罪
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喪失とバタフライ・エフェクトを読んで良かったのでデビュー作の本作を読んだが、ミステリーとしてもありきたり、スリラーなんだろうが落ちが無い。ただ読み手にプレッシャーをかけるだけの作品であった。 | ||||
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この作品はミステリーというより、絡まりもつれていく心の動きが悲劇を生み出す心理サスペンスと言っていいだろう。 誰にでもあるちょっとした嘘から始まり、執着、嫉妬、憎悪などがどんどん肥大していくクライマックスは圧巻だ。 | ||||
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キャンペーン期間中に同じ作者の作品をまとめ買いしました。最初に読んだ「喪失」が私にはイマイチでがっかりだったのですが、こちらは同じ作家と思えないぐらい面白かったです。しかもこれがデビュー作と知って驚きでした。 とにかく登場人物が少ないので読んでいて混乱することはまずないです。容疑者が何人もいたり舞台がころころ変わるわけでもなく、派手な事件らしい事件もないのですが、とにかく「デモーン」の動機や正体、さらに最終的な目的までもががまったくもって不明で、その辺りが明らかにされる場面ではページをめくる手が止まりませんでした。「喪失」同様に細かいところにご都合主義な部分も感じられますが、「デモーン」のインパクトのせいかこちらはなぜか許せてしまいます。 主人公ペーターがパニック障害を発症した時の描写が非常にリアルなのですが、作者自身がパニック障害に苦しんだ経験があるとのこと。 心身共に頑丈な人からするとペーターは「弱い」と感じるかもしれませんが、「弱い」というよりは感受性が豊かで人より敏感なだけで、かつ周りに理解者がいなかったのだなと共感できる人も多いのではないでしょうか。 冒頭から冴えない中年として描かれるペーターですがただ泣き言ばかり言っているわけではなく、一旦肝が据わると思い切った行動に出たり、機転をきかせたり悪意のない嘘で事態をうまく切り抜ける賢さもあったりで、読み進めるにつれて読者に愛されるタイプの主人公です。 そして「デモーン」の恐ろしさといったらまるで『蜘蛛女』みたいなんですが、これが美人だったらややありきたりな感じになってしまうところが、若くもなく不美人となると不気味さと迫力が更にアップします。映像化されたら絶対にヒイッと声をあげてしまう自信があります。 中年男同士の嫌味のない友情もこの作品の重要ポイントではないかと思います。形は違えど孤独を抱えて生きてきた人間同士、これが男女間で恋愛要素を絡めてしまうとまた安っぽくなってしまうところが、非常に気持ちよく爽やかにまとめられています。 表紙は淡い恋愛小説みたいでなんだかイマイチですね。中身全く一致していません。出版社さんにはもうちょっと考えていただきたいです。 | ||||
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ペーターが探偵業を生業にせざるを得なくなった時から、ドラマは始まる。 終盤まで、危害を加えてくる女の、目的は分からない。 主人公が自信を付けていく過程が面白い。 見事な作品だと思う。 星ひとつ減らしたのは、最後の一行の、一つの単語の選択(翻訳?)が、ちょっと嫌だったから。 大事な言葉選びだと思ったから。 それ以外は、素晴らしいと思いました。 | ||||
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それなり読みごたえはあった。だが平凡なストーリ―だと思う。人に薦めたいほどではない。 | ||||
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