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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 481~500 25/26ページ
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おばあちゃんと孫の魂が触れ合う。現代で生きにくさを感じ、挫折を味わう孫。圧倒的な愛情で孫を包み込むおばあちゃん。いじめられ生き方を見失った孫が、昔ながらの知恵と規則的な生活を送る事で”当たり前の”生きる力を取り戻します。おばあちゃんは、草木と共に生きるという”当たり前の”生活方法や考え方を”魔女の修行”として孫に伝えます。強制ではなく、孫自らが考えられるように。いろいろな出来事から、孫は大事な事を伝えられずにおばあちゃんの元を去ります。そして、おばあちゃんから教わった魔女修行を続けます。伝えられなかったという後悔と共に。そして、突然の出来事。逃れられない後悔の中に沈む孫に、おばあちゃんはステキなプレゼントを。孫は改めて、おばあちゃんの圧倒的な愛情に包み込まれます。--私は何度読み返しても泣いてしまいます。自分は一人ではないということを感じ、生きる意欲が増すように感じます。愛読書の1冊です。手にとって見てはいかがでしょうか。 | ||||
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とっても感動しました!!!何気ないところで涙が出てきました。お婆ちゃんの大切さや、色んなことが学べました。本自体も薄いので本嫌いの人でも、長い本が読めない人でも、簡単に読めます。最後のお婆ちゃんの言葉?がとても感動してかなり泣いてしまいました(汗) | ||||
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可もなく不可もなくといった内容。なんだか人物描写がいまいちで、登場人物に共感できませんでした。主人公もひねくれてるし、母親も役立たずだし。それにおばあちゃんの生活をオールドファッションと言ったり。結局、こういうのっていいよね、でも、現代じゃもう世知辛いよねって皮肉っぽい響きを感じました。なによりいまいちだったのは主人公まいの成長と言うものがどうも感じられなかったところです。そもそも不登校の原因はすれ違う母と子の環境にあるような書き方をしてるのに、どうも何も改善されていないようで。この小説で言いたいことは「こういうおばあちゃん大好き!」というただそれだけのことだと思う。そこから発展するメッセージが何一つなかった。深いことを書いているようでその浅さを随所に感じた。「面白いよ」と薦められた本だけに期待してこんなきつい評価をしていますが、電車の中で読む文には普通に時間をつぶせると思います。 | ||||
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題名をみてひきつけられるように一気によみました。文庫本だったし初めは半信半疑で読んだのですが読み進めていくと、面白くて時間も忘れてしまいました。特に最後の方は感動しました。読んでみる価値ありです! | ||||
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この本は小学5年生くらいの時に学校の図書室で借りて読みました。当時はラストの意味がよくわからなくて不完全燃焼気味だったんですけど…(←バカ??!笑)でも最近文庫を見つけてもう一度読みなおしてみて。。『いい!!!』と改めて感動してしまいました。私にもこんなステキなおばあちゃんが居ればなぁ~。 | ||||
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淡々と静かにゆっつくりと、した時間がこの本に詰まってます。 こんなに、何度も読み返す本はめったにお目にかかれないです。私も、おばあちゃんの孫になった気分で読んでいたので、ラストは、泣き笑いになってしまいました。でもでも、何度も、おばあちゃんに逢いたくなって読み返すたびに子供に戻ってしまいます。うまく説明できませんが、イチゴジャムが食べたくなること請け合いです!!(読めば分かりますよ?) | ||||
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何気なく買ってきて、何気なく読み始めたはずがぐいぐいと引き込まれて、最後は本を読みながらボロボロ泣きました。 | ||||
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これは色々なことが詰ってる本。始めは普通なんですがだん②惹き込まれていきます。まいの深い奥底の気持ち、おばあちゃんのまいへの愛。おばあちゃんは「死」についてまいに話します。内容は言えませんが、読んでるこっちも、おばあちゃんの優しさを感じました。読んだ後は、なんとも言えない気持ちです。言葉にはあらわせれません。本当にイイ作品です。みんなに読んで欲しいです | ||||
