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魔神の遊戯



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【この小説が収録されている参考書籍】
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)
魔神の遊戯 (文春文庫)

魔神の遊戯の評価: 3.56/5点 レビュー 18件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

独創性の欠如と偶然性

御手洗がスウェーデンの大学で昔話をするという形式で物語が始まる。舞台はネス湖畔の村。そこで、魔神が起こしたとしか思えない陰惨な事件が事件が起こる。しかも、それはロンドン在住の男の過去の記憶をなぞるかのように...。
雰囲気の盛り上げ方は巧いのだが、事件を魔人の仕業のように見せかけるトリックは相変わらず偶然性に頼ったもので進歩が感じられない。上述の「男の過去の記憶をなぞったような」謎も子供騙しでガッカリする。そして、村人が御手洗を呼ぶ際「ミタライ」と表記するのが致命的である。読む人が読めば綾辻氏の「十角館」と同じ趣向だとすぐ分かってしまう。後輩の過去のトリックをそのまま使って恥ずかしくないのだろうか ?
作者のデビュー時の情熱と独創性を知っているだけに近年の不振は目を覆うばかりである。もう一度、地に足を着けた作品を発表して欲しい。
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211500
No.2:
(2pt)

島田作品にしては・・・

島田作品にしては、魅力に欠けていたような気がします。普通の推理諸説ですね、ありがちな。たくさん変な形の死体が出てきて、犯人を捜して、という王道。まあ、普通の推理小説としては、それなりに面白いかも。横溝正史ばりの、普通の推理小説が好きな方にはおすすめです。ただ、私はその普通って言う奴にかなり読み飽きているので、読んでいて退屈でしたね。犯人も「あーこういう風に書いてあるけれど、きっと違うんだろうなー」という感じで手の内が4分の1ほど読んだところで見えてしまいました。「ねじ式」や「ロシア」を読んだあとだったので、特に魅力が無く感じたのでしょう。読む順番って大切ですね…。
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211500
No.1:
(2pt)

そしてファンはタメイキをついた

島田先生の全作品の7割を読み、御手洗シリーズは100%読んでいる大ファンの私。だめだ~先生、犯人わかっちゃった論理的に推理してわかったわけじゃないんだけど読みながら、あれ?なんか変だな。ん?なんだこれま!まさか!いやまさか…島田先生に限ってそんな事…ああっそうだよっこれ、「あれ」落ちだよ…たぶん…はぁ~すると犯人はこの人だよねあ、ここんとこは異邦の騎士に似てる。ここはあの作品と過去の先生の傑作も次々と思いおこされ…う~ん手抜きとは言わないけれど、義理かななどと余計なことまで考えてしまうありさまファンでなければ純粋に楽しめ、もっと評価も高いと思うけどでも先生、買ったひとのほとんどがファンだと思いますヨ
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)Amazon書評・レビュー:魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211500

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