孔雀の羽根
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初版刊行(参考)
種別
長編
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5回
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あらすじ
評判
孔雀の羽根の評価:
5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
孔雀の羽根の総合評価:
7.31/10点 レビュー 13件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「10客のティカップが出現するでしょう。」という不可解な犯行予告に、指定されたマンションを厳重に警戒していたマスターズ警部達。
家の中にはヴァンス・キーティングという青年がひとりでいることが確認された。
やがて轟いた二発の銃声を機に、中に入ってみると、そこには後頭部を打ち抜かれた青年の死体が。
傍らには拳銃が落ちており、後頭部には、至近距離から撃たれたことを示す、焦げ跡が残っていた。
犯人はどこに消えたのか?
テーブルには10客のティカップが円形に置かれ、テーブルクロスは孔雀の羽根の刺繍が施されていたが…。
同じような状況の事件がじつは二年前にも発生していて、迷宮入りしていたことから、ヘンリ・メリヴェール卿の登場となり、名推理で犯人を追い詰めるというお話。
第14章の標題が、「この章には、重要な記録が読者の前に提供される」となっていたり、最終章の犯人当ての推理のくだりでは、32の手がかりが指摘されて、それぞれが何頁に記載があったか記されているという、フェアプレイを追求した作品となっています。
ただ、メインのトリックの部分が、この1年くらいかなり多くのカー作品を読んできたこともあって、「このあたりに【逆転の発想】を仕掛けているのでは?」という推測ができてしまった点が、残念なところでした。
さらにもうひとつ。
なぜ、「10客のティカップ」と「孔雀の羽根」なのか、という点が、先述の手がかり(29)の部分と最終頁で説明されているのですが、ややインパクトに欠けるものになっていたのも、残念なところでした。
傑作というには、今一歩といったところかな…というのが、本作品に対する印象です。