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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 341~360 18/26ページ
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「アイ・ノウ」 この本を読んでから 心の中でそっと口ずさんでいる言葉。 I Know.「私は知っています。」 と訳せば別にどうってことない言葉であるが、 そこに静かに達観する自信に満ちた強さを感じたのだ。 100万部突破だそうである。 満を持して映画化もされた。 本屋には平積み状態。 普通ならもう読む気にならない本であったが、 偶然、「西の魔女」の言葉を知る機会があって興味をもった。 魔女とはいったい? 何か、おどろおどろしさを感じますよね魔女って。 魔法とか呪いとか思い浮かべてしまいます。 でも、ここに登場する魔女とは「古くからの知恵の継承者」のこと。 昔からの言い伝えや自然の法則を知識としてたくさん持ち、その教えを生活の中で実践し、知恵を蓄えているようなある意味「人生の達人」のような人を指して呼んでいる。 そして、私の好きな言葉を実践している人。そんな気がする。 Simple life,High thinking.低く暮らし、高く思う 生活は自然の摂理に基づきとても質素だけれど、高い思いや志に支えられている。 それはエコを求める現代にも合致する生き方だ。 私は「西の魔女」にそんな生き方をみた。 ちょっぴり、あの!ターシャ・テューダーさんを私は思い出しました。 物語は、不登校に陥った中学生の女の子が、環境を変えるために「西の魔女」こと一人暮らしの母親のお母さん、つまり、おばあちゃんと一緒に生活するお話である。 一緒の生活の中で「西の魔女」から授けられる「魔法の言葉」と生活の知恵。 この小説の読みどころはそこにある。 そういった意味でこの小説は教養小説であり、教育書でもあると私は思う。 人間にとって「生きる力」とは何か。 人間はいかに生き、いかに死んでいくか。 そんなことを「西の魔女」は私たちに静かに教えてくれる。 私は心にとめた「西の魔女」のメッセージを書き留めてみた。 これから何度も読み返して、自分の知恵にできるといいな。 そんな願いを込めて。。。 | ||||
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本屋で話題となっていたため、購入。一気に読んだ。 主人公まいとその祖母のゆるぎない絆は孫への絶対的な愛がよく表現されていたし、自然を描いている場面では、自然の心を癒すパワーを感じさせるような良い作品であった。 中高校生だけでなく、大人にも十分お薦めできる。 ただ、個人的にはもう少し話に広がりを持たせボリュームがあってもいいような感はあった。 | ||||
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読み始めてどこか文章に違和感を感じた。素人が言うのもおかしなもんですが。 そのせいか、まったくストーリーに入り込めずイメージもわきませんでした。 たしかに「いい話」であることは皆さんのおっしゃる通りですがホントにそれだけです。 心温まるお話なら他にたくさんあるので敢えてこれをオススメする気にはなれません。 | ||||
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さるきち、この手の小説、好き。 自然の描写が優しく美しくって、 読むだけで、柔らかな風や 草木の匂いや穏やかな日差しや 生命の息吹を全身で感じているような、 そんな幸せな陶酔を味わえます。 そしてまた、 おばあちゃんの作る料理が美味しそうなんだ、 これが。 サンドイッチやスープ、お粥、 そして野いちごのジャム。 質素なんだけど、 庭で取れた野菜や鶏の生みたての卵を使っててね、 自然の恵みってきっと美味しいんだろうなあと思いました。 物語は中学生のまいが 登校拒否になるところから始まる。 そして自然の中でひとり暮らしている おばあちゃんのうちに下宿することになるのね。 このおばあちゃん、イギリス人です。 そのせいもあるのかな、 話し方が丁寧で褒め上手。 「誇りに思う孫ですよ」なーんて 本人前になかなか言えないわよね。 そのおばあちゃんね、実は魔女なんだ。 そしてまいは魔女修行をすることになるのです。 「早寝早起き、食事をしっかりとり、よく運動」 この規則正しい生活が精神、すなわち、 意志の力を強くするとおばあちゃんはいいます。 あれれ。 それって、さるきちがめざしてることじゃない。 摂食障害の治療にも通じるじゃない。 そう、さるきちは思ったんです。 いつの間にか、 さるきちは魔女になる修行をしていたのですっっ。 その前に魔女ってなんだろう、 という話になるのですが、 これから本をや映画に触れるヒトも いるでしょうから、今は語りません。 歪んだ社会にまっすぐ立とうとして 重圧を受けてしまった女の子、それがまい。 摂食障害やうつ病を患っているさるきちたちも、 似てるといえるかもしれません。 素直で純粋で繊細だからこそ、 “おかしな社会”に適応できないくなっちゃったのかもね。 いろんなハプニングでココロにさざ波が立つも、 おばあちゃんとのやりとりの中で 「生」を学び成長していくまいの姿には 懐古の念と共感を抱くことができるでしょう。 そして読み終わった後は ココロがほんわかあったかくなる、そんな一冊です。 | ||||
