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贖罪
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贖罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 101~120 6/13ページ
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友人に薦められてアマゾンで購入! この作家の作品を手に取ったのは『告白』以来。 レビューの評価もそれほど高くないかったので あまり期待せずに読んでみました。 一話目、二話目は、さすがだなーと 面白く読めた。結構この感じ、好きだと思ったが それ以降の話が……。 『告白』のような周到な複線や驚きの塗り重ねもなく で、何?って感じで肩すかしを食らいました。 一話目、二話目がいい感じだっただけに もっとなんとか出来たんじゃないのかな〜って思ってしまった。 | ||||
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「告白」を読んで、次にこの本を読みました。 ほかの本をまだ読んでないので何とも言えませんが、両作品ともに湊かなえさんの描く語り口調の文章には、人を引き込むものを感じます。それは、登場人物の口調に"狂気"のような何かを見え隠れさせていて、それが暗に物語の先に何かがある、と思わせる手法なのかな、と思います。 先が気になって一気に読めましたが、ストーリーとしては少し納得いかない部分もあったかも。でも十分満足できる内容でした。 | ||||
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内容がキツイのですが一気に読んでしまい集中しすぎて頭痛くなりました。それほどオモシロイと云うことです。 | ||||
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『告白』を読んだあとに湊かなえという作家に興味を持った後に本屋で購入しました。個人的な感想は以下の通り 面白かったとして、人間の感情の動きについてやはり湊かなえはうまく表現されているなと私は思います。母親の放った一言により、その後の人生における4人の少女への様々な影響が作品の中で時には淡々と、時には感情の動きが激しく書かれていて読んでいて引き込まれていきました。 気になったこととして、やはりほかの方のレビューにも書かれていますが、『告白』のような衝撃的なオチに比べると驚きは少なく感じてしまいます。私はその点を差し引いても十分楽しむことができました。星の数は3ですが、実際の評価は3,7点くらいです。 | ||||
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私の初の湊かなえさん作品です。 あらすじを見て一番気になったので選びました。 読み終えてからAmazonレビューを拝見しましたが、批判的なものが多いようで残念。 私はとにかく読み進めずにはいられないこの文章力に驚きました。 事件に巻き込まれた「少女たち」が語る、あの日のこと。そして今。 真実は関わった人間の中にあり、真実に正解はないということ。そう思って読めば、ストーリーの粗探しはしないですむはずです。 | ||||
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湊かなえは、娘に誘われて「告白」の映画を観ていました。 「夜行観覧車」のドラマでハマり、そこから、すべての文庫本を購入しましたが 今のところ、どの作品も、時間を忘れて読み入ってしまいました。 ドラマ化、映画化されているのも納得です。 湊なかえはミステリーの天才だと思います。 | ||||
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あまり本を読むことがなくなってきたのですが、 今回、なか見!検索で始めの部分だけ読んでいたら、どうしても続きが読みたくなって購入しました。 告白と同じく、今回もあっと言う間に読んでしまいました。 湊かなえさんの文の作り方が、私にはとても読みやすく感じます。 内容も、近場にあるかのような生々しい部分はありましたが、私は悪くなかったと思っています。 ドラマは見ていませんが、次は夜行…を読みたいです。 | ||||
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サスペンスだ、ということを除けば すらすらとエッセイを読むかの如く読みやすく引き込まれます。 ただ、落ちが少女の母親が原因だったということ、そして犯人が婚約者と元恋人との間でどのような会話がなされていたのかも知らないままに逆上(?)し、後に犯行に及んだ、というのもちょっと不可思議な気もしました。 婚約者と結婚するというのは自分自身で決めたことだし、遅かれ早かれ彼らのような親しい仲間内なら間もなくバレるでしょう。 また少女に対して性的犯罪を犯した意味もよくわからず、ただ彼女の大事なものをなくしたければ絞殺するだけでよかったではないか、と思ってしまう。 最終章の母親のすったもんだの告白などなしに、もう少し納得のいく展開で終わって欲しかったかな、 と思います。 | ||||
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とても、考えます。 読んでいて、先がとても気になる本です。 最後まで一気に読みましたが、何度も 読み返して、やはり考えてしまいます。 | ||||
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『告白』がまったくおもしろくなく、★1つをつけたが、こんなに人気作家なのだから…、と思い、この作品にも手を出してみたが…。 結局、リアリティなしの駄文。 時間つぶしにもならない紙切れ。 人間の闇を描くなら、素直に闇に向かえばよい。『人間失格』『こころ』『異邦人』のような名作までいかなくとも、少なくともリアリティある作品が生まれるはずだ。 人間の闇に向かい合うことなく、作家の自己顕示意識で、ムリヤリ作為されているものに、なんの価値もない。 『苦役列車』が、何のエンターテイメント性もないのに引き込まれるのは、その真っ正直さからだろう。 この湊かなえ、という作家は、一度、文筆業から足を洗って、再起を図った方がよろしいのではないか。 | ||||
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デビュー作の告白の惰性で書いたような印象を持ちました。 編集者が作家の作風を確立させようとしたのだと思いますが、 もともと叙述ミステリで章ごとに登場人物が代わっていく手法は 小説ではあまり歓迎されていない書き方だと思います。 それでもここまで読めるのは、湊かなえが、小説書きというよりも 脚本家の才能の方があるからでしょう。 ドラマ「高校入試」も面白い脚本ですし。 ただこの作品は、ミステリー部分も薄いですし、 延々と手記が続くだけの内容なので 「告白」ほどのめり込める展開がありません。 ドラマ化もされましたが正直ドラマの方が良かったです。 それと、各々の語り部がやはり饒舌すぎる気がします。 | ||||
