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贖罪



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【この小説が収録されている参考書籍】
贖罪 (ミステリ・フロンティア)
贖罪 (双葉文庫)

贖罪の評価: 3.50/5点 レビュー 247件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全247件 181~200 10/13ページ
No.67:
(3pt)

「告白再び!」とはいかなかったが悪くはない

「告白」をそっくりそのままひっくり返したプロットなので目新しさは無い。

'(1)大オチが無い
'(2)伏線の回収が早過ぎる

の2点で「告白」より数段落ちるしプロットにおけるテクニカル面での不安定さを露呈してしまいましたが、いやいや充分面白いですよ。

かといってマンネリ化している感は否めないし、それは作者も充分自覚していたんでしょう。
しかし、この後に続く「Nのために」を読む限り、本作で著者が独白形式の限界を感じてしまったんだとしたら勿体ないなぁと。
あと2,3作は粘らないと!
贖罪 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:贖罪 (双葉文庫)より
4575515035
No.66:
(3pt)

苦手だと感じた理由

はじめ、買ったことを後悔しかけました。事件内容が少女への性的犯行も含まれていた為、女性としてはどこか気持ち悪さを感じたからです。単なる殺傷事件であってほしかった…という反面、それではこの作品が成り立たないんですよね。 「告白」は、秘密を追い求めるような探求心で読み進めたが、「贖罪」は胸につかえたドロドロを早く消したいような感覚で読み進めました。 結果、読み終えてみると気持ち悪さは緩和。どこかで読んだような事件ながらも、書き方次第で3割増、嫌悪感を抱いてしまったようです。w それでも家族(特に父w)へ読み終わったからどうぞ。と手渡すのは、気が引けます。 個人的に苦手な内容というだけで、十分楽しめると思います。
贖罪 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:贖罪 (双葉文庫)より
4575515035
No.65:
(3pt)

苦手だと感じた理由

はじめ、買ったことを後悔しかけました。事件内容が少女への性的犯行も含まれていた為、女性としてはどこか気持ち悪さを感じたからです。単なる殺傷事件であってほしかった…という反面、それではこの作品が成り立たないんですよね。 「告白」は、秘密を追い求めるような探求心で読み進めたが、「贖罪」は胸につかえたドロドロを早く消したいような感覚で読み進めました。 結果、読み終えてみると気持ち悪さは緩和。どこかで読んだような事件ながらも、書き方次第で3割増、嫌悪感を抱いてしまったようです。w それでも家族(特に父w)へ読み終わったからどうぞ。と手渡すのは、気が引けます。 個人的に苦手な内容というだけで、十分楽しめると思います。
贖罪 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:贖罪 (ミステリ・フロンティア)より
4488017568
No.64:
(4pt)

被害の連鎖

登場人物達は、とある田舎で起きた少女殺人事件の目撃者(少女4人)と殺された少女の母親
同級生の少女の死体を発見した少女達は、その事件を契機に人生が少しずつ狂い出す
しかも、事件が起きて数年後に、殺された少女の母親がはなった一言が更に追い討ちを掛ける
登場人物の手記、独白といった形式で構成されている
対話を拒否するようなこの構成が、「贖罪」というテーマと上手くマッチしている
完成されたひとつの世界が、見事に構成されている
しかし、その分こじんまりと纏まってしまている気も・・・
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4488017568
No.63:
(4pt)

被害の連鎖

登場人物達は、とある田舎で起きた少女殺人事件の目撃者(少女4人)と殺された少女の母親
同級生の少女の死体を発見した少女達は、その事件を契機に人生が少しずつ狂い出す
しかも、事件が起きて数年後に、殺された少女の母親がはなった一言が更に追い討ちを掛ける

登場人物の手記、独白といった形式で構成されている
対話を拒否するようなこの構成が、「贖罪」というテーマと上手くマッチしている
完成されたひとつの世界が、見事に構成されている
しかし、その分こじんまりと纏まってしまている気も・・・
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4575515035
No.62:
(4pt)

『告白』を読んだ方にお薦めします

『告白』は、お読みになりましたか?
贖罪とは、お金を出して罪を許してもらうこと
ですが、本書『贖罪』は、お金以外の方法で
罪をつぐなう物語です。
前者は男性タイプで、後者は女性タイプの快感
があります。湊かなえの2冊目ならこれを
お薦めします。
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4488017568
No.61:
(4pt)

『告白』を読んだ方にお薦めします

『告白』は、お読みになりましたか?
贖罪とは、お金を出して罪を許してもらうこと
ですが、本書『贖罪』は、お金以外の方法で
罪をつぐなう物語です。
前者は男性タイプで、後者は女性タイプの快感
があります。湊かなえの2冊目ならこれを
お薦めします。
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No.60:
(3pt)

