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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全910件 121~140 7/46ページ
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私にとっての湊かなえ作品デビュー作です。この作品を読みながら子供たちの行動に衝撃を受け、あらたにこのような事件がないようにどのようにしていけばいいのか、考えさせる思いです。湊さんからのメッセージですね。しかし怖い! | ||||
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何と言っても出だしの 小説の文がとても独特で面白い所が良いです。 好きな人にはとてもハマる初心者オススメの小説です。 湊かなえと言えばこの 告白をます読むべきだと思います。 ドラマにもなっているので、 とてもオススメです。 | ||||
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ま、普通に面白いだろうと思って読み始めた一冊。10分後に完全にハマってしまう自分がいた。悪を感覚的に描き出す技術はホラー映画のようだった。 | ||||
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学ぶ所が多い。まず、人として一番恥ずかしい資質は、性格が悪い、人の長所を尊敬できない 、自分を過大評価する。←これらを全部合わせ持ってしまうと、どんなに知能指数が高く、見た目に恵まれて、一見魅力的に見えたとしても幸せになれません。修哉という少年が見本です。彼は知能指数はかなり高く勉強はでき、他人をある程度、操作できる。しかし、真面目に働いて、家族を養う父親を過少評価。知能は高くても愛情はない自分に似た母親を異常に愛して、ガールフレンドにマザコン、と本当の事を言われただけでキレて殺す。私は、男性は少しはマザコンなくらいが、妻を幸せにできると思いますが。しかし、愛情のない無責任な母親を持つ少年のマザコンは残念。せっかく能力があっても、犯罪とか何の役にも立たない事にしか使おうとしない。性悪は、低能な方が人畜無害。どんなに性格が悪くて、他人を貶める為なら犯罪をも厭わないようなタチでも、実行に移す能力がなければ何もできない。もし、あなたの身近にいる、許せないほど性格の悪い人が、 低能であったら、よかった、と安堵の息をついてください。そういう人でも、自分を守る保身の能力だけは大体持ってます。保身が何よりも得意な私が言ってしまった(苦笑) この作品の登場人物でまともなのは、女性教師ですね。彼女は素晴らしい女性。本来なら犯罪に手を染めるような人ではない。随分、長い話で学生をうんざりさせますが、ウンザリしてるのは、頭の中身が残念なのです。私は高卒程度の頭しか持ってませんが、なるほどね、と思う事くらいはできました。ただ単に、年とってるだけかもしれませんが。ラストは、ざまあみろ、という感じです。 | ||||
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森口先生は水戸黄門。娘の死は印籠。馬鹿な親たち、馬鹿な子供たち、なまぬるい少年法を、バッサバッサと切り捨てる痛快小説? いや猟奇復讐小説か。 | ||||
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作中、登場人物の独白ですべて進行し、それが異常なまでにリアル感があり読者を引き込んでくれます。 | ||||
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湊かなえさんの作品で始めて読んだのが「告白」でした。この作品でファンになって、その他の作品も大体読みました。でもこれを超える作品はまだないと個人的には思います。 元々のタイトルは「聖職者」だったそうですが、私はそっちのタイトルのほうが良かったのでは?と、思う。映画もとても良かった。 | ||||
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読書家を名乗れるほどミステリ読んでいるわけじゃないですが、一応大方のタイプの終り方は読んできました。 でも、これは驚いたな。 ここまでやるか! という気迫を感じた。 著者は執筆中どういうことを考えて執筆していたのか気になる。 | ||||
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過去に映画化されたのでどんなものかとおもい注文しました。内容としてスリリングな内容です。湊かなえさんは始めて読みましたが なかなか面白かったです | ||||
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前から読みたかったので、念願叶い。やっぱり、湊かなえ作品は一味も二味も違う。主人公が入れ替わりながら告白しつつストーリーが展開していく。そこにはちゃんと伏線が張り巡らされており、最後にあっと言わせる展開は見事の一言。 最近では、僕たちがやりました、のドラマがパロディチックな感じだが、本作品には道程及ばない。 | ||||
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受賞した第1章に限っての事ですが、すごい小説だと思いました。思いもかけない仕掛けが随所に仕掛けられており、読みだしたら止まりません。 第2章以降は多少蛇足感も出てきましたが、最終的には見事な着地を見せ、全編、波状する事無く見事に読まされたしまいました。 | ||||
