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八日目の蝉



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【この小説が収録されている参考書籍】
八日目の蝉
八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉の評価: 4.06/5点 レビュー 425件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全425件 21~40 2/22ページ
No.405:
(5pt)

テレビで見た

テレビで最終回を見て主人公の気持ちをもっと知りたくてしっかり原作を読みたくて買いました。
八日目の蝉Amazon書評・レビュー:八日目の蝉より
4120038165
No.404:
(1pt)

理解出来ない

これのどこに感動しろというのか
親子の愛情を描いた作品を読みたいなら他の作品にした方がいい
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4120038165
No.403:
(5pt)

子どもを思う親の無償の愛

いろいろと考えさせられました。映画を観てから小説を読んだのですが、どちらも良かったです。ぜひ、一読を!
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4120038165
No.402:
(4pt)

赤子の長期間にわたる誘拐が関係する人々の人生に与える影響を心情の変化と共に描かれる

事実だけを見ると一人の女性が赤子を誘拐し長期間にわたって育てることにより、赤子とその家族に拭いきれない影響を与えてしまう犯罪の話。その中での各人物の心情を巧みに描くことでストーリーに引き込まれる。男性である私には理解しきれない女性の考えや行動もあるが、それもまた面白いポイント。情景を描きやすく一気に読み切れる。
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4120038165
No.401:
(5pt)

意志を持ち生きることへの問いかけ

不倫相手の妻が主人公に「がらんどう」という言葉を発する場面がある。

ジェンダー社会で多くの女性が感じる「自分とは何者か」という不全感について照射している。

自分の意思で不倫相手の子を産む覚悟、意志を持てなかった主人公。
不誠実な夫との結婚生活に生きる妻。

男の意向ではなく自分の意志に向き合って生きているかを全ての女性に問いかける。

主人公が誘拐して育てた子は、長じて同じように不倫相手の子を身籠る。
デジャブだが、その決意は親の世代を乗り越える。

作者はがらんどうではなく意志を持って生きることを、次の世代に託している。

決められた通り、一週間しか生きられないというセミ(主人公=多くの女性たち)。自分の意志で踏み出した時、もう1日だけ生きることができた。陽のあたる道は歩けない1日だ。それでも世界は色彩に溢れていたのかもしれない。1日目からそうありたいが、何がそれを阻んでいるのか。
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4120038165
No.400:
(5pt)

感動

優しい気持ちになれます
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No.399:
(1pt)

ノンストップ・サスペンス??

ノンストップ・サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作。
期待してよんだら、他人の子を奪って、変な宗教団体もどきに入所。
そこでのの共同生活の話が、だらだら続く。
いい加減、半分近く読んだが読んでも読んでも進展がまったくなし。
読む気なくなり、ゴミ箱へ。
なんじゃこりゃ。読む価値まったくなし。ってか、どこがノンストップ?どこがサスペンス?
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4120038165
No.398:
(5pt)

一生心に残り続ける物語

映画版を以前映画館で観て、再び映画を観て再び本作を読みました。
生きているという実感や空と木と大地の美しさを感じることができる小豆島の描写、淡々とした語り口ながら時に鋭く、時に少女の様に頼りなげで自分本意な希和子の語り口。壊れた家族、ヒステリックな母親という環境では自分の素を押し殺すしかなく自分と他社の間に線を引くように生きてきた恵里奈。

映画版でもそうですが、希和子の薫を想う母性が本当に美しく、愛情は血縁を超える事ができるんだな、こんなにも美しい愛情があるのかと涙が出ました。
罪を犯し生活が一変した希和子ですが、3年半という薫ると過ごした時間があったからこそ、それを宝物の様に胸に秘め、その後も生きていけているんだなと思いました。
恵里奈自身もまた、本当はずっと小豆島で希和子と居たかった。憎んでいたけれど、あの3年半があったから、愛された記憶があったから母性がきちんと育まれているのだと感じました。
人生に於いて大切な思い出を共有した人、例えあまり覚えていない幼少の頃であってもちゃんと胸に刻まれ、双方影響を受けながら生きているのだと。
私自身、親がヒステリックであり恵里菜の母親に近いところもあり、子供が居ますが希和子目線で読んでしまいました。