ミステリーとしてはイマイチ

美少女殺害事件に関わった少女たちが、とある人物より投げつけられるキツイ言葉により、その後の運命を大きく変えられる話です。
そして話が進むにつれ、事件の詳細が明らかになります。
キツイ言葉を投げつける人物の激情が非常に生々しく描かれています。
そして少女達1人1人の「その後の人生」は、事件がいかに彼女たちの中に巣食っているかが鮮明に描かれていると思いました。
また、文体自体は非常に読みやすいですし、話の流れもつかみやすいと思います。
ただ、最後の章の締まりが悪いように思いました。
そしてミステリーとしては、ラスト近くで思いもよらない謎が明らかになるのはいいのですが、その大分前に事件のあらましは見えてくるため、サプライズはやや減ったように思います。
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No.59:
(3pt)

ミステリーとしてはイマイチ

美少女殺害事件に関わった少女たちが、とある人物より投げつけられるキツイ言葉により、その後の運命を大きく変えられる話です。
そして話が進むにつれ、事件の詳細が明らかになります。

キツイ言葉を投げつける人物の激情が非常に生々しく描かれています。
そして少女達1人1人の「その後の人生」は、事件がいかに彼女たちの中に巣食っているかが鮮明に描かれていると思いました。
また、文体自体は非常に読みやすいですし、話の流れもつかみやすいと思います。

ただ、最後の章の締まりが悪いように思いました。
そしてミステリーとしては、ラスト近くで思いもよらない謎が明らかになるのはいいのですが、その大分前に事件のあらましは見えてくるため、サプライズはやや減ったように思います。
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No.58:
(3pt)

もう少しひねりが欲しかった。期待している著者だけに残念。

「告白」「少女」に続く著者の最新作は、前2作と同様の手法、独白の連続で一つの物語を構成していくというスタイルです。湊かなえスタイルと呼んでもいいこの形、3冊連続となると飽きが来そうなものですが、しっかりと最後まで謎を抱えたままエンディングにもっていく筆力はさすが。細かな説明もきちんと独白の中に違和感なく入れ込み構成しているプロット力に驚きます。
とはいえ、小出しにしていたキーが揃ってくると当然予測が産まれます。そしてその予測の範囲内でのエンドで終わってしまったのが残念。もう少しひねりが欲しかった。また、ちょっとフェアじゃない要素もあったのも残念。
ちなみに装丁はとっても素敵な画です。
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No.57:
(3pt)

もう少しひねりが欲しかった。期待している著者だけに残念。

「告白」「少女」に続く著者の最新作は、前2作と同様の手法、独白の連続で一つの物語を構成していくというスタイルです。湊かなえスタイルと呼んでもいいこの形、3冊連続となると飽きが来そうなものですが、しっかりと最後まで謎を抱えたままエンディングにもっていく筆力はさすが。細かな説明もきちんと独白の中に違和感なく入れ込み構成しているプロット力に驚きます。
とはいえ、小出しにしていたキーが揃ってくると当然予測が産まれます。そしてその予測の範囲内でのエンドで終わってしまったのが残念。もう少しひねりが欲しかった。また、ちょっとフェアじゃない要素もあったのも残念。
ちなみに装丁はとっても素敵な画です。
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No.56:
(3pt)

魅力的な一人称だが

前作が酷く、この作家の質はどうなのだろうと懐疑的だったが、『贖罪』は最後まで読ませる引力を持っていたし、ある種の爽快感を伴う力強い一人称、台詞は面白い。意思、情念のようなものがたっぷりと塗り込められた文が魅力。
その点においては5人目の章がまったくもってクオリティが低く、残念。蛇足とは思わないが、魅力が一気に削がれた。
ミステリとしてもいただけない。
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No.55:
(3pt)

魅力的な一人称だが

前作が酷く、この作家の質はどうなのだろうと懐疑的だったが、『贖罪』は最後まで読ませる引力を持っていたし、ある種の爽快感を伴う力強い一人称、台詞は面白い。意思、情念のようなものがたっぷりと塗り込められた文が魅力。

その点においては5人目の章がまったくもってクオリティが低く、残念。蛇足とは思わないが、魅力が一気に削がれた。
ミステリとしてもいただけない。
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No.54:
(4pt)

今のところは

場所は学校のプール、殺されるのは幼い女の子、復讐と贖罪を求める母親……と「告白」にかなり似通った設定でした。話の進め方は関わった者一人ずつの告白が積み重ねられていくというやり方で、どれも風変わりで、どこから空恐ろしく、ぐいぐい引き込まれました。ただ、「告白」と比べてしまうと、あの違和感を感じつつの迫ってくるようなリアリティや、ややヒステリックなユーモアの感覚などがなく、ちょっと物足りなさはありました。最後のまとめも、納得できるように書かれていても、ちょっと足りないなあという感が。ただ、ダメではないです。充分に面白くはあります。このまま同じような作品ばかりだとさすがに飽きると思いますが、今のところ、これはこれで満足はできました。
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No.53:
(4pt)

