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贖罪
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贖罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 1~20 1/13ページ
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最後鳥肌が立ちました 全ては自分がまいた種か、、、と色々考えさせられるお話 梱包もしっかりしてて破れも潰れもしてなかった! | ||||
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一気に読んでしまいました。この本を読んで、贖罪とは、自分がしてしまったことや、選ばなかった選択も含めて、ずっと向き合い続け、考え抜くことなのだと感じました。そう考えると、犯人が今後どのような贖罪をするのか…「死」よりもさらに苦しい、苦悩し続ける贖罪をしてほしいと願わずにはいられませんでした。 読後感は、物語のドロドロした内容に反して意外とスッキリしています。ただ、全体的に清々しい読後感や、「読んで良かった!」という満足感を求める方には、あまりお勧めしないかもしれません。 | ||||
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悲しい話だった。子供を殺された親。その場に出くわした友達。やるせない気持ちの親。事件がトラウマになった子供達。最終的には怨恨による殺人だったということが判明する。読んでいて、親の気持ち、子供達の気持ちに感情移入したが、どちらも何とも言えない感じだった。悲しい話だった。それにしても、このようなストーリーを考えられる湊かなえという作家はスゴイ。 | ||||
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ドラマも何度も見ていますがやはり原作が最強ですね。 大好きです。 | ||||
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罪の意識、責任転嫁、親が子を思う気持ち、色々な想いが負のスパイラルに陥っていく… こういう連鎖って、もしかしたら様々なところで起こってるのかもしれない。 | ||||
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日本一空気のきれいな田舎町で、15年前に起きた一人の美少女の残虐な殺害事件。 事件直前までこの少女と校庭でバレーボールをしていた4人の少女たちは、 犯人と会話までしたのに、なぜかこの男性の顔や服装などを記憶しておらず、 事件は暗礁に乗り上げます。 殺された少女は東京から転校して来た美少女の「エミリ」でした。 大切な娘を失って鬱状態になってしまった母親の「麻子」は、東京に戻る直前に、 4人の少女「紗英」「真紀」「晶子」「由香」を自宅に呼び出し、 「私はあんたたちを許さない。時効までに犯人を見つけなさい。それができないのなら、 私が納得できるような償いをしなさい」 といって脅かします。 全編を通して見え隠れするのは、「エミリ」の母親である「麻子」の存在です。 この麻子が4人の「元少女」たちに送った手紙を通して、真実が明かされていきます。 | ||||
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残酷なミステリー、どろどろした結末というよりかは、ややスッキリしたもの。 ただ、悪い読後感ではない。 人の内面を浮き彫りにするような場面もある。響く言葉も何点かある。 買って良かった。 | ||||
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スリラーの真髄が堪能できました。 | ||||
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大人の言動が子供にとって重い呪縛となって精神に変調を来す様子が巧みに描かれていました。 大人が不用意に子供に罪の意識を植えつけて、自分の思い通りに操ろうとしちゃいけまんね。 それに対して、万引きをした少女に優しく理解ある対応をした警察官が印象的でした。 こういう接し方ができる大人が増えないと、社会はぎすぎすしちゃいますよねー。 | ||||
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湊さんの『告白』を読まれたことのある方なら、類似の雰囲気だなあと感じてもらえると思います。あるいは『告白』パート2か、と思われるかもしれません。 つまりは所謂イヤミス系の作品であります。 筋は色々なところに書いてあろうかと思いますので敢えて書きませんが、とある少女の殺人事件を巡り、その友達たちが人生を狂わせていくという話です。 ・・・ さて。ふと、湊さんの作品の「イヤミス」の「イヤ」の理由が気になりました。 いやな気になるのは読後でなく、読中で既にそうなんですが、なぜこんなに作中人物に嫌悪感?違和感?を感じるのか。なぜこんなにいやらしい人物であると感じるのかと。 で、私が一番感じたのは登場人物の「独善性」ということです。 本作のメインキャラは女性4人と、その友達だった亡くなった子の母親、計5人です。作品の構成上、各章がそれぞれこの5人の独白の形式になっていることも独善的雰囲気を強める結果にはなっているかとは思います。 どういうことか。 この5人が5人とも、「〇〇する方が良いと思った」というような口調なのです。しかし、その感じた・思ったという判断は、コニュニケーションを経て判断したということでなく、そう感じたから・普通そうでしょ、といった印象判断である雰囲気が強いのです。そこに自分を疑う・過誤の可能性を疑うことがないことから、独善的態度の印象が強くなります。 また、こういう態度は確かに「ありがち」であることが、読者を(良い意味で)イヤーな気持ちにして離さないのかもしれません。かくいう私の家内や母親も「良かれと思って」動くタイプ。いや迷惑なんだけど・・・、何で話してくれないのかな・・・みたいな。善意から始まる「はた迷惑」と言っては申し訳ないのですが、そういう雰囲気。 フィクションなので、多少過剰感はあるのですが、あながち居てもおかしくない位の独善さがイヤーな感じにさせます。 ・・・ もう一つ。映像美が頭に浮かぶ! むべなるかな、本作はWOWOWでドラマ化されていますが、映像化が非常に合いそうだなあと感じました。 空気がきれいだと、それだけが取り柄の超ド田舎の街。そこに越してきた都会っ子。その都会っ子と仲良くなる四人。計五人のグループはとある夏休み、学校の校庭で遊ぶ。工事のおじさんという不審者。不審者と手をつないで消えていく都会っ子。 こうした夏の暑い日の状況が自然と頭の中に浮かびました。あるいはこの舞台設定が昭和的日本人に刺さるというだけかもしれませんが笑。 なお、キャストを見るとこれまた魅力的な皆様です。読後にドラマで見返すのも乙なものです。 ・・・ ということで湊氏のイヤミス系作品でした。 最近キリスト教系の本ばかり読んでいるためか贖罪というとAtonementというキリストが人類の罪を代わりにかぶってくれたという話を想起するのですが、そういうものではありませんでした。 猛暑の今、夏休みの今、舞台設定と同様の季節です。木陰の下や帰省の行き来など、類似の設定でスリラーを楽しんでいただけたら幸いです。 | ||||