「八日目の蝉」の捉え方の描写が、恵里奈の心情により変わっていく(自分の誘拐された経験の受容)事が興味深かったです。

他の作品でもそうですが、角田さんははみ出してしまった、世間とうまか折り合いがつけられない女性のやるせない気持ちを描くのが本当に上手だなと思います。
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4120038165
No.397:
(2pt)

悲しい気持ちになる

主人公は全く悪くないのに、闇を背負って何十年も生きている。
悪くないのに何故?
正義とは?悪とは?本妻が偉いの?不倫相手は悪なの?
良く分からなくなりました。
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4120038165
No.396:
(3pt)

いい本

ドラマ化されました。
その原作です。
泣かせます。
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4120038165
No.395:
(4pt)

この子まだ朝ごはん食べてないの

最後の方たたみかけるように泣けました
ずっしりと重いですが、やはり名作。
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4120038165
No.394:
(5pt)

面白かった。

とても面白かったです。
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4120038165
No.393:
(3pt)

胸が苦しくなる、そんな作品

不倫がベースになってるので、道徳的な話ではないとは思うけど、何が正義?何が正解?と思う内容です。
しかも本妻の子供を誘拐して偽物の母親になり4?5年?一緒に居続ける。
そんな非常識な話しはあるのかと思うけど、実はその誘拐された子供にとってはその時間が幸せで。
本妻の元に戻っても生きた心地がせずに何十年も過ごす。
そしてその後も不倫をして妊娠…。なんの因果?
でも、旨が張り裂けそうなくらい惹きつけられる、そんな話です。
さすが角田さん。
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4120038165
No.392:
(5pt)

赤ちゃんの誘拐と普遍的な親の愛情について描かれる

全ての人にお薦めしたい小説。
家庭のある男性の子を宿しながら中絶した女が、その家庭の女の赤ちゃんを誘拐し、追っ手を逃れながらその娘に愛情を注いでいく。迫りくる警察の切迫感、追っ手を逃れるための機転、逃れた先の小豆島の人の温もりを感じる情景、血のつながりのない親からの無償の愛が、何年経ってもありありと浮かび上がってくる。
警察から逃げる描写も目が離せないが、見ず知らずの親子を受け入れる島の人の情、血がつながっていなくても全てを捨ててでも自分の人生を娘に捧げようとする親の愛に涙が止まらなくなる。
赤ちゃんの誘拐というほとんどの人に関係の無い事件の中の、全ての人に繋がりうる普遍的な親の愛情に心が温かくなる。
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4120038165
No.391:
(5pt)

終盤の会話における描写に鳥肌が立つ

これの元になった実際の事件というのを最近知りましたが、かなり小説の内容とは違います。発端部分も異なります。むしろあの事件からこの小説を紡ぎ出す筆者の才能と着眼点に脱帽するしかありません。
瀬戸内海の情景は映画の方が表現されてるかと思いきや、この文章を通じて浮かんでくる風景は暖かみがあるようで寒々とし、あの素朴さと隣り合わせの孤独な雰囲気がよく描写されています。人間の内面というのは一元的ではないんだなとつくづく思わされます。憎悪に始まったことでも情がどのように変化していくか、それは本人をも戸惑わせるほどに予測不能なことなのだと思います。人生は一度しかなく、子供が希望を抱く将来も、人それぞれに一度きりです。それを無責任に狂わせてしまう大人なり社会なりという存在はいったい何なんでしょう。
終盤の感情表現が直情的すぎると感じる向きもあると思いますが、そこに至るまでの流れを考えるなら、あれぐらいストレートで良いのではないかと感じました。少なくとも私は鳥肌が立つほど痺れました。
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No.390:
(4pt)

