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贖罪
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贖罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 201~220 11/13ページ
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本書は同著書『告白』と同形式の語り口です。1章ずつ当事者一人が一人称で語られます。だんだん読み進めるにつれて、前の記述がこんなことかとわかってきます。最終章の「終章」は2人の当事者がエミリちゃんが殺された殺人事件や殺人事件後の頃を振り返ります。贖罪は「しょくざい」と読みます。 フランス人形:紗英の話 PTA臨時総会:真紀の話 くまの兄弟:晶子の話 とつきとおか:由佳の話 償い:麻子の話 終章:事件や事件以後の振り返り 本書の評価は、少女 < 贖罪 < 告白なのかなと思います。つまり、少女以上告白以下という感じですね。告白以上のインパクトやミステリーとしての完成度がないですね。要するに、それなりには面白いのかもしれないが、告白の2番煎じという印象ですね。最終章は蛇足かという感じもするが、最終章があるから最後に残る印象がマイルドになったかなと思う。 | ||||
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前回の作品が面白かったので今回も手に取りました。 今回も面白かったです! 続きが気になって一気に、けれど伏線を見落とさない様に一字一句丁寧に読み進めました。 実際こんなに殺人事件が続く偶然なんてありえないけれど、小説だからこそ実現出来る面白さを感じました。 様々な伏線が綺麗に一つに、結びついて行く所は読んでいてスッキリしました。 途中推理しながら読める楽しさもありましたね。 | ||||
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前回の作品が面白かったので今回も手に取りました。 今回も面白かったです! 続きが気になって一気に、けれど伏線を見落とさない様に一字一句丁寧に読み進めました。 実際こんなに殺人事件が続く偶然なんてありえないけれど、小説だからこそ実現出来る面白さを感じました。 様々な伏線が綺麗に一つに、結びついて行く所は読んでいてスッキリしました。 途中推理しながら読める楽しさもありましたね。 | ||||
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『告白』を面白く読んだので、つい手にとってしまった一冊。 どこかで似たような話を読んだ気がする・・・と思いながら読みました。わかりました。 構成は林真理子『みんなの秘密』、設定は桐野夏生『柔らかな頬』だと気づきました。 『告白』もオムニバス形式でしたが、『贖罪』の悪意が感じられる閉塞的なドロドロ感が、より『みんなの秘密』を連想させたのででしょうか。『みんなの秘密』はそれでもおもしろかったけど。 美少女殺しと、その母の精神を病んだようなその後、犯人探しなど、設定が『柔らかな頬』を思い出させました。こちらは真相が最後までわからず読後感がスッキリしない話でしたが、犯人が明かされる『贖罪』の方が読後感が悪かったのは、非常に悪趣味な設定だからでしょうか。それでも最後まで読ませてくれたので、まあまあなのかもしれません。 『告白』は子供と読むことができましたが、『贖罪』はちょっと・・という感じです。 | ||||
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『告白』を面白く読んだので、つい手にとってしまった一冊。 どこかで似たような話を読んだ気がする・・・と思いながら読みました。わかりました。 構成は林真理子『みんなの秘密』、設定は桐野夏生『柔らかな頬』だと気づきました。 『告白』もオムニバス形式でしたが、『贖罪』の悪意が感じられる閉塞的なドロドロ感が、より『みんなの秘密』を連想させたのででしょうか。『みんなの秘密』はそれでもおもしろかったけど。 美少女殺しと、その母の精神を病んだようなその後、犯人探しなど、設定が『柔らかな頬』を思い出させました。こちらは真相が最後までわからず読後感がスッキリしない話でしたが、犯人が明かされる『贖罪』の方が読後感が悪かったのは、非常に悪趣味な設定だからでしょうか。それでも最後まで読ませてくれたので、まあまあなのかもしれません。 | ||||
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紗英,真紀,由佳,晶子らが住む日本一空気がきれいな町に精密機械を製作する足立製作所の工場が出来た。町と都会の暮らしのギャップに様々な軋轢が隠れる中,4人と足立製作所に働く家の子どもエミリが遊ぶ中,声をかけてきた男にエミリが殺害される事件が起こった・・・ 上記の事件に対する数年後の話がそれぞれの主人公による観点の短編になっている。確かに読める・面白い・引き込まれる・・・が,自分にとって同作家の『告白』とほぼ変わらないパターンの話に思えてならなかった。面白い物語を書く作者だけに残念である・・・ | ||||
