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エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード
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エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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この「エチュード」シリーズは3巻(第三曲)まで出ていますが、1巻ごとに独立したお話となっています。1巻は、美綾の大学入学、一人暮らし、犬(の姿をした八百万の神)との出会い、小学・高校・大学のクラスメイトが絡む小事件、というまずは導入部。とりあえず「明日はどっちだ」という感じ。 | ||||
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この春から地元の図書館で電子書籍サービスが始まりまして「すぐに貸し出せる本」という括りに千数百冊(全ジャンル合計)のタイトルが表紙とともに並んでいて、止せばいいのにヒマに任せて全部チェックしてしまいました。 もうどこに何があったかわからなくなった頃に表紙の中の主人公らしき女性の脇のパピヨンに目が止まってしまいました。もう亡くなって二十年近く経ちますが私も雌のパピヨンを飼っていました。 タイトルからしてパピヨンが重要なポジションに居そうに思えてすぐに読み始めました。こちらの作者さんのことは全く知らずに。 読みながらパピヨンについての記述が的確で自転車のカゴに乗せたくだりやもの言いたげな瞳が「そうそう、そうなんだよね~パピヨンは!」と楽しく読んで行けそうだったのですが…。 うーん、いったいいつになったら面白くなるんだ?? なんだかとてつもなくつまらないんですけど…。 数時間読んで限界に達し、本を閉じました。その後どうしても気になったので作者について調べたら「出たとこ勝負で書いてる」とか語っているし…。 いやいや、やっぱりもっと緻密に構想練ってから書かなきゃ、お金出して読んでいる人に失礼でしょう。私は実害は数時間を無駄にしただけで済んだけれど。 | ||||
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現代物とは思えないぐらい作者の感覚が古すぎて、妄想を読ませられている気分に。我慢して最後まで読んでみたが面白さはなく、辛かった。別作品の古代ファンタジーは面白かったし、そちらを書くのがいいと思う。 | ||||
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最初は何気なく始まって、途中は「何コレ」と思ったこともあったけど、最後は見事にまとめて、これからが気になり過ぎる終わり方。 荻原マジックにかかった気分。 | ||||
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育ちが良くて純粋で恋に疎い主人公、話す犬、女優志望のミステリアスな女友だち、かっこいいけど屈折した所のある男子等々、著者の作品に今まで出てきた感じの登場人物ばかりなのは残念でした。 「樹上のゆりかご」と「RDG」を一緒のお鍋に入れて煮たら、こうなるのかしら? と、思いながら読み進めました。 次回作も読みますが、期待していた分、個人的には残念でした。 | ||||
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とても面白く、みんなに読んでもらって続編を書いて欲しい‼️ 言葉に言い表せにくいことも、文字にするので、作者は頭がいいな~と思いました❗️ 幽霊に対する考え方が、とても興味深く、納得できた‼️ | ||||
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二巻まで読んでの感想になってしまうのですが、このお話、本当に面白いです。 軽い文体ですが、主人公とモノクロの会話の中で散りばめられている(とはいっても一巻では少ないですが)哲学的な問いかけやアミニズムについての見解などが、物語に重厚感や奥行きを与えていて、正直これまで読んだ荻原さんの物語で一番考えさせられるかも、と思いました。 一巻の試し読み時点では、荻原さんの小説は現代物より歴史物のほうが断然面白いなと思いました。でも暇だったので購入して読んでみたら、モノクロが話し出したところ辺りから物語が動き出し、引き込まれていきました。 この一巻はペースがかなりゆっくりです。序章なのだと思います。 おっとりした主人公について好き嫌いがあるかもしれませんが、できれば二巻まで読んでみてほしいです。良識を持っていて、問題について自分の頭で考えて、だんだん強く変わっていく子です。私はとても好きです。 今回の主人公は今までの荻原さんの小説の中では特に普通っぽい子ですが、特別な能力者だからすごいのではなくて「きみには、人間社会で生きる力と判断力がある。それは大きな能力だよ」という二巻のモノクロの言葉に同感です。共感できるところのたくさんある、もしかしたらこんなこともあるかも?と思える、現代のファンタジーだと思います。 三巻とても楽しみにしています。 | ||||
