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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 221~240 12/26ページ
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自然と共に生きていく西の魔女。 息抜きに読むと調度いいでしょう。 心が洗われます。 | ||||
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読む前の勝手なイメージでは、どこかファンタジックでノスタルジアな話では?と。例えば現実社会に傷ついた少女が異世界に迷い込み、その世界の魔女に世話され療養され可愛がられる。そこで少女は生きる力、生きる意味を知り現実へ戻る。復活を成し遂げた少女は小学校で生徒会長を務め、積極的な風紀活動を展開。魔女に授かった魔法のお陰で邁進する少女であったが、やがて魔法は解けてしまう。西の魔女が死んだのだ!少女は絶望のさなか、魔法に込められた真の意味を知ることになる。―― 実際読んだらそんなことはなかった(笑) | ||||
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児童文学作家なので、文章の読みやすさは確かです。 ただどちらかといえばこの本は子供向きなので、文字数は少ないですし内容に深みがあるなんてこともありません。 ですので濃い内容を期待している方や社会生活に慣れた大人にとっては、この本は少し物足りないと思います。 しかし閉鎖的な集団生活を強いられている子供には、主人公の状況や取り巻く環境は訴えかけてくる部分があると思います。 子供がいる親御さんが読んで自分の子供はどうか、そして子供が読んで自分の環境はどうかと考えるにはとてもいい一冊だと思いました。 | ||||
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私は文庫本で読みましたが、小学生に読んでもらいたかったので、購入しました。どうして小学館はこれを絶版のままにしているのか分からないです。 | ||||
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おもしろくなかった。 なんでこんなに評価が高いのか、わからなかった | ||||
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ページをめくるたびに、マイナスイオンが溢れ出てきて、 思い切り深呼吸をしたくなるような、澄んだ空気を感じる。 そんな自然に囲まれた、田舎のおばあちゃんの生活には、 最先端の文明の利器なんてないけれど、 ちゃんと合理的で、ちゃんとシステマティックで、 充分満ち足りている。 無駄な音は一切ない。 ゆっくりと、穏やかに時間が流れ、 温かい日々が繰り返され、過ぎていく。 ワイルドストロベリーのジャムをコトコトと煮たり、 ハーブを摘んでハーブティを入れたり、 シーツをタライで洗濯して、 ラベンダーのお花の上に干したり、 キッシュを焼いたり、 古い洋服を縫い直して、エプロンにしたり… 何に追われることもなく、 何に急かされることもなく、 何に振り回されることもない、 そんな生活は理想だ。 ちょうど主人公と同じくらいの歳の頃、 私もおばあちゃんと一緒に暮らしていて、 母親代わりのようなことをして貰っていたので、 おばあちゃんへの思いは実の母親より強い。 でも、そんな私のおばあちゃんも、亡くなってから もう彼是20年くらいが経つ。 順番から言ったら、どう考えても、 自分より先におばあちゃんが逝ってしまうのは当然なのだけど、 でも、どっかで私は、おばあちゃんは不死身の存在で、 いつまでも私の傍で成長を見守ってくれて、 そして、いつか私が年をとって最期を迎えたとき、 『よく頑張ったね』と言って、優しく看取ってくれるような、 まさしく『魔女』みたいな存在に思っていた。 正直、もっと色んな話をしたかったし聞きたかった… もっともっと色んなことを教わっておけばよかった… そして、ちゃんと感謝の気持ちを伝えておけばよかった… と、色んな後悔が、後から後から押し寄せてきた。 初っ端からほろリとさせられ、 最後の最後にもうるっとさせられ、 出来たらもう一回、誰も見ていない、 誰もいない広い野原の真ん中で読み返して、 思い切り泣きたいなって思う。 | ||||
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思春期を向かえ、自分、友達、付き合い方、生き方 に悩み、傷つき不登校になった主人公が自然豊かな 山の中に住む、英国生まれのおばちゃんと過ごした 夏の思い出・・・ 人が人として人らしく生きるって、おばちゃんの教えが いっぱい詰まっています。 そして、 おばちゃんの 厳しく、慎ましく、寛容で暖かい静かで力強い孫を思う愛がとても素敵です。 なにより、 感性が豊かで、畑の、森の、林の小道の空気、匂いもしてくる。素敵な本ですよ。 生きるって素晴らしい。そんな事を思い出させてくれる物語です。 | ||||
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ハードカバーが出版されて16年以上経った2012年の今になって初めて読みました。 ある事件から、死が怖いというまいの悩みが出てきます(P.115)が、これは子供の頃の自分の悩みと全く同じで 懐かしく思うとともにこの悩みに一定の回答を出してくれる魔女がその頃にいれば良かったな、と思ったりもしました。 また、物語の中で過激ではありませんが、いじめの問題についても触れています。 昨今、いじめによる悲惨な結末をいたるところで耳にします。 そんな今、学校でいじめを受けている人には、是非P.162の魔女の言葉を読んでほしいと思います。 今自分がいる状況が世界の全てのように感じて絶望している中では、大きな助けになるかは分からないけれども、 苦痛から逃げ出したいのに逃げ出せない気持ちを救ってくれるかもしれません。 (もちろん人間関係はこの物語ほど単純でないし、自分を必要以上に虐げる人が現実にいるかもしれませんが…) 激しいいじめを受けている人は、死が怖いというよりも死にたいと思うのかもしれません。 その点では前半の死の悩みと矛盾してしまうかもしれないけれど、 辛いことや悲しいことにどう対応したとしても、悩んだこと自体に成長の種が在り、 その種は生活の中に知らず知らずのうちに芽を出していることを信じてほしいと思います。 (途中から書評ではなくなり申し訳なし。温かく良い作品ですよ) | ||||
