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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 201~220 11/26ページ
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朝、起き、新鮮な空気を吸い、お湯を沸かし、お茶の準備をする。 そして、庭に出て、草木の様子を見る。 毎日変化する庭を見る。 そういう毎日のほかにどんなことも望まない、という西の魔女こと、おばあちゃん。 日々の生活を楽しむということは、そういうことなんだろうな、とは思う。 時々、木々や草花に囲まれた家で、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、DVDを観たり、一人静かに暮らしたいと思うことはあるけれど、私も「まい」同様、まだ、「そういう生活を続けることはできない」だろうな。 評価が高い本だが、私の琴線には触れなかった。 でも、西の魔女みたいな、“I Know”と言ってくれる素敵なおばあちゃんがいたら、いいなとは思いました。 まいと、その成長を見守るおばあちゃんと亡くなったおじいちゃん、母と父の物語です。 「生きる」ということの意味、「生と死」もさりげなく描かれています。 「ワタシの一行」は、「赤ちゃんとして生まれた新品の身体に宿る、ずっと以前から魂はあり、歳をとって使い古した身体から離れた後も、まだ魂は旅を続けなければなりません。死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、体から離れて自由になることだと、おばあちゃんは思っています。きっとどんなにか楽になれてうれしいんじゃないかしら」でした。 | ||||
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不登校になった女の子とイギリス人祖母との交流を描く。同名映画の原作。 映画を見てこのおばあちゃんはキリス教や仏教の様な大きな宗教でないお坊さんの様なものなのだと思ったが、原作でははっきりとおばあちゃん自身の口から魔女はキリスト教ができる前からあってそういう役割も兼ねるものと言ってたのが興味深かった。あと、小説を読んでるとシゲさんがいかにも悪い人の様にも思えるんだけど、それはマイの目線で見てのことだと最後に分かる。 どう生きるかという点と並行して死が語られる。中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊。 | ||||
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とても、有名なYA小説ですが、今頃読みました。 おもしろく読みました。 ちょっとした1文1行がいいでね。 登校拒否になったまいが、母方のおばあちゃんのお家でしばらく養生して、少しづつ、成長していく姿を、さらっとした文章でつづられていて、その感じが、とても心地よい。 気持ちが和んでいくのがわかります。 おばあちゃんの心持ちも知りたくなります。 おばあちゃんとおじいちゃんのことを描いた、他の小説はないんでしょうか? | ||||
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知人に勧められて読んでみました。 読みやすくリズム感のある文章、 なめらかな語り口の中に 「真剣さと厳格さを備えたスピリチュアリティ」が 絶妙なバランスで落とし込まれていました。 これはすばらしい現代のおとぎ話であり、 子どもでも大人でも楽しく読める作品だと思いました。 「魔女」という言葉については、文字通り神秘的で 何でも手作りする感じがあって、 少し怖い部分もあるけれどそこが魅力…という程度の 薄っぺらいイメージしか持っていませんでしたが、 理性を保ち、うわついた生き方や感じ方を避け、 目の前の仕事に心血を注いで生きるのが ここでいう「魔女」なのだ、と感じ、 そのあり方には素直に感動できましたし、憧れました。 心をすがすがしくしたいなあ、 モヤモヤをリセットしたいなあと感じている方に お勧めしたい本です。 | ||||
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登場人物全員が無慈悲で身勝手で残酷です。 いじめられていた主人公ですらそうなのですから、こんなにも早くおばあちゃんが「だっしゅつ」してしまうのもむべなるかな、と大変同情させられました。 生きる力、生きる技術、育っていくときの指針を学びながら、離れたとたんに「忙しいから」と2年間もおばあちゃんを無視していた主人公にはがっかりです。 おばあちゃんは本職のそっち系の妹さんとは違い、生まれつきの素質はなかったと自分のことを説明していますが、たったひとつ(ネタバレ防止のため伏字にします)「自分の××」だけは早くからちゃんとわかっていて、準備をきっちりしていましたね。 でも、おばあちゃんの真価、本当の意味でどれほど得がたく貴重な生命、人生だったのかは誰にも理解されないまま、旅立ってしまったと思います。 そういう意味では「常に虐げられ、誤解され、石もて負われる、強制されたマイノリティー」という意味で言うのなら、おばあちゃんだけは確かに魔女だったと思います。 ぎこちない文章、説明分の過不足の判断ミス、いやったらしい「現代人」だらけのこの本書、「それでも」インパクト大でした。 | ||||