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星1つもつけたくないくらい。 あまりの展開の遅さに、思わず読了したけど、この作者の作品はもう二度と買いたくない。 | ||||
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RDGではまり作品を読み始めた男性です。式神や修験に興味もありRDGは楽しまさせていただきましたが、こちらは学園物で、なおかつあまりにも深みのない結末(ジェラシーだけ?)で少しがっかりしました。(時間の無駄遣い)モノクロのキャラは唯一面白かったですが、せっかくのそのキャラが活かされていないのもダブルで残念。もう少し深みのある作品を期待しての酷評です。こちらは男性には不向きでした。(もともとターゲットが若い層の女子なので仕方ないですね・・・) | ||||
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今作の主人公は、 女子校育ちで恋愛ごとに疎く、おっとりしていて、主体性にはやや乏しい性格です。 同作者「RDG」の主人公・泉水子にかなり似ている感じ。 ゆえに周囲に流されやすいというか、人を簡単に信じやすいのですが、大学生でこの性格だと、現実世界じゃ簡単に宗教の勧誘に引っかかってしまうタイプだろうな… 悪気はないけど結果的に大変なことになってしまい、周囲を巻き込んじゃうタイプかな…と思えて、あまり魅力的に感じませんでした。 (泉水子の場合は、神社の娘だし中学生ということで、浮世離れした感じもまだ受け入れやすく、野暮ったいのもかわいいなと思えたのですが) でも、けして珍しいタイプではなく、周りに一人は必ずいそうだな、というような主人公なんですよね。 平凡といえばとても平凡。 そんな主人公を、なぜか「おもしろい」と感じるハイスペックな男子、世話焼きの友人、主人公と対照的な女子…… どの登場人物もこれまでの作品にいたような感じで、特別新鮮みは感じませんでした。 話の内容も、ファンタジー要素・オカルト要素が出てくるものの、 そういった身近な人間同士のいざこざ、そこから学びを得た主人公の精神的成長がメインです。 よく女性の会話である 「このとき○○がこう言ったから、私は●●と思えて。いろいろあったんだけど、すごく成長できたからよかったなと思って…」 という「最終的に日常や自分を肯定する話」をすごーく丁寧に描いた、女性的な感覚の物語です。 だからきちんと話の筋として「大きな事件」を追いたい人、ファンタジーは世界観をきちんと理解したいから納得できる説明がほしい、という男性脳の人にはあまり向いていないかもしれませんが、 登場人物に感情移入・共感できれば、素敵に感じると思います。 また今回もRDGシリーズ同様、話の進みはゆっくりです。 プロローグのような内容にまるまる一巻使っている印象。 RDGではいつ壮大な話が動き出すのか、何年も楽しみに見守りながら最終巻を迎え、肩すかしを食らったような印象だったので、 今回も似たようなパターンではないかと、個人的に少し飽きを感じてしまいました。 そして、現代劇だと言葉遣いが気になってしまいました。 女子大学生が日常の口頭で「ソーシャルサイト」と言ったり、今風の垢抜けた男子大学生が「チャリンコ」とあえて言ったりするのかな〜…(「チャリ」ならまあ分かるんですけど) 現代大学生をリアルに描いていたら、そのぶんファンタジー要素も際立つと思うんですけど、どうもその現代大学生というのに違和感を覚えてしまって…… 背景のその他大学生も、そのせいで少々古くさく、キャラクターじみている気がするので、 若い感覚を持った人が、チェックしてもいいんじゃないかな~なんて…少し思っちゃいました。 なんだかんだ書きましたが、 「日常のすばらしさ、おもしろさ、尊さを再確認し、成長しながら前進していく」という女性の感性のみずみずしさには好感を持ちます。 荻原さんの作品でとても好きな部分です。 主人公ふくめ登場人物が幼く見えるのも、最近の若者に向ける作者のまなざしが優しく余裕があるゆえ、なのかもしれません。 まだまだ全部しっかりしなくても、少々幼い自分でも大丈夫だよ、ささいなことにも敏感になれる女性的な感性を大事にしていいんだよ、ということなのかも。 まだまだ序章みたいなので、今後主人公たちのいろんな魅力が出てくることを期待します。 | ||||
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荻原先生の本は文句なく、面白いです。 今作も期待を裏切りませんでした。 | ||||