今のところは

場所は学校のプール、殺されるのは幼い女の子、復讐と贖罪を求める母親……と「告白」にかなり似通った設定でした。話の進め方は関わった者一人ずつの告白が積み重ねられていくというやり方で、どれも風変わりで、どこから空恐ろしく、ぐいぐい引き込まれました。ただ、「告白」と比べてしまうと、あの違和感を感じつつの迫ってくるようなリアリティや、ややヒステリックなユーモアの感覚などがなく、ちょっと物足りなさはありました。最後のまとめも、納得できるように書かれていても、ちょっと足りないなあという感が。ただ、ダメではないです。充分に面白くはあります。このまま同じような作品ばかりだとさすがに飽きると思いますが、今のところ、これはこれで満足はできました。
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No.52:
(2pt)

ドロドロしているだけで、うんざりする。

この作者のストーリーに共通している事は、話が終始一貫して、「ドロドロしている」こと。
「告白」と「少女」はそのドロドロの中にも、
わかりやすい『リアルな感情表現』や、読者を夢中にさせる『衝撃の展開』があるから
サラサラと読めて、満足感もあった。
が、この「贖罪」のように、
『リアルな感情表現』、『衝撃の展開』の両方が無くなってしまっては、
もはや『ただドロドロしているだけ』である。
それでも、湊かなえさんの本だから、と期待して前半は夢中でいっきに読んだ。
しかし、予想通りの退屈な展開と、うんざりするようなドロドロした雰囲気がひたすら続いて・・・疲れる。
やはり、「告白」のように、常に展開し続ける要素がないと、
読者の中には、「不快感」だけが残ってしまう。
これはオススメできない。
この作者の本を読もう、と思う方は、告白か少女を読むべきです。
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No.51:
(3pt)

ドロドロしているだけで、うんざりする。

上手くかけてるんだろうけど、
個人的に、これが面白いとは思えなかった。
一日で読めてしまうほどの筆力はさすが。
でも、ラストは「うそっそんだけ!?」というがっかり感。
「大胆な展開」は皆無です。

それにしても、読後感は(いい意味でも悪い意味でもなく)最悪でしたわ。

あと、「PTA臨時総会」の語りは
迫力たっぷりでそこだけは★5かな
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No.50:
(4pt)

「告白」にそっくり

「告白」と酷使していて、どうしても両作品を比べてしまいます。
構成が似ているし、どちらも面白いことは間違いなく、時間を忘れて読んでしまう。
しかし、「告白」の衝撃に比べるとこちらは生ぬるい感が否めません。
やっぱりあの衝撃は越えるのは難しい・・・。
残された4人の少女は、大人の激情によって発せられた怒りの言葉にしばられ、
「懺悔」の気持ちを抱えて生きていくことになります。
異常な事態を目のあたりにし、完璧な対応など大人だって取れるはずがないのに彼女たちの抱えたものはあまりに重い。
幼く、未熟なうちにこんな事件に巻き込まれてしまった少女たちが、まるで責任をとるように人生をかける姿が痛々しいです。
少々課題は残るものの、3作目にして「湊かなえ的なスタイル」が確立されたのは確か。
次はこの手法をどう広げていくかが彼女のこれからの課題でしょう。
まだまだ楽しみな作家。期待しています。
贖罪 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:贖罪 (ミステリ・フロンティア)より
4488017568
No.49:
(4pt)

「告白」にそっくり

「告白」と酷使していて、どうしても両作品を比べてしまいます。
構成が似ているし、どちらも面白いことは間違いなく、時間を忘れて読んでしまう。
しかし、「告白」の衝撃に比べるとこちらは生ぬるい感が否めません。
やっぱりあの衝撃は越えるのは難しい・・・。

残された4人の少女は、大人の激情によって発せられた怒りの言葉にしばられ、
「懺悔」の気持ちを抱えて生きていくことになります。
異常な事態を目のあたりにし、完璧な対応など大人だって取れるはずがないのに彼女たちの抱えたものはあまりに重い。
幼く、未熟なうちにこんな事件に巻き込まれてしまった少女たちが、まるで責任をとるように人生をかける姿が痛々しいです。

少々課題は残るものの、3作目にして「湊かなえ的なスタイル」が確立されたのは確か。
次はこの手法をどう広げていくかが彼女のこれからの課題でしょう。
まだまだ楽しみな作家。期待しています。
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No.48:
(4pt)

告白の2番煎じという印象

本書は同著書『告白』と同形式の語り口です。1章ずつ当事者一人が一人称で語られます。だんだん読み進めるにつれて、前の記述がこんなことかとわかってきます。最終章の「終章」は2人の当事者がエミリちゃんが殺された殺人事件や殺人事件後の頃を振り返ります。贖罪は「しょくざい」と読みます。
フランス人形:紗英の話
PTA臨時総会:真紀の話
くまの兄弟:晶子の話
とつきとおか:由佳の話
償い:麻子の話
終章:事件や事件以後の振り返り
本書の評価は、少女 <贖罪 <告白なのかなと思います。つまり、少女以上告白以下という感じですね。告白以上のインパクトやミステリーとしての完成度がないですね。要するに、それなりには面白いのかもしれないが、告白の2番煎じという印象ですね。最終章は蛇足かという感じもするが、最終章があるから最後に残る印象がマイルドになったかなと思う。
贖罪 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:贖罪 (ミステリ・フロンティア)より
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