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私は結婚を考えてた人がいました母にも紹介し、順風満帆に思えたのに…それは途中で挫折してしまいました深い、取り留めない悲しさと寂しさに押しつぶされそうになりながら手に取った本が西の魔女…でした魔女が私のありのままを受け止めてくれてるようなそんな気がして、私は本を読んでいる最中は安心できました。以来、何度も読み返してしまいます。 | ||||
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児童書の分類ですがもちろん大人でも楽しめる本です。 最近流行の「スピリチュアル」系の話ともかぶるところがあり、「生きる意味」について悩んでいる思春期の青少年に特に読んでもらいたいと思いました。 自然や生活の描写がすがすがしく、文章がきれいでこの作者の他の作品にも興味がわきました。(今「春になったら苺を摘みに」を読んでいます。) 児童書ということもあり、読み応え的に少し物足りなかったので星4つにしましたが決してつまらない本という意味ではありません。 | ||||
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魔女でイメージするのは、ほーきで空が飛べたり欲しい物が「エイ!」とばかりに現れたり…でもこの本に出てくる魔女はそれとは違っている。 今マスコミで盛んに取り上げられる霊能者が持つ能力と私は解釈した。 これは賛否両論で信じる、信じないが大きく分かれるところだろうが、信じる者にとっては素直に納得出来る内容で、物語を通して大きなメッセージを受け取る事が出来る。 日本人は宗教を持たない人が多いが、これも一つの宗教と考えれば気持ちが楽になる。 ちなみにある体験をしてから、私も今では信じる派。 | ||||
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映画が公開されるということで 文庫本が平積みになっており、 何気なく手にとりました。 で、これ、良書です。 対象年齢を問わず、でも、心に残るので、 誰にでも勧められるのではないでしょうか? 私が特に、印象に残ったのが、 日常性とスピリチュアル的な事のバランスの絶妙さです。 だって、魔女になるための条件が、 『規則正しい生活を送ること』ですから。 現実を現実として受け止めて、 そこで如何に上手くやっていくかという考え。 現実を現実としてそのまま受け止めるのではなく、 現実を如何に良い方向に変えていけるかという考え。 この2つの考えは、どちらか一方だけだと、 結局のところ、無力感がまっているのではないかと思います。 この本を読んで、その両立のイメージが沸いたことが、 自分にとって、収穫です。 | ||||
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ある雑誌で「西の魔女が死んだ」が映画化されるという記事があったのがきっかけで、 この本を読みました。 私はまだ学生なので、この話に出てくる中学生"まい"の気持ちがよく分かりました。 そして、おばあちゃんの温かさも改めて実感しました。 この本に書かれている魔女修行は、全然魔女らしくなくて、 『自分で決めたことをしっかりやる』というのがモットーでした。 そうすることで、自分の怒りなどをコントロールできるようにしていくのです。 『自分で決めたことをしっかりやる』。とても大切なことだと思いました。 最後の3ページは泣けました。読んでいて、じわじわと涙がこみあげてきました。 読んでみれば分かると思います。 この一冊でたくさん大切なことを教えてくれます。 ぜひ、読んでみてください!!! | ||||
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人間関係に傷つき、登校拒否になった「まい」 心配した両親は、自然がいっぱいの田舎に住んでいる祖母のところにまいを預けます。 英国から日本に嫁いだおばあちゃんは、自然と共生して無理のない、規則正しい生活をしています。 一緒に時を過ごすうち、まいは自分で物事を決めて実行し、忍耐強く持続することの大切さを学んでいきます・・・。 −とても暖かみに満ちた本でした。 愛に満ちていて、自然の中に自分もいるかのように、花の香りを感じ、風景が目に浮かびました。 キチンと生きることの大切さ、自分の感情をコントロールすることの重要性、それに ー死が訪れても魂は不滅ということ・・・。 死を迎えたおばあちゃんの、まいにたいする粋な計らいに微笑を抱きました。 ー暖かいお話です。ぜひぜひ一読をオススメします。 | ||||
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始めて梨木香歩さんの本を買ったのがこの時です 確か私が14歳くらいの時で 主役のまいと同じくらいの年の頃でした 私も新しい学校や環境になじめず 人間関係や意思の疎通などに悩みを抱えていた 時にこの本を読ませていただきました 本当に色んなトコが共感出来て色んなところで泣きました 何回も何回も読んで・・ お婆ちゃん子だった私。 この本を読んでココロが楽になったっていうか 本当に良い物語だなぁと想いました♫ とにかく02おすすめです☆ この本を読んで共感して、泣いてみてください きっと何かが開けるはず | ||||
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私には分かる。 おばあちゃんが西の魔女。 イギリス生まれのおばあちゃんが、孫が学校に馴染まないときに、生きることの大切さを教えてくれる。 植物や動物と人間との営みで、生きるということを教えてくれる。 | ||||