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読み始めたときは、なんだこれ、って感じの、フツーの本でした。ただ主人公のまいとおばあちゃんがすごした時のことが書いてある本だと思いました。でも!私はラストのある一行で、主人公のまいといっしょにわあわあ泣きました。ティッシュが何枚あってもたりないくらいでした。何度読んでも泣けるんです。おばあちゃんっ子の私には、寂して、悲しくて、幸せすぎる本でした。ヘンなことしかかけなくてごめんなさい。でも、本当にそういう本だと思うんです。まぁ、それは私としての感想ですが。でも、読んで損はしないと思います。それどころか、いろいろと学びました。ネタバレになるので言えませんけど! それから、梨木香歩さんの「裏庭」もオススメですよ!ぜひ読んでください! | ||||
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主人公とおばあちゃんのふれあいから、とても暖かい気持ちになりました。自然を慈しみ、そこに溶け込んで生活をする二人から、肩肘を張らない、ありのままの自分と向き合えるような気がしました。自分を愛し、周りを大切にする、あたりまえのことだけれども、すごく大切なものをこの作品から得られます。一人でも多くの人に読んでもらい、梨木香歩さんのやさしさに触れてほしいです。 | ||||
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あたたかく、懐かしい作品でした。形式的なしきたりの上で成り立っている友達関係に疲れを感じ、不登校になった少女が、「西の魔女」ことおばあちゃんの家に居候し、共に生活する物語。読みながらいろいろな思い出がよみがえりました。友達のことや、亡くなった祖父のこと。どれもが優しさに包まれた思い出です。そうした優しい思いを思い起こしてくれる作品です。ラストでは体に震えを感じるほど感動しました。 | ||||
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主人公・舞とおばあちゃんの生活がとても丁寧に描かれていて、そこから「自然をいとおしむ心」の大切さがすごくよく伝わってきます。舞がおばあちゃんと生活することで学ぶ家事は、どれも自然を愛し、また手間暇をおしまず心をこめてすることで初めてできることです。魔女修行もそこにつながっていると思います。そしておばあちゃんが教えてくれた大切なこと。人間の一番根本のところをすごくわかりやすく教えてくれます。 私にとってこの本は今の自分の生活をちょっと見直してみよう、そう思わせてくれる、そんな本でした。 | ||||
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魔女はこの世にいるものだと教えてくれたおばあちゃん。そのおばあちゃんとすごしたきらりと光る一時期を中心に描かれたお話です。主人公のまいほどではないとはいえ、学校があまり好きではない私にも、「学校にいきたくない」という思いは痛いほどわかりました。中学校という子供でも大人でもない、中途半端な心と身体をもてあました人たちがたくさんいるところで、強くいきられるようになるコツをおばあちゃんは教えてくれたような気がします。おばあちゃんとの体験を胸に、本物の魔女になって欲しいです。そして彼女の子供にもそれを伝えて欲しいなと思います。 | ||||
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新幹線の中で、急いで読む本ではないのでしょうか、私には全く感動できませんでした。何とか登場人物達を具体的なイメージにしようとしても、一体どんな性格なのか一貫したイメージがもてなかったし、終わり近くで起こる意外な事というのも最初から予想できてしまいました。一番気になったのは、男性が登場してもどうも印象が薄く、現実味が感じられなかったことです。文体も最初の頃は気をつけて読んでいたのですが、しっくりこなかったため途中からは句読点に気をつけないで読んでしまいました。 | ||||
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梨木香歩入門書。じんわり染み出してくる生活感が、この作家の醍醐味です。掃除に洗濯、そして食事の支度。何気ない日常がうれしくなるくらい楽しげに愛しげに描かれています。キンレンカのサンドウィッチがまたおいしそうなんだ!日ごろの忙しさにかまけていい加減にやりすごしてる「生活」を少し見直してみるきになりました。 | ||||