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小説としては、最後まで読めましたし、 「感動のラスト」はある程度のクライマックス感はあったので、☆1つではありません。 ですが、とにかく物語を通して主人公である「まい」の性格がちょっとアレですね… 最初のほうで、つらい出来事から心ががんじがらめになってしまっているのは当然ですし、 多少の”おいた”には目をつぶれます。 が、結局後日談的エピローグでも、「自分は他の友達よりも先をいってます」「わかってます」 という高飛車感がぬぐえません。 どことなく自分が一番頭がいい!という自己満足の上にあぐらをかき、 両親のことも友達のことも上からみているように感じます。 おまえ魔女から教わったことほぼゼロやん… 自分を大事にすることはとても重要なことですが、 この女の子はそれをはき違えていると感じますし、他人に寄り添おうという努力がみられない…う〜む 魔女もっとがんばって色々教えてあげて〜!と言いたくなります。 最近は「あなたがオンリーワン」やら「自分を大事に」やらの小説はあふれかえっているので、 もう少し人と人との関係性など慈しみを感じたいですね。個人的に。 | ||||
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少女向けと思い放置していた本だったが、哲学的な意味を持っている素敵な本だ。西の魔女と呼ぶ祖母の深い愛、そして、魂と肉体の存在について。死がこうであってほしいと心から願いたくなる。 | ||||
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高校生です。 なんというか、伏線が全然回収できていないように思いました。 主人公のまいちゃんはいい子だと思うし、その他の登場人物も好きだし、作者の表現の仕方や、会話の内容も面白かった。 ラストもなかなか悪くないと思うのだけど、なんかとてもあっけなく感じました。 これから伏線回収するのかなと思ったらもう終わり?て感じで 感動出来なかったです。 ネタバレになりますけど、 結局どこが魔女だったんですかね。 西へってのは何だったんですかね。 てか西って何なんですかね。 そうよ、あの人は本物の魔女よって台詞は必要だったんですかね? 解剖うんぬんの話は何だったんですかね。 けっきょくゲンジさんはどういう人だったんですかね。 よく結末を曖昧にしてどうなったかは読者におまかせっていう作品があるけど、これはそういうんじゃなくて明らかな矛盾というか、色々不自然に思いました。 まいちゃんは本当娘にしたいわと思うくらい良い子なんですけど。 そこらの伏線をちゃんと回収してたら普通に良い話だなって思ったと思います。 | ||||
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「おばあちゃんの死」という悲しいテーマにも関わらず、読んだ後に明るくクリアな気持ちになれる物語です。全体を通して絵に描いたような美しいナチュラル・ライフ(森で摘んだベリーでジャムを作ったり、飼っている鶏の卵で朝食を作ったり、良い匂いのするラベンダーの上に洗濯物を広げて乾かしたり)の中で、毎日繰り返す日常の延長のように死が描かれているからかもしれません。魔女のおばあちゃんによれば、死は終わりではなく、魂の解放だそうです。この世界にポトリと落とされた魂は、ある一定の時間を過ごした後、いつの間にかこの世界から出て行ってしまうようです。生前まいに約束した通り、死んだおばあちゃんはそのことを証明してくれます。しかもお茶目な魔女らしく、あれっ?と思う意外な方法で。その場面は終盤に出てきますが、おばあちゃんに再会(?)できた喜びで涙があふれる一方で、思わずふふっと笑ってしまいます。おばあちゃんの死を確認すると同時に、おばあちゃんはまいの側にいることを確信する、不思議な瞬間です。 今回10年ぶりに読みました。前回読んだ時は中学生のまいに近い感情を持ちました。自分の世界の大半は学校で占められていたし、気に入らない人と自分の大好きな家族が仲よくするのは面白くなかったのも覚えています。規則正しい生活もしていませんでした。けれども、考えや立場が変わった今、まいの年頃の子が生きる世界がどれほど小さいかわかりますし、余計な先入観で人を判断してはいけないこと、規則正しい生活が健やかな心と体にどれほど大切か身にしみています。それから、仕事を続けたいお母さんの気持ちもわかる気がします。さらに10年後に読んだらどんなことを感じるのか、いつになったら魔女の気持ちがわかるようになるのか、楽しみです。 | ||||
