アイルランドに渡る。