恥辱



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恥辱 (小学館文庫)
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初公開日(参考)2007年11月
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長編小説

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恥辱 (小学館文庫)

2007年11月06日 恥辱 (小学館文庫)

二人には、どんな相手にも告白できないほど良心に恥じる過去があった―。母親の自慢だった、何もかも優秀な兄の死に囚われている完璧主義者の女医、三八歳。自分でからだを動すことができず、ヘルパーの手を借りずには生きていくことができない異常な肥満で部屋に閉じこもった皮肉屋、五〇代女性。深刻なトラウマのせいで、他人を信じることができないという孤独を抱えた二人が、人生の歯車を狂わせた先に出会った時…。ベスト北欧推理小説賞受賞実力派女性作家が描く、スリリングなサイコサスペンス、待望の第四弾。 (「BOOK」データベースより)




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恥辱の総合評価:8.00/10点レビュー 6件。Bランク


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No.6:
(5pt)

いやぁ、めっちゃ良かった!

カーリン・アルヴテーゲン、読了、第四作目。
長い長いマラソンに伴走するようなシンドさ(笑)
第三作「裏切り」のラストがナニだったので、今回のラストはどう書くのかと、早く読み終わりたくもあり、早く読み終わりたくなくもなし、でした。
もう、彼女の作品なら、サスペンスでも、ミステリーでも、小説でも、ジャンルなんて、何でもいいや!
という気持ちになりました。
スウェーデン社会の問題等も作品に編み込んでくれる、成熟した作家だと思います。
いやぁ、面白かった。
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4094081526
No.5:
(1pt)

これが推理小説?

確かに『ベスト北欧推理小説賞受賞』とあるが、どんな推理小説とも違う。 ただひたすら2人の女性の記述があるのみ、もう80%は読んだが未だに事件は起きず。 嫌になって本を閉じた。 私の期待は全く外れた。 もう一冊同じ作家のものを買っていたが読む気は起きず。
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No.4:
(3pt)

北欧の"湊かなえ"

辛い評価で申し訳ない。 タイトル通り、湊かなえさんが好きな人なら存分に楽しめると思います。 高い評価がついていたので購入したのですが、キリスト教的救済を掘り下げた内容でしてミステリ色は薄く、自分には向きませんでした。 語り口には迫力があり、話がどんどん悪い方向にむかうので、リーダビリティは非常に高いといえます。 (しかしミステリを読み慣れた人なら、途中で展開が読めてしまうでしょう) 北欧では高い支持を受けているそうですから、こうしたイヤミスの好きな方は北欧にも多いのでしょうね。
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4094081526
No.3:
(5pt)

静かな怖さ

人間の感情にとって、何よりもやっかいなもの。
「罪悪感」をテーマにした物語。

主人公は2人の女性。
誰もが羨むエリート街道を進んできた、38歳の女医。
異常な肥満で、自分で身体を動かすことも出来ない50代の女性。

年齢的にも育ちも、住む世界が違い接点のあるはずもないこの2人。
ストーリー的にも別々の観点から描かれて行き、途中から微妙に交差し始めて
出合ってしまう。
そこから、ストーリーは更に破壊の道を突き進んで行く。

殺人事件が起こる訳でもなく、異常者が現れる話でもないのに
どこか背筋を凍らせるようなストーリー。
人間の精神が、怖い。
知らぬ間に、自分で自分を破壊させてしまうような思考。
勝手な思い込みで、善行だと信じ込み
人を追い込んでいることにも気がつかない思考。

静かに怖い。

でも、終わり方には救いがあった。
人間には「希望」があれば、生きていけるのだと
そう思わせてくれる。

罪悪感から逃れたくて、贖罪の道を捜し求める。
それは、自分を少しでも「楽」にさせてやりたいという
少しでも「息」をつかせてやりたいという
ある意味「自己防衛」が機能しているのか?

誰にでもある感情。だからこそ、人間なのだと思う。

タイトルの「恥辱」は、素直に巧い。
恥辱 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:恥辱 (小学館文庫)より
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No.2:
(5pt)

これだけの作品を書く作家はなかなかいません

カーリン・アルヴテーゲンの四作目。スウェーデンというとあまりメジャーな国ではないが、それでも四作品が翻訳されるということはやはり実力のある作家なのか。
私自身、三作目から彼女の作品を読み始めたのだが、あまりのおもしろさに読み入ってしまった。彼女の作品は登場する人物の心理描写が細かく書かれている。なので、非常にリアリティのある作品となっている。
今回登場する二人の女性についてもそれは変わらない。一人は三十八歳の医者モニカ、もう一人は五十代半ばの肥満女性マイブリットで、二人とも過去に何らかのトラウマを持っている。そんな二人が物語の中で交差していく。読む価値は十分にある作品だと思う。

恥辱 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:恥辱 (小学館文庫)より
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