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2013GW 山梨県清里の映画セットが公開されていました。 その際に見た風景を思い出してこの本を読みました。 さらに感銘を受けました。 | ||||
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先に映画を見ました。とてもよかったので、本も読んでみようと思い購入、これもまた良かった。映画のシーンが脳裏をかすめて・・・・・ | ||||
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私は、去年の夏休みに、この本を読みました。 最初から最後までスラスラと読むことができます。去年、私は図書委員長で、みんなにも紹介しました。 もし、読書感想文を書こうと思っている人には、特におすすめです。感想が書きやすいと思います。 個人的には、おばあちゃんと仲が良い人や、おばあちゃんのことが大好きな人にもおすすめしたいです。 | ||||
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孫に「魔女修行するよ」って言えるおばあさん。素敵。 そんなおばあさんの生活スタイルも、その人となりも、素敵。 中1の夏休みの読書感想文用として 普段、全く本を読まないムスメと一緒に選んだ本。 過保護だとわかっていながら、 感想文を書くムスメとこの本の内容について 色々話せたらいいなぁ、と思い私も読んでみた。 (普段、充分すぎるくらいに会話ありますが) 正直、読み物としては多少の物足りなさを感じたけれど、 しみじみとした、作者の伝えたいことは伝わってきた。 学校に行けないこともあるんだなぁ。 それでも、みんなに平等に、時はあたりまえに流れて、 日常は普通にすぎていく。 毎日をまっとうに生きるのも、自堕落に生きるのも、 何でもありなんだなぁ。 何気ない積み重ねで日々はできあがっているんだなぁ。 そして「死」は、誰にでも必ず訪れるもの。 それまでどう生きるのか、それも自分で決めること。 そして、あなた(ムスメ)ならどうする? というような”ふわっ”とした会話をたくさんしました。 ムスメの感じたこと、よくわかりませんが(!) 将来、このおばあさんみたいな魔女になりたい、 現時点では、魔女と正反対の働く母は思いました。 | ||||
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小学校の中学年から~中学生に、男女問わず、読んでもらいたいです。 | ||||
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とってもおもしろくて、最後は泣ける本です。 いい本なので、おすすめです。 感想文にもいいですよ | ||||
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今日は。 映画も観たのですが、本の方が矢張りイメージが膨らみますね。 少女の頃のユメを思い出せそうな感じがしました。 一気に読みました。 | ||||
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評価がいいので購入してみたのですが、ありきたりでした。 登校拒否の少女の成長過程を描くいい話でしたが アイ・ノウで終わって欲しかった 渡りの一日 は、必要ないと思う。 何故なら、読み終わった後で妄想できないから。 | ||||
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心がほっとするお話でした。家族っていいなぁ。 子どもたちも喜んで読んでいます。親子で読めるいいお話! | ||||
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全文を読んでみると、教科書に扱われているのが本当に一部だったのがよくわかります。 個人的には、後半のエピソードの、 トラックにのってたくましく美しく生きる女性の生き生きとした姿がとても大好きです。 そんなに片意地張らなくてもいいし、自分の仕事に誇りをもっている姿こそが美しい。 そう感じさせてくれました。 | ||||
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思春期の不安定な心の動きをみごとに描写しています。 どう社会生活を送っていくかきっちり結末もある。 読んだ後とてもスッキリした気分になれます。 | ||||
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