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リベルタスの寓話
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リベルタスの寓話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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御手洗シリーズの中編2編を収録。 両方ともクロアチア人とその民族紛争をテーマにした作品で海外ものと日本が舞台のもの。 最初の表題作は島田氏が当時提唱していた21世紀本格を志向したものだが、もともとこの21世紀本格というテーマ自体がイマイチ根付かないものであっただけに、最新科学を応用した内容だが、ミステリーとしてはやや面白味に欠けるか・・・・。 せっかくの猟奇的な導入部が台無しになっている感がある。 次のクロアチア人の手は日本が舞台で密室殺人もので本格ミステリーとしての面白さはこちらの方が上だが、その密室トリックは島田氏ならではのバカトリックだ。これも21世紀本格に沿ったトリックという事か・・・・。 まあ、御手洗ものとしては標準的な仕上がりか。 | ||||
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いつもながら、島田氏は興味深い題材を選択されるなと思います。 氏の本を読むたびに、今まで接することなくきた分野の知識を得たり、 気づかされたりします。 本作も民族紛争に現代的テーマを絡めるなど面白かったですが、 何点かスッキリしない部分も残ったので、御手洗シリーズのファンな だけに少々満たされないところもありました。 とはいえ、石岡さんのシーン何か所かでは楽しめました。 オウム返しのリアクションや、思い込み激しくへこんだり。 頼りないけど、素直で憎めない石岡さん。 これからも御手洗さんと我々をつないでいってほしいと思います。 | ||||
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昨年の暮れから突如御手洗ファンデビューしまして 大好きになりもろもろ読んでおりますが 御手洗さんが石岡君にさらに冷たくなり 胸が痛い感じでした(笑) 私が生きているうちに御手洗さんが 横浜に帰って来てくれる話が読めることを 願ってやみません! | ||||
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リベルタスの寓話そのものは面白かった。これ自体は氏の創作という事なので、その点は凄いと思います。 また、民族紛争、医療ネタ、RMTを絡めるというアイディアも面白いと思うのですが、短い話の中で盛りすぎた感じで、 ラストに拍子抜けし、かえって「あえて民族紛争をそこまで前面に出さなきゃいけなかった?」と、妙なあざとさを感じてしまいました。 次の作品はばーばー流し読みしました。 里美ちゃんにフラフラしてない石岡さんが見られるという一点はポイント高かったです。 本当は横浜時代のコンビ作品が読みたいんだけどなぁ!!! | ||||
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リベルタスの寓話そのものは面白かった。これ自体は氏の創作という事なので、その点は凄いと思います。 また、民族紛争、医療ネタ、RMTを絡めるというアイディアも面白いと思うのですが、短い話の中で盛りすぎた感じで、 ラストに拍子抜けし、かえって「あえて民族紛争をそこまで前面に出さなきゃいけなかった?」と、妙なあざとさを感じてしまいました。 次の作品はばーばー流し読みしました。 里美ちゃんにフラフラしてない石岡さんが見られるという一点はポイント高かったです。 本当は横浜時代のコンビ作品が読みたいんだけどなぁ!!! | ||||
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プロローグで語られた寓話、そしてボスニアで起こった猟奇殺人、現地にいる誰とでも寝る日本人女性、そのほかモチーフがありすぎて、非常に理解しにくい小説でした。 ラスト事件が解決してしまえば、何て事はなかったのですが・・・ ただ、ボスニア戦争の要因(虐殺の理由やそこで起こった悲劇)を学べたので一寸甘めに星三つにしておきます。 私にとてサスペンスというよりボスニアの歴史を学んだ一冊といえます | ||||