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紗英,真紀,由佳,晶子らが住む日本一空気がきれいな町に精密機械を製作する足立製作所の工場が出来た。町と都会の暮らしのギャップに様々な軋轢が隠れる中,4人と足立製作所に働く家の子どもエミリが遊ぶ中,声をかけてきた男にエミリが殺害される事件が起こった・・・ 上記の事件に対する数年後の話がそれぞれの主人公による観点の短編になっている。確かに読める・面白い・引き込まれる・・・が,自分にとって同作家の『告白』とほぼ変わらないパターンの話に思えてならなかった。面白い物語を書く作者だけに残念である・・・ | ||||
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惨たらしい美少女殺人事件の犯人を目撃したにもかかわらず、 犯人の顔をどうしても思い出せない4人の少女。 犯人は見つからず、被害者の母親の怒りは彼女たちへと向く。 事件、そして被害者の母親の言葉にとらわれ、少女4人の運命は大きく狂わされていく… 『告白』では、被害者の母親の徹底した復讐が描かれ、 登場人物がそれぞれ自分のことしか考えていない印象を受けたが、 『贖罪』では、被害者の母親をはじめとする登場人物が エゴイスティックなままではなく他人のことを考えている節があるため、 『告白』と違い随分結末が緩和されているように思った。 被害者の母親の心理描写と、4人の少女が各々してしまったことに対して 説得力に欠けるところがあると思う。 | ||||
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惨たらしい美少女殺人事件の犯人を目撃したにもかかわらず、 犯人の顔をどうしても思い出せない4人の少女。 犯人は見つからず、被害者の母親の怒りは彼女たちへと向く。 事件、そして被害者の母親の言葉にとらわれ、少女4人の運命は大きく狂わされていく… 『告白』では、被害者の母親の徹底した復讐が描かれ、 登場人物がそれぞれ自分のことしか考えていない印象を受けたが、 『贖罪』では、被害者の母親をはじめとする登場人物が エゴイスティックなままではなく他人のことを考えている節があるため、 『告白』と違い随分結末が緩和されているように思った。 被害者の母親の心理描写と、4人の少女が各々してしまったことに対して 説得力に欠けるところもあると思う。 | ||||
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ストーリーは陰惨ですが、『告白』同様、キャラクターの過剰すぎる言動や行動がブラックジョークの様で笑いを誘いました。陰湿にネトネト嫌らしく たまりません(笑 | ||||
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ストーリーは陰惨ですが、『告白』同様、キャラクターの過剰すぎる言動や行動がブラックジョークの様で笑いを誘いました。 陰湿にネトネト嫌らしく たまりません(笑 | ||||
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同級生の殺人事件に居合わせ、ある重たい約束を交わされた4人の少女たち。15年たって、それぞれの身に起こった事件は、意識するしないにしても、過去の事件へと蘇っていくものだった。 読みやすいし、次の展開が気になるしで、さくさく読めました。 『告白』のときも思いましたが、学校の先生の心情の吐露が、すごく的を得ているというか、よくわかるような気がしました。実際のところはわかりませんが…。 | ||||
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同級生の殺人事件に居合わせ、ある重たい約束を交わされた4人の少女たち。15年たって、それぞれの身に起こった事件は、意識するしないにしても、過去の事件へと蘇っていくものだった。 読みやすいし、次の展開が気になるしで、さくさく読めました。 『告白』のときも思いましたが、学校の先生の心情の吐露が、すごく的を得ているというか、よくわかるような気がしました。実際のところはわかりませんが…。 | ||||
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他の方がレビューされている通り、構成は「告白」にそっくりですが 内容は展開がどの章も同じテイストでミステリーというよりはホラー に近く、ちょっと薄っぺらくなってしまったかなあという印象です。 ただ、ミステリー作品として次のページを早くめくりたい、 最後はどうなるんだろうと、読者を作品に引き込ませる魅力はある と思いますし、私自身も(ワイドショー好きなものですから) 一気に読んでしまいましたので、好き・嫌いわかれるでしょうが 星4つをつけました。 次作も同じような構成ではさすがに飽きられてしまうと思いますが、 読んでみたいと思います。 | ||||