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15年前の少女殺人を目撃した少女の同級生が、少女の母親に言われた一言に囚われ、 大人になって一人づつ殺人を犯してしまう。 作者がいうところの「罪の連鎖」です。 出てくる男性人が皆性格的に問題ありすぎで、大人になった少女が紡ぎだす 告白も聞いていて重い。 文学小説ならではのあり得ない設定と展開がつまっているが、 不思議と最後まで読ませる力はあった。 あまりの倒錯ぶりに逆に先の展開が気になったのだと思います。 | ||||
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湊かなえさんの小説は結構重いのですが比較的読みやすいので一気に読みましたが くまの兄妹は結構疲れました。 ここで辞めようかと思ったくらいです。 他の作品と比べ明らかな斬新さはみられなかったなぁ。 逆転のストーリーは途中で解っちゃたし。 厳しいでしょうが星は2個まで。 | ||||
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今回選んだ本は、湊かなえ、贖罪。 そう、あの告白で有名な作家の作品である。 告白の衝撃はなかなかだった、。ひとり語りの物語なのだが、全然退屈しないのと、ラストがあまりにも衝撃的なので、かなりの高評価を与えたし、 それがのちのち松たか子で映画化されたのも不思議ではない。 とはいえ、映像を見ていないので、見てみたいと思うわけだが。 そんな今回の作品もやはり基本一人語りである。 こういう作品形態が好きなんだろうな、多分。 相変わらず読みやすくて引き込まれる。 今回もすごい、なんか6話のオムニバス展開なんだけど、それぞれが贖罪=トラウマによる人殺しを完遂してしまう、ということ。 ただよくわからないのが、最後の1人の告白にて、犯人の殺害に言及されていないこと。 これがあれば作品は自分的にはスッキリと片付いたような気がするのだが、どうだろうか? | ||||
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何かと話題の湊かなえさんの作品を初めて読みました。 口語調の文体が独特で読み出してすぐにグイグイ引き込まれたのですが、登場人物の性格も独特ですね。 「これでもか!」ってくらいみんな極端にマイナス思考だし、いくら幼児期に強烈な出来事を経験していたとしても4人全員がその後成長して事件や問題を起こしたりするのは極端過ぎる気がした。 一番しっくりこなかったのが、エミリちゃんを殺した犯人が母親の元カレだったって事とその犯行動機について。 なんでそんな事で娘を殺す事になるのか(しかもう強姦までして殺すなんて)説得力が欠けると感じた。 あと、麻子という人物のあまりの性格の悪さに嫌悪感しか感じなかった。(こんな人物自分の周りにいたら最悪だ) | ||||
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中学生の子供がかっていました。一冊を一気に読めるぐらい面白いらしいです。 | ||||
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私が納得できる償いをしなさい――― 15年前、ひとりの女児が暴行され、殺害された。 彼女の友人たち4人は犯人と接触しているが顔を思い出せず事件は迷宮入りになる。そんな彼女たちに投げられた被害者の母親からの一言。 その言葉を投げつけられ、少女たちの人生は大きく動いていく。 4人の同級生たちの歩んだ15年間、そして母親と、犯人の物語。 代表作「告白」同様にひとりの語りから物語は進行し、章ごとに語り手(視点)が変わる。 いわば芥川龍之介の『藪の中』のような展開なのだが、正直、この作品は微妙だ。 「告白」でも同じような感想を持ったのだが、ひたすらに人間の暗く醜い部分を抉り取り、救いがなさすぎる ハッピーエンドばかりが良いとは思わないし、希望があれば良いってわけでもないが、あまりにも救いようのないラストに読後感はひどい。 終章があまりにも蛇足であり、その手前の章で終わっておけばまだしも、ラスト数ページがあるせいで非常に興ざめ。 告白ほどの衝撃はないし、ただ語り手の話を聞き、情景を想像して物語が淡々と進んでいく印象ではあるが、 それでも、告白同様に一気に読んでしまうというのは、やはり作者の力量があってこそだと思う。 | ||||
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超有名作「告白」と、書簡形式なことや母親の心理に重点があるというところなどが似ていますが、やはりプロットの構成などとても上手だなあと思いました。田舎町の閉鎖的なところ、憧れ、子供の微妙な心理など、興味深く読みました。 映画版は未見なので比較できませんが、かなり微妙な心理を演じる事になるので、高度な演技力が必要だと思いますし、またどうやって映像化したのかなあと思います。ストーリーに興味のある方は、やはりまず文学で読むのが一番いいかもしれません。こちらは文庫になりましたし、おすすめです。 | ||||
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都会から遠く離れた田舎町。 外部から遮断され、混じることがないとは、綺麗な空気だけではなく、 閉鎖的な人間関係を育んでいく。 似たり寄ったりの生活レベルと文化的背景。 そこへ突如、全く違う価値観を持った都会の人間が入り込み、悲劇が 始まる。 徐々に解明される連鎖の根源。それは、やはり都会の裕福なお嬢様と 実直な地方出身者との間の出来事。 この対立軸がぶれずに一貫している点が、物語にまとまりを生み、 殺人の動機に説得力を持たせているのだと思う。 何人もの人間の命が故意に失われても、希望を感じさせる終わり方が 印象的だった。 | ||||
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実は話題になっていた「告白」は店頭で読み終わっちゃいましたが、この本も1日かからず読み終えました。ですから読みやすいのは確か。物語的に引っ張る力があるのも確か。が、この著者の描く世界の救いのなさは何なのでしょうか?もしかしたら著者自身の経験がベースになっているのでしょうか?全体を覆い尽くす「悪意」のようなものに少々気分が悪くなりながらも 最後まで何とか読みましたが、殺人の動機ってそれ?そしてあんなことするの?犯人の人格もばらけていて、ミステリーとしてはB級。まあ暇つぶしとしてはそこそこ楽しめました。 | ||||
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