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プロローグで語られた寓話、そしてボスニアで起こった猟奇殺人、現地にいる誰とでも寝る日本人女性、そのほかモチーフがありすぎて、非常に理解しにくい小説でした。 ラスト事件が解決してしまえば、何て事はなかったのですが・・・ ただ、ボスニア戦争の要因(虐殺の理由やそこで起こった悲劇)を学べたので一寸甘めに星三つにしておきます。 私にとてサスペンスというよりボスニアの歴史を学んだ一冊といえます | ||||
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御手洗潔シリーズのおどろおどろしさは健在で、雰囲気が懐かしく 思いました。 視点がくるくる入れ変わる手法も島田荘司らしくて良いのですが、 378頁中、表題作と同時収録作が半々なので、長編推理だと思って 読み進めると、あれっ? て思います。 また、ボスニア戦争という魅力的な題材を扱ったにしては、島田作品 らしい深みが足りない感じです。同時にネットを扱ったために、存在 感が希薄になったのかも知れません。 | ||||
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御手洗潔シリーズのおどろおどろしさは健在で、雰囲気が懐かしく 思いました。 視点がくるくる入れ変わる手法も島田荘司らしくて良いのですが、 378頁中、表題作と同時収録作が半々なので、長編推理だと思って 読み進めると、あれっ? て思います。 また、ボスニア戦争という魅力的な題材を扱ったにしては、島田作品 らしい深みが足りない感じです。同時にネットを扱ったために、存在 感が希薄になったのかも知れません。 | ||||
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島田荘司は、僕にとって無条件に好きな作家だから、その批評も「星3つ」未満になることは有り得ない。。。 すなわち僕にとってのこの作品は、同作家中最低ランクだと言うことになる。 本のタスキに「進化し続ける天才」とあるが、この天才というのが島田氏のことであれば、これは逆説なのだろうか? 読んでいて「またこの展開か!」とルーティンな気分になってしまう。また「ボスニア戦争では、ナチスですらしなかっただろうおぞましいことが行われた」という一説があるが、それが「集団公開レイプ」だそうだ。確かにおぞましいかもだが、ガス室などの殺人工場に比べて、よりおぞましいと言われても説得力に欠けるような気がする。盛り上げ方はいつもながら流石だとは思うが、着地の仕方が拍子抜けしてしまう。一回島田氏の「純文学小説」のようなものを読んでみたい。 | ||||
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島田荘司は、僕にとって無条件に好きな作家だから、その批評も「星3つ」未満になることは有り得ない。。。 すなわち僕にとってのこの作品は、同作家中最低ランクだと言うことになる。 本のタスキに「進化し続ける天才」とあるが、この天才というのが島田氏のことであれば、これは逆説なのだろうか? 読んでいて「またこの展開か!」とルーティンな気分になってしまう。また「ボスニア戦争では、ナチスですらしなかっただろうおぞましいことが行われた」という一説があるが、それが「集団公開レイプ」だそうだ。確かにおぞましいかもだが、ガス室などの殺人工場に比べて、よりおぞましいと言われても説得力に欠けるような気がする。盛り上げ方はいつもながら流石だとは思うが、着地の仕方が拍子抜けしてしまう。一回島田氏の「純文学小説」のようなものを読んでみたい。 | ||||
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ボスニアでの猟奇殺人事件を題材にしたリベルタスの寓話。内容はなかなか良かったが、肝心の現場の雰囲気が伝わってこない。空虚の世界の話のようで、なかなか感情移入ができなかった。しかし、ネット問題などと絡めている点は面白かった。後編のクロアチア人の手、はあまり関心できる話ではなかった。あまりに荒唐無稽なトリックで、「そんな手が許されるなら、密室トリックも何もないな」と言った感じであった。 | ||||
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ボスニアでの猟奇殺人事件を題材にしたリベルタスの寓話。内容はなかなか良かったが、肝心の現場の雰囲気が伝わってこない。空虚の世界の話のようで、なかなか感情移入ができなかった。しかし、ネット問題などと絡めている点は面白かった。後編のクロアチア人の手、はあまり関心できる話ではなかった。あまりに荒唐無稽なトリックで、「そんな手が許されるなら、密室トリックも何もないな」と言った感じであった。 | ||||
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