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他の方がレビューされている通り、構成は「告白」にそっくりですが 内容は展開がどの章も同じテイストでミステリーというよりはホラー に近く、ちょっと薄っぺらくなってしまったかなあという印象です。 ただ、ミステリー作品として次のページを早くめくりたい、 最後はどうなるんだろうと、読者を作品に引き込ませる魅力はある と思いますし、私自身も(ワイドショー好きなものですから) 一気に読んでしまいましたので、好き・嫌いわかれるでしょうが 星4つをつけました。 次作も同じような構成ではさすがに飽きられてしまうと思いますが、 読んでみたいと思います。 | ||||
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告白と同じように一人称の語りスタイルで書かれています。 告白と似たような展開ですが、前半は告白以上に惹きつけられました。 終章は蛇足だったような気がしますが、ラストも湊さんにしては綺麗(?)な終わり方だったように感じます。 少女殺害事件に関わる少女達のつぐないとはどのようなものなのか。見届けてみてはいかがでしょうか。 ぜひ著者にはこのスタイルで告白を超えるような作品を出して欲しいと思います。 | ||||
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告白と同じように一人称の語りスタイルで書かれています。 告白と似たような展開ですが、前半は告白以上に惹きつけられました。 終章は蛇足だったような気がしますが、ラストも湊さんにしては綺麗(?)な終わり方だったように感じます。 少女殺害事件に関わる少女達のつぐないとはどのようなものなのか。見届けてみてはいかがでしょうか。 ぜひ著者にはこのスタイルで告白を超えるような作品を出して欲しいと思います。 | ||||
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『告白』の嵐が過ぎて 2作目があまりパッとしなかったのでどうかなぁと思ったが ベリー盛りの装丁が興味を引いたので、やっぱり買ってしまった。 『告白』は、なり振り構わないど迫力に寄り切られたかたちで納得させられてしまったが さすがに目は慣れた。 口当たりがやさしくなった分だけ作品に下品さがでたのが残念。 とくに終章のおもねる様な終わり方は作品全体の質を落としている。 この部分はいただけないが、なければないで『告白』まんまになってしまうし... どなたかのレビューに作者の「人生に対する悪意」を感じる...という文章があったが 人の暗部、どろどろした負の部分を描くには 最低限なある種の清廉さというか崇高さ そういったキラキラしたモノが必要だと思う。 >たしかに面白いんだけどね... 読者にこう言わしめる原因はこのあたりにあるのかも知れないし 人はあまり品性に乏しいモノを継続して読むのはやはり苦痛だ。 『告白』もたしかにキワモノだったが、その怖いまでの勢いに凛としたものがあった。 今回は残念ながらそれが感じられない。 結果、作品が単なるスプラッターに成り下がってしまっている。 ほんとうに書きたいモノがまだあると信じたい。 | ||||
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『告白』の嵐が過ぎて 2作目があまりパッとしなかったのでどうかなぁと思ったが ベリー盛りの装丁が興味を引いたので、やっぱり買ってしまった。 『告白』は、なり振り構わないど迫力に寄り切られたかたちで納得させられてしまったが さすがに目は慣れた。 口当たりがやさしくなった分だけ作品に下品さがでたのが残念。 とくに終章のおもねる様な終わり方は作品全体の質を落としている。 この部分はいただけないが、なければないで『告白』まんまになってしまうし... どなたかのレビューに作者の「人生に対する悪意」を感じる...という文章があったが 人の暗部、どろどろした負の部分を描くには 最低限なある種の清廉さというか崇高さ そういったキラキラしたモノが必要だと思う。 >たしかに面白いんだけどね... 読者にこう言わしめる原因はこのあたりにあるのかも知れないし 人はあまり品性に乏しいモノを継続して読むのはやはり苦痛だ。 『告白』もたしかにキワモノだったが、その怖いまでの勢いに凛としたものがあった。 今回は残念ながらそれが感じられない。 結果、作品が単なるスプラッターに成り下がってしまっている。 ほんとうに書きたいモノがまだあると信じたい。 | ||||
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以前の2作品と比べると、本書が一番読みやすかったです。おどろおどろしい感覚がなくなり、意外性が数多く見られたので、私は○でした。 物語の展開パターンは3作品とも良く似ているのですが・・・そろそろ当たらしパターンも読みたいです。 | ||||
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