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ちょうど購入したのが3月で、本の冒頭の季節と同じだったので臨場感がありました。 本の中では神様が出てきて主人公と会話しますが、私的には神様の視点に納得感があり、神様捉え方が変わりました。 今後どうなるか検討もつきませんが、続編も出ているようなので買ってみようと思います。 | ||||
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レビューの評価が高いので買いましたが、正直、私には合いませんでした。大学生なのに、登場人物がみんな幼すぎです。 神さまを名のる変な犬といい、中途半端に現実味を持たせた設定といい、最後まで何だか馬鹿にされたような後味の悪さだけが残りました。 | ||||
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よくある、普通の女の子の不思議な体験…のような一冊に見えますが、荻原作品が怒濤の面白さを発揮するのはシリーズ後半に入ってからなので(例えばレッドデータガールなら5巻で読み手が腰砕けになります)、この本から荻原作品を始めた方、気長に読み続けて欲しいです。 | ||||
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はじめに断っておくと、私は男性であり、この著者の作品を読むのは初めてです。 Amazonでのレビュー評価が高く、書店で手に取り、冒頭を読んだ限りではとても好印象だったので購入しました。以下は個人的な感想です。 【良かった点】 ・読みやすい文体で、すらすら読むことが出来た。ここに関してはさすがはベテラン作家さんといった感じです。 【悪かった点】 ・登場人物、特に主人公とその友人である有吉智佳が実に不快。高校生という設定ならまだしも、大学生でこれはちょっと… ・一巻の時点では、モノクロに出会っただけなのでは?という薄い内容。正直あらすじで十分です。むしろ読む時間と読後の気分を考えたらあらすじを読むだけのほうが実に有意義に時間を使えるでしょう。幽霊云々の話の必要性を感じない。最後まで読めばわかりますが、結局女性同士のいざこざ程度の話(それもだいぶ悪質なもの)にほぼ一巻分を費やしている。 購入してしまってから、これは完全に女性向けの本だと気がついたので失敗でした。 内容は星1つですが、文章は好みだったのでおまけで星2つです。二巻を買うことはないでしょう。 | ||||
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20年近く荻原さんのファンで、直ぐ購入しました! 面白かった! グイグイ引き込まれます! けど、直ぐに結末を察してしまい、 昔と同じようにはドキドキしませんでした… 歳をとってしまったんだなと実感。 これからに期待です! | ||||
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「RDG」もそうでしたが、丹念に学校生活を追ってゆき、テンポはなかなかに遅いです。しかし今回はそのゆっくりさと、書き込みの緻密さが、人間の心理の危うい死角や思い込みを自然な形であらわにする、という効果をみごとにあげていて、手法とテーマの融合が果たされています。 荻原さんの作品の中でも完成度が高いと思います。 イヌに宿った八百万の神(ひとりですが)との同居というライトノベル寄りのテーマ、霊能力のある友だち、幽霊の少年など、異世界の要素が多々入っているのですが、軽く浮いてしまうことがなく、底ごもるようなホラー小説の後味も残りますし、神さま(イヌ)の何とも言えないニュートラルなコメントや、人間社会に対する鋭い洞察のセリフも読み応えあり、この物語を立体的にしています。 ヒロインの天然な性格はRDGのいずみこが成長した姿のようで、モノクロと名付けられたイヌも可愛く、このゆっくりペースの物語、シリーズとしての続巻を楽しみにしています。 | ||||
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大好きな荻原規子先生の作品、新刊!冒頭から引き込まれ、寝るのが惜しい程に一気に読みました。パピヨン姿の八百万の神様がなんだかミスマッチで可愛らしく、大学生活で起こる事件にハラハラし、幽霊には背中が寒くなり、本当にたくさんのワクワクが詰まった1冊でした!何だか続きそうなお話しだったので続編楽しみにしています。 | ||||
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荻原先生の新作、凄い楽しかったです!主人公の心情にとても感情移入でき、ワクワク、ドキドキ、ハラハラ。ジェットコースターのようで、一気に読みきりました。次作が早くも楽しみです‼︎ | ||||
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人間の内面に迫るとき、荻原さんの作品はほんとに魅力を持ちます。 ドキドキして一気に読んでしまいました。 続編も期待しています。 | ||||
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