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映画化ということでよく目するタイトルに魅かれて買いました。 草木の名前や鳥の名がしばしばでてくるというレビューを読んだので 自然崇拝者的な臭さがあるのかなぁ......と少し警戒しながら読んだのですが 「魔女」とその孫がおくるカントリーな生活の描写はてらい、気どりがなく しっかりとした生活に支えられた清々しさ気持ちよさが素直に読む者に伝わります。 作中「魔女修行」と呼ばれている自己確立の過程は深い精神論として 解り易くゆっくりと「魔女」の口から語られます。 文章もやさしいのでぜひ多感な思春期にある少女たちに読んで欲しいと思いました。 ただ チャッチフレーズにある「最後の3ページ」は全体が無理のない運びだっただけに むしろここだけ余分な作為が感じられます。 ラストにあえて超常現象を用意しなくてもなにかもっと自然に「魔女」のメッセージを伝える終わり方はなかったのかなぁ。 派手な趣向がなくても楽しめる十分な作品だけに少し残念な気がしました。 | ||||
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本書を先に読んで、涙が出るほど感激した。 何度も読み返したくらいだ。 ただ、同じ著者の他の本を読んでみたけど、残念ながら本書ほどの感動は得られなかった。 もう一作くらい、感動的な物語を書いてくれないかなあ。 | ||||
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行間を想像力で埋められる人や児童文学を沢山読んで大人になった人は 本作品の良さを理解できるだろうし、楽しめると思いました。 技量の高い作家さんだと拝察しました。読者が想像力で補う部分を引き算 しているなーと。 なので、想像力で補えない方が読めば「つまらない」と感じるでしょう。 映画も観ましたが、エッセンスがちゃんと残ってます。省いている部分は かなりありますけど、時間が限られていますから仕方ないですね。 サチ・パーカーさんのおばあちゃん役、素敵ですよ。 | ||||
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ゆるいレース編みのような感じの文体で、少女まいの気持ちが丁寧すぎるくらい綴られています。児童書をあまり読まない社会人としては、少々まどろっこしい感じがしましたが、それがかえって読者が少女に向き合うことになり、少女の時間を感じることになるのだなあ、と感じました。 本書にでてくるおばあちゃんは本当に素晴らしい大人です。自分が目指す大人像に出会えたという感じです。 | ||||
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子ども向けと思って読んだら、意外とよかった。池袋往復で読了できる短さで、文章も平易で、小学高学年から読めそうではあるが、内容はなかなかよかった。考えさせられた。 西の魔女、、、は、ターシャ・チューダーを思い出した。 映画化したようだが、特に起伏のある話ではなく、映像化は難しそうだが。。。 最後の章はいらないのではないかと思った。。。??? | ||||
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ロングセラーで100万部突破し、ついに映画化も決定した話題作です。 学校に行かない(不登校)のまいは祖母の家で生活を過ごす。祖母との淡々とした生活の中で成長をしていく。 何気ない祖母とのやり取りはなんとも奥深い。「死んだらどうなるのか?」「集団での生き方」について祖母は教えてくれる。 そして何といってもエンディングは涙を誘う。祖母が窓に残した言葉は秀逸に素晴らしい。 | ||||
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今なら、いちいちうなづけるおばあちゃんの修行。 でも実際中学生の自分だったらどうだろう? まいの成長、とか成長過程に必要なこと、みたいなのが読み取れて、いい作品だなぁ、とおもいました。 最終的に、西の魔女の決定的なメッセージで救われちゃうけれど、、、 現実だったら、そうはいかないかも。 いろいろな意味で、若いころの自分自身、、、というか、まいと同年代の人に読んでもらいたいな。 | ||||
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おばあちゃんの「魔女修行のために必要なこと」がひとつひとつ「そうだよなぁ」と心に響いてきて、なんだか救われる思いがしました。まいというのは、感受性が強くて、まわりのものに影響を受けやすく、そのために傷ついてしまうという典型的な「私」だったので、彼女がぶつかる壁と、それを取り払ってくれるおばあちゃんの関係が、とても心地よかったのです。 子供向けのお話だったためか、文章がとても簡単に書かれていたので、文章の美しさを感じることができなかったのが少し残念だったと、ラストが私としては「惜しい!」という感じがしました。 「まいとおばあちゃん」の二人がイングリッシュガーデンでする短いかけあいを、連載でNHKなんかでやってほしいなぁと思いました。心に染みる小さな哲学の時間。ターシャ・チューダーさんのイメージで。 | ||||
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