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庭の緑のつややかさや植物の芽吹きに心動かされるおばあちゃんは主人公の少女まいに語りかけます。 「庭は毎日変化します。そして仕事をします。私はそういう毎日のほかにどんなことも望みません。変化を前もって知ることは、私からsurpriseの楽しみを奪います。」 しかしまいは「私にはそういう生活を続けることはできない」「だって、学校があるじゃない」と反論します。わき目も振らずに生きることを求められているまいは、おばあちゃんの生き方と共振することは許されていないとかたくなに信じているかのようです。この時のまいにとって庭の草木はまだ人生の夾雑物でしかありません。 何かにせきたてられるように生きる毎日の中で、ほんの一時(いっとき)だけわき道へそれて立ち止まってみると、人生の不思議、人や自然のいとなみが本来かかえているはずの豊かさといったものに気づくことがあります。まいは、まさにそうした一時(いっとき)を西の魔女であるおばあちゃんのもとで過ごすことで、みずからの日々をゆったりと見つめてみる機会に恵まれます。 「まいもようやく思い出した。今日は昨日の続きだった」(121頁)。 なにげないこの一行がとても示唆に富んでいます。人生にはリセット・ボタンがありません。常に今日は昨日の続き、そして明日は今日の続きです。明日をより豊かにするために今日を懸命に悔いなく生きる。そのことの大切さに、物語の後半にさしかかってまいは気づき始めます。 「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない」「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありません」。 そっと心にしみいるおばあちゃんのこの言葉を人生の折々に幾度もまいは思い出しながらこれからを歩んでいくのだろうな。読み終えた後にそんな思いに包まれる佳品です。 | ||||
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やさしく居心地のよい物語。きちんと生活するということが丁寧に暖かく描かれている。不登校になってしまう、まじめで不器用な主人公に共感。とくに、ヤラしい男を毛嫌いするところとか…。 | ||||
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普段は読まない感じの本なのですが、感動する、泣けるという評判を聞き、購入してみました。読んでいる間も「ほんとに泣けるのかよ・・」という気持ちでいましたが、みなさん同様泣きました。電車の中だったのでこらえるのに必死でした。小さな頃、おじいちゃんおばあちゃんっ子だった私は成長するにつれて、だんだんと離れていきました。おじいちゃんおばあちゃんを大好きだったことを忘れていた気がします。この本で、やっとそのことに気づいた今でも祖父祖母4人とも健在であることがどれほど幸せなことか・・何年か先、彼らの死に直面したとしても、この小説を思い返して「死ぬことが悲しいこととは限らない」と自分に言い聞かせたいと思っています。 | ||||
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「最後の3ページ、涙があふれて止まりません」という帯に惹かれて買ってみました。こんな薄くて、しかも字の大きな本で、ほんとにそんなに感動するのかな、と思ったら、最後まで一気に読んでしまい、しかも涙を堪えるのが大変でした。(電車の中で読んでいたもんで。) 「死」というのは、暗く、悲しく、苦しいものとして描かれがちですが、この本の中ではその「死」さえもが清々しく感じます。自分の足でしっかり立って生きていくというのはどういうことか、おばあちゃんはまいに優しく、でもある種の厳しさを持って教えていきます。 つまらないことでおばあちゃんとけんかをして、心にしこりを残したまま別れてしまったまいは、おばあちゃんの言った通りに”魔女修行”に励みます。その甲斐あって、亡くなったおばあちゃんを訪ねたときに、まいは自分の心が本当に聞きたいと思っていた声を聞くことができるのです。光のシャワーを燦々と浴びるように、おばあちゃんの愛情がまいに降り注いでいく様が目に浮かぶようで、なんだか自分までおばあちゃんの庭に立っているような気がしました。 この作品を子供の頃に読んでいたら、どういう風に受け止めたんだろう。自分が親となった今は、中学生の女の子同士の付き合いの中でグループに属せなくて苦しむまい、家庭を守るのが女性の仕事と考えるおばあちゃん、家事より仕事が好きというまいのママ、それぞれの気持ちが少しずつ理解できるのです。子供も大人もそれぞれの視点でいろんな受け止め方のできる珠玉の短編だと思います。 | ||||
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買おうと決めたとき、帯に「最後の3ページ泣きました」みたいなことが書いてあって「ほんまかいな!」と思って読んでみたら泣きました。この本を読んでいるとき私はすごく素直になれました。まだ私は子供ですが汚れた心も持っています。でも、読んでいる間その汚い心は出てこれないんです。それくらいこのお話は何か神秘的な純粋なものを持っている本です。ぜひ、泣いてください! | ||||
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