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初めて湊かなえさんの作品を読みました。胸クソ系と聞いていましたが、むしろ胸がスカっとしました。 森口先生に感情移入していたせいかもしれません。どの登場人物に感情移入するかで、読了後の感想が全く違うものになるのでしょうか。 淡々と進んで行くので、一度も止まることなくスピーディーに読み終えました。悪いことをすれば、必ず天罰が下る。結局、人間の倫理観の基本を述べていると感じました。 | ||||
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第一章がとにかくインパクト強くぞっとしました。 そして、そこで完結してこの本は短編集だったのか と思ってしまいましたが、次章からはその後の経過や事件の真相に入っていきます。 細かく言うと のりきれない箇所もありましたが、圧倒的に面白かったのは間違いありません。 久しぶりに小説を一気に読んでしまいました。 あとストーリとは関係ないですが、「他人の糾弾」と「できない」ことに関する記述が興味深かったです。 (多分作者が常日頃考えていることですよね) | ||||
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やはり面白かった。 それぞれの心情と「告白」が興味深く読み進められるし、 ラストも良いと思う。 | ||||
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読む人の多くを不快にさせるであろう傑作。それは本作で描かれている醜い人物の誰かの心性に恐らくあなたが似ているからだ。少なくとも私は数人の登場人物の心性に共感してしまい、それがいかに醜く場合によって人を傷付けるものであるかを赤裸々に突き付けられて気分が悪くなった。もちろん登場人物の誰にも共感出来ず、何だコレ、人間の醜さをことさらあげつらってるだけではないかと思う人もいるだろう。それでも、本作の登場人物達が決して特異な心性を持った異常な人達ではなく、どこにでもいる普通の人達である事はわかると思う。そういう普遍的な人間の醜さを一切の容赦なく描き切った本作の文学性の高さを私は評価したい。 作者のデビュー作だが、いきなりこんなバケモノを世に出してしまうと、これを超える作品が書けるのか心配になるくらいだ。デビュー作が生涯の最高傑作とならないよう頑張って欲しいものだ。 | ||||
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各人物の視点から事件を語っていくという展開は面白かったです 陰湿な犯行に対する陰湿な復讐方法も溜飲が下がったといいますか斬新に感じました ただラストがあまりに超現実的でがっかりしました 「そんなにうまくいくか?」という読後感だったのが残念 | ||||
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告白の意味を勘違いして読んでいませんでした。たくさん本を購入したので早めに読みます。秋の夜長で読書します。 | ||||
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教師が聖職者であるというのは、ただの幻想であり、大いなる勘違い。 熱血教師なるものも、ただの装飾であり、非現実てきなる存在。 だからこそ、聖人であろうとするフェイク(ふり)が成り立つ。 知らなければ、気づかなければ、安寧なる道を歩み、誰も憎むことなく菩提を弔うことができたはずなのに。 何の因果か,真実を知ってしまった以上、教職者の仮面は、もう二度とは被れない。 復讐の鬼になることを、犠牲になったあの子も許してくれるのではあるまいか。 勝手な思い込みと、誤った認識が、人を犯罪へと駆り立てる。 終局的には、愛する人の手により、私が犯罪に手を染めることは免れ得たが、私が教え子たちを犯罪者への道に引き込んだ事実は一生消えない。 懺悔。 | ||||
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面白かったー! 最後までずっと引き込まれて読んだ。し、考えさせられた。衝撃のラストは、遺族の復讐という点でも聖職者として物事の本質を貫くという点でも見事であった。映画を観る前に小説を読んだので良かった。映画は少し印象が違って見える。結局はすべて母親なんだ。母親の愛情が身勝手だからいけないんだ。正されるべきはそこにある。最愛のものを奪われた報復は最愛のものを奪うことのみで成されるーーー 小説は登場する中学生の人物像がちゃんと大人で、子供っぽいところをあまり感じさせないがそこがリアルだった。一人の人間として思考の上では立派に出来上がってくる年代だろう。油断するのは大人だけで。 とにかく修哉くんは気の毒だ。心を許しかけた美由紀さんにまでていよくあしらわれるところなどやるせなかった。人のこころにはきちんと向き合いたいなと思える一冊だった。 あとは、作者の意図したことかどうかはわからないが、化学などを信望し過ぎる現代への警告ともとれると思う。 | ||||
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オススメポイント ・2009年本屋大賞 ・巧みな構成 語り手が章ごとに入れかわる作品。芥川龍之介『藪の中』を彷彿させるが、『藪の中』と違って、話が矛盾せず、少しずつ犯罪の全体像がわかる仕掛けになっている。改行が少ない第1章が大変だが、その後は混乱がほぐれていく心地よさを感じるに違いない。ぜひ第1章を読み終えてほしい。ピースがそろう章末に思わず「アッ」と声が出るはずだ。 構成は一級だが、心理描写が少し気になる。犯罪者の「告白」にあたる第4章と第5章はわかりにくい。犯罪心理がズレており、一流のミステリではあっても、一流の文学になり切れていないむずがゆさを感じたがいかがだろうか? ともあれミステリの醍醐味を十分味わえる本作は小説を読む楽しさを多くの人に伝えてくれるだろう。衝撃的なラストをめぐってアリかナシか考えてみるのもいいかもしれない。 | ||||
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