主要な登場人物に感情移入できない自分が悲しいです

感動できる作品が読みたいと思い、SNS上でお勧めされていたので読んでみました。
残念ながら私は登場人物たちに感情移入することができず、全く感動しませんでした。
最初から最後まで自業自得だし、愚かというのが正直な感想です。
世の中の人たちはこんなにも誰かに依存しないと生きていけないほど弱く、当たり前に不倫しているものなのでしょうか?この部分が私の感情移入を阻んでいます。
一方で、多くの人から高い評価を得ていることを考えると、私が異常でこの作品の登場人物たちが通常なのかもしれないという悲しい考えに至りました。
読書は色々な考えに気づかされる点が良いですね。
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4120038165
No.389:
(2pt)

しっくりこない読後感

明日が見えない逃亡生活で、今日だけを生きる──

誘拐した子供を育てながら。

と、まあそういう刹那的なお話です。勿論、許されざる大犯罪ではありますが、誘拐犯の心情に沿って話が展開するため、それなりに感情移入してしまいます。

ただ子供がいる身としては、誘拐された側の心情、心の中心部をえぐり取られ空洞のような生活を苦しみながら過ごしている方を慮ってしまう事もしばしば。

誘拐された被害者の親にも非があると言えるように読み取れる部分もあります。
確かに父親は誘拐犯と不倫していて堕胎させていたりと道徳的には許されない事をしていますが、やはり犯罪行為とは比べるべくもなく。
また誘拐した子にはたっぷりの愛情を注いだかも知れませんが、その子から実母と過ごす時間を奪う行為であり、大変許しがたく。

さて親元に戻されたあと。
幼児期の空白の三年半は厚い壁となり、親子関係の構築を阻害します。子供からすれば「母親から引き離され知らないおじさんとおばさんのとこに連れてこられた」と思うわけで、誘拐犯は非常に罪深い事をしたものです。

と、言うことで。

大体なにもかもこの女が悪いじゃねーかと思いながら読んでしまっている自分がどこからか形成され、小豆島のシーンも、このまま恙無く末永く暮らしてくれとは全く思えず、読み進めた先に幸せな結末はありそうになく、そういう意味では読むのがやや苦痛になるところもあるんですが。

二部はまた読むのがしんどい。まあ、多少救いのある話にはなってますかね。

まあ何一つこの誘拐犯を肯定できるところはなく、不倫も成人男女の合意によるものであり、全く同情できるところはありません。

浅薄で、身勝手な女が、愛憎のもつれからその子供まで巻き込んで人様から多くのものを取り上げてしまうという後味の悪い話で、しっくりしない読後感が残るものでございましたとさ。
八日目の蝉Amazon書評・レビュー:八日目の蝉より
4120038165
No.388:
(5pt)

良かった

(ネタバレあり)
勧められて読みました。
凄く苦しかったけど、素晴らしい話で、最後まで夢中で読みました。
1日でも1秒でも長く薫ちゃんと一緒にいられる事を望みましたが、もちろんそんな訳にいきませんよね。
4歳で、ある日大好きな母親から急に引き離される子の気持ちを思うと、苦しくてたまらなくなります。最後、再会して欲しかったけど、やはり物語的には出来ないですよね。
でもこの後、ずっとずっとずーっと後に再会を果たして、時々行き来するような、穏やかで良好な関係を築けますようにと祈っています。
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4120038165
No.387:
(4pt)

母性

評判が良かったので購入。

映画も観ようかな。
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4120038165
No.386:
(5pt)

母性のありか

子供を産むと必然的にその子の親となりますが、その子を育てる為に必要なことも必然的に自然と身につくわけではなく、子育ての為に本当に必要なことはなんだろうかと考えるきっかけを与えてもらいました。
そして、今からでもキワコの八日目は報われて欲しいと願っています。
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4120038165

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