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同じ殺人事件だ。だけど目撃者それぞれに違う体験と感情がある。時には、何気ない一言が人の人生を大きく左右することもある。そんなことを考えると、人間の生きる世界は一筋縄ではいかない複雑なものだと思う。 | ||||
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少女暴行殺人事件を巡り著者独特の筆致が絡みつくように進行するミステリー連作。大人の言葉の刃が人格形成期の少女たちの心に突き刺さったまま、15年の歳月が流れ、“贖罪”が殺人となって連鎖する。 | ||||
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内容の本筋とは離れると思いますが、大人が子供に暗示をかけるのはいけないなと思いました。 | ||||
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湊作品らしく、ハッピーエンドではありません。 バッドエンドの繰り返しで最後は読み終えた方の感情がどうなるか? 読んでからのお楽しみです。 | ||||
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ミステリーというよりは、共通のトラウマ体験をもつ3人の女性が何を思い生きてきたのか、それぞれが語る生い立ちがよく描かれており、それが秀逸なのだと思う。だけどエンターテイメント性を求めるあまりあり得ないストーリーになっている。 | ||||
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最初何が何だかさっぱりわからなかったが 読み進めるうちにわかるようになっていく展開は 湊かなえらしく構成力など素晴らしい作品だと思う。 そこまでするのかっていう心情はあるものの、 人の心理を良く描いていると思う。 最後の告白内容の部分、あの男性のその後はどうなったのか。 それが気になるところではありますが、それは読み手の 想像におまかせといったところでしょうか。 私は自首、時効前の事件解決、その犯人は… と言った形でニュースになったのかと思います。 なかなか心理的描写も多く、不快に思う部分も含め やはり書き手として素晴らしいと思いました。 人によっては好きではないかもしれませんが、 私は湊かなえの作品は好きです。 | ||||
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途中までは「告白」のように面白く読ませていただきました。 しかし、話がちゃんと回収できていないように思いました。 また、各章において何か一つネタを決めた後は、情報を寄せ集めて内容を作っているような(失礼ながら…、会議で情報を出し合って、それをまとめたような)印象を持ちました。 | ||||
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15年前地方の田舎町で10歳の少女が変質者に殺害される。一緒に遊んでいた4人の同級生。彼女たちは 犯人逮捕に繋がる情報を一切持っていなかったこともあり、事件は迷宮入りとなる。業を煮やした被害者の 母親麻子は、この4人の女の子に「犯人を見つけるか、自分に償え」と迫る。この言葉で、4人のこれからの 人生が大きく影響を受けることになる。この作品の構成は、この4人の女の子たちのその後が、それぞれの 独白の形で4人分、そして最後には麻子の独白で物語の真相が語られる形になっている。4人の女の子は 家庭の事情もあり、殺人事件の加害者となってしまう。彼女たちの個別の独白が、それぞれ独立した 作品になっているとも言っていい。最後の麻子の独白で、この少女殺害事件の犯人も明らかにされる構成 だ。些か無理やりの設定が散見されることや、独白劇にありがちな「しゃべりすぎ」で作品の持つべき余韻が 感じられないという欠点はあるが、最後まで引っ張られるスリラーであり、女性の情念や毒を含んだ無邪気さが 不気味な作品でもある。私は知らなかったが、2012年にWOWOWでドラマ化され、小泉今日子、蒼井優、 安東サクラ、小池栄子、池脇千鶴と言った芸達者が出演しているという。それだけ、しっかりとした原作であると ということであろう。 | ||||
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以下ネタバレ注意 ーーーー パラパラと立ち読みして面白かったから読んでみたが、期待外れ。 リアリティのない点ばかりで「はぁ?」とさめる瞬間が多い。例えば、DV被害者が娘をすすんで差し出す?あの兄がそれを受け入れる?特に要となる事件についても、復讐のために殺害なら分かるけど、そこで性的暴行もする?しかも元々そういう趣味でもない人が…。 子供への性的虐待をミステリの形とはいえエンタメとして消費する作品は、私には無理だと思いました。目撃者の子も第二の被害者なのに、二次被害を受け、それを正当化するような結末も胸糞。 | ||||
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ものすごく引き込まれて、一気に読んでしまいました。 食事をする時間ももどかしい程・・・。 怖いのに面白い、文才が無いのでこんな言い方しか出来ませんが、私は告白の次にこの本が好きです。 | ||||
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