乱歩賞受賞作『左手に告げるなかれ』の八木薔子が帰ってきた！欲と憎悪、金と名声、女達のタブーを八木が暴く！極上ミステリ５連作。

「右手を見せてくれ」。スーパーで万引犯を捕捉する女性保安士・八木薔子のもとを訪れた刑事が尋ねる。

八木薔子はアメリカ最大の警備会社で要人警護を多く務めたエリートボディガード。

結婚式を中止しなければ惨劇が起きるという脅迫状が会社社長に届く。式の数時間後に同会場で花嫁が狙撃され死亡。

小田切可憐は毎日家事を終えると「デル・エア」へ向かう。

外国人VIPの警護班を任された、駆け出しの女性ボディガード・愛。

多摩川の河川敷で臓器を抜き取られた猟奇死体が発見された。

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。

東京の山間部、タンポポの咲き誇る廃牧場のサイロで、空中で刺殺されたとしか思えない異様な死体が発見された。

雑居ビルから、一人の老人が転落死。現場には「黒い天使」のトランプが落ちていた。

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。

離婚成立直前に夫が失踪した。

東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。

夫を殺さないで！ 私、酒を断ちますから 大富豪のひとり娘でエリート医師の妻・速水圓（はやみまどか）。

東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。

五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。

マンション建設反対運動に揺れる高級住宅地で、自治会長が殺された。

結婚七年目の人妻・杏子は夫からのドメスティック・バイオレンスに晒されていた。

湾岸地域の巨大イベントに爆破予告があり、安積班と相楽班は、警戒警備にあたるが…。

顔に傷があるため「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事・淵神律子。

累計42万部突破「SRO」シリーズ最凶の殺人鬼・房子の生い立ちとこれまでが、ついに明かされる。

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。

藤堂率いる国際的犯罪組織と、日本最大の暴力組織“本社”の銃撃戦に巻きこまれ、消息を絶った藤堂の娘・カスミ。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

十二指腸潰瘍手術後の患者が、長い廊下を病室に運ばれる途中に容体が急変、死亡した。

最凶の連続殺人犯が再び覚醒。巧みに変装しながら殺人を繰り返し、日本中を恐怖に陥れる。

裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。

SROに届いた初の協力要請は、県警ではなく法務省からの人探し。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に小学生から相談事が持ち込まれた。

中古車店に毎晩クレームをつけに通う3人組、麻雀に明け暮れるしがないサラリーマン、パチンコで時間をつぶす失業保険受給中の女、寺への寄進に文句たらたらの檀家たち―。

外国人VIPの警護を任された駆け出しボディガードの愛。

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。

小田切可憐は、かつて公私ともにパートナーだった桜井勇気を交通事故で失って以来、希薄な人生を送っていた。

1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

俺、28歳。金もなけりゃ、女もいない。

死刑制度が廃止された近未来の日本。

第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。元副総理の孫が誘拐された。

ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、『特命指揮官』の〈警視庁捜査二課・郷間彩香〉シリーズ第2弾! 捜査二課特殊知能犯罪係主任を拝命した彩香だったが、班員をまとめきれずに空回り気味。

機動捜査隊浅草分駐所に班長として赴任した稲田小町は、元医院の「幽霊屋敷」で首吊り死体を発見する。

長野県警・城取警部補は、不正献金の疑いのある地元選出の与党代議士・柳平の身辺を調査するよう命じられた。

人を守るとはどういうことなのか? 知力、体力、先読み能力。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。 帰庁の時刻となった頃、電話が鳴った。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

女性だけの 自爆テロ集団が チェチェンより潜入。

“最凶の連続殺人犯”と呼ばれた近藤房子が逮捕されて五十数日。

東京の公園で男の死体が発見された。捜査に当たった戸田刑事は、その数日前に被害者の地元で白骨体が発掘されていたことを知る。

大手企業の幹部たちに届いた一通の手紙。それは、破滅への招待状だった。

最新型特殊装備“龍機兵"を擁する警視庁特捜部は、警察内部の偏見に抗いつつ、国際情勢のボーダーレス化と共に変容する犯罪に立ち向かう――由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作、特捜部入り前のライザの彷徨を描く「済度」、疑獄事件捜査の末に鈴石主任が悪夢

鈴木珠世二十九歳、独身、元OL。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

1966年8月15日、根津謙治は目黒区碑文谷二丁目にトラックを止めた。現金11億を奪うためだ。