「きみといても楽しくない」。なぜ夫の心は自分から離れてしまったのか。

ママはどこ? 置き去りにされた三歳の幼女、公園で発見された赤ん坊、ひき逃げされた女性。

二人には、どんな相手にも告白できないほど良心に恥じる過去があった―。

ノーベル賞作家である父アクセル・ラグナーフェルトは、脳疾患で全身麻痺となり施設に入っている。

眠るようにベッドに横たわる母と二人の幼い子ども。だが喉の傷と大量の血が、彼らが殺されたことを物語っていた。

スウェーデンでいまもっとも人気がある女流作家カーリン・アルヴテーゲンの最新作。

男は54年間、眠れぬ夜を過ごしてきた。森の中の一軒家、人形をパートナーにタンゴを踊る。

飛び降り自殺に偽装された女性の死。その背後にはさまざまな事件と、二重三重に塗りかためられた嘘があった。

難病に罹り余命宣告された五十五歳のボーディル。

夏至前夜、三人の若者が公園でパーティーを開いていた。18世紀の服装、料理、ワイン。

19歳と14歳の少女がタクシー運転手を襲う事件が発生。逮捕された少女たちは金ほしさの犯行だと自供、反省の色はない。

コペンハーゲン警察の特捜部Qは未解決事件を専門とする部署だ。ある日ここに一本の電話が入った。

地位も名誉もある男たちの事故死。病院に入院している少女の不審死。

ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。

リンダ・ヴァランダー、まもなく30歳。

11年前の連続少女殺害事件の真相を追う刑事オリヴァーとピア。

「トム」、夜中にかかってきた一本の電話、それは二十二年前に死んだはずの息子からのものだった。

老婦人宅に見知らぬ男の死体。

オスロにその年の初雪が降った日、一人の女性が姿を消した。彼女のスカーフを首に巻いた雪だるまが残されていた。

「エリック・ベリマンの命を奪うつもりだ。

ブレック巡査部長の身近を洗え。私は捜査を開始した。

フィンランド国家捜査局で特殊部隊を指揮するカリ・ヴァーラ警部は、術後の後遺症にもめげず超法規的に麻薬を取締まる日々を送っていた。

父親との旅行から戻ったヴァランダーを待っていたのは、無人の花屋への家宅侵入と老人の失踪の通報。

フィンランドはユダヤ人虐殺に加担したか―歴史の極秘調査ともみ消しの指令を受けたカリ・ヴァーラ警部。

正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむヴァランダー。警察官を続けるか否か悩む彼のもとへ、友人の弁護士が訪ねてきた。

オーストラリアで働くノルウェー人女性が死体で見つかり、オスロ警察の刑事ハリーは捜査協力のため、単身シドニーに赴く。

第二次世界大戦末期。英国軍パイロットのブライアンとジェイムズはドイツ上空で撃墜されてしまう。

雪嵐の中、オスロ発ベルゲン行きの列車が脱線、トンネルの壁に激突した。運転手は死亡、乗客は近くの古いホテルに避難した。

フィンランド郊外の村の雪原に横たわる惨殺死体。

経理係の横領で二〇〇〇万円もの負債を抱えたペーターは、ある日奇妙な事件に巻き込まれる。

女の子は座席で眠っていた。途中駅での停車時間にホームに降りた母親を置いて、列車は出発してしまう。

塗装工殺害事件の前から、リーバスはある事件を追っていた。

雪の予感がする早朝、小さな村から異変を告げる急報が入った。駆けつけた刑事を待っていたのは、凄惨な光景だった。

スウェーデンの小さな村でその惨劇は起きた。村のほぼ全ての家の住民が惨殺されたのだ。

孤独感は残り続ける。たとえ罰を免れようとも。

クリスマスシーズンで賑わうホテルの地下で、一人の男が殺された。

自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。

スウェーデン南部の海岸に、一艘のゴムボートが流れ着いた。

スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。

十六年ぶりに偶然再会した、元恋人同士の男女。ふたりはかつてのように物語を創作して披露し合う。

霧に包まれたエーランド島で、幼い少年が行方不明になった。

両親はスウェーデンで幸せな老後を送っていると思っていたダニエルに、父から電話がはいる。「お母さんは病気だ。

拉致監禁犯の男とその被害者のあいだにできた娘――それがわたしだ。

住宅建設地で発見された、人間の肋骨の一部。事件にしろ、事故にしろ、どう見ても最近埋められたものではない。

国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、命は助かったものの麻痺が残る。

不良巡査カーターについての調査過程で関係者が不審死を遂げる。

官僚の失踪事件の鍵を握る少年。巨悪の魔の手から彼を救うべく、特捜部が立ち上がる。

首と手を切りおとされ、ビロードにくるまれた死体。古都プラハでおきた連続殺人事件に、ウィーンの探偵ホガートが挑む。

ある事件の結果、心身に大きなダメージを負ったハリーは、警察を休職し、香港で隠れるように日々を送っていた。

『制裁』『ボックス21』『死刑囚』に続く 北欧の傑作ミステリ！　冬の朝、43人の子供が市内に突然現れた。

美術商殺害事件の捜査方針で上司と対立したリーバス警部は、思わず暴力をふるってしまう。

オスロ中心部の銀行に、白昼強盗が押し入り、銀行員一人を射殺、金を奪って逃走した。

ローン未払いを理由に家を差し押さえられたシングルマザーが、大手銀行副社長撲殺の容疑で逮捕された。

夏休みに入った刑事マルティン・ベックにかかってきた一本の電話。「これはきみにしかできない仕事だ」。

パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。

オスロの山中で見つかった六歳の少女の首吊り遺体。