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登校拒否の少女がしばらくの間、自然に囲まれた祖母の家で過ごす物語。 ストーリーは良くも悪くも図式的で分かり易い。 文章はスイスイ読めるが、「これぞ!」という台詞やシーンはない。 個人的に、祖母の口調が説法をする宗教家のように饒舌でバカ丁寧な点に違和感を覚えてしまった。 また祖母の言葉に込められた現代批判にも目新しい切り口はない。 「西の魔女が死んだ」というタイトルを見たときは、 「オズの魔法使い(西と東に悪い魔女がいる)」のパロディかと思ったのだが、そうではなかった。 むしろイメージ的には「秘密の花園」に近い(少女に栽培用の土地が宛がわれるところなど)。 もう一度読みたいとは思えない。 | ||||
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研修中に読めるよう薄っぺらい本として購入。 薄いのだが、内容の割に長すぎるという印象。 ストーリーついては特に良いとも悪いとも思わなかった。 ところどころ「少女漫画かっ!」と突っ込みたくなるところもあったような。 おっさんだから楽しめなかったのかもしれない。 悲観的ごっこが好きな人なら楽しめるのかもしれない。 とりあえず、楽天的なおっさんには薦めない。 | ||||
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内容は分かりやすく字も大きく1日で簡単に読めます。然し、現在二十歳の私にとっては少し物足りなく感じました。 いかにも小学生の道徳の教科書に出てきそうな、論点が明白な書籍でした。 気楽に活字に親しみたい、或いは読者が苦手な人にはお勧めです。 | ||||
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中学生の頃から題名だけは知っていました。 学校の図書館でも町の図書館でも一度は手に取ってしまう題名ですよね。 題名に反してといったら失礼ですが、内容はよくある少女の成長物語です。 母親から「生きにくいタイプの子」「扱いにくい子」と評されてしまう主人公の女の子、加納まい。 母親ひどいなぁと思いましたが、読み進めていくうちにその意味もなんとなく分かります。 感受性が強すぎるまいを見ていると、確かに「生きにくいタイプの子」なのかもしれません。 その後、まいは不登校になった学校には戻らず新しい土地の新しい学校へ転校します。 まいは自分の問題や自分の弱さをしっかりと理解して決めたようです。 これも成長だと思いますが、おばあちゃんとわだかまりが残ったままの別れは少し寂しかったです。 そのうちおばあちゃんとの思い出も忘れ、新しい学校で新しい友達といっしょに楽しい生活を送るようになります。 そして物語終盤にさしかかりました。 『ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ へ』はとても印象的でした。 まいの中で何かがすっと蘇ったように、私の中にあった消化不良のような感覚も消えました。 学校に行かなくなった主人公がのどかな田舎で過ごす物語。 よくある物語ですが、それ以上に登場人物たちの会話や台詞の一つ一つが印象的です。 ありふれた話ですが、それ以上に訴えかけるような魅力があります。 | ||||
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レビューがとてもよかったので、読んでみたのですが、私には全然伝わってこなかったです。 タイトルは素敵なんだけど、内容といまいち一致していない。 まいの視線で物語が書かれているのかもしれないけど、あまりにも”口語的”。だらだらとした文章に退屈しながら何とか読みきりました。 この作品のファンの方、ごめんなさい。 親としての立場から何か学べるかと思ったのですが、それもなかったです。 もしかして思春期の読者限定の小説なの。。。? | ||||
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現在、主人公のマイは、現在中学3年生。 父の単身赴任先に、母と引越し、日々前向きに暮らしている。 物語は、2年前、マイが中学校に入ってまもなく、 学校は「苦痛を与える場でしかない」と登校できなくなって、 田舎のおばあちゃん=西の魔女の家で過ごした日々を回想する。 女の子特有のグループ行動の中で、 グループの皆に合わせることに疑問を感じ かといって一人でいることもできず、 通学に苦痛を感じてしまったマイに共感できる女の子は多いと思う。 マイの祖母=西の魔女は、イギリス生まれの外人。 一本芯が通っているぶれない大人のように見受けられ、 マイを上手に導いていく。 やがて、西の魔女との生活を通して、 マイは新しい一歩を別の学校で踏み出す決意をする。 西の魔女との心の交流は、おそらく一生切れないと確信する。 苦しい時代を過ごしている、袋小路の中にいる女の子たちへ ささやかなヒントになるといいなあと願ってやまない。 | ||||
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友人のすすめで読みました。 登校拒否になったり、生きることがわからなくなった時に向いている本のように思いました。なので、単純に読書を楽しむという読書家には物足りない部分があるかもしれません。(物語の構成などを詳しく分析してしまうと)☆3の理由は、そのためです。トータルでは、いい作品ですが。私は、生きることがわからなくなっていて読んだ、読書が好きな人間ですが、私には少しだけ何かスッキリしなかったです。好きな文章は、『自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか』 | ||||
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絶賛の評価が高い作品ですね。読んでしまいました。 静かな立ち上がりと、静かなお話で、緩やかな盛り上がりと、結末。本当に女性らしい 文章と、美しい感性で、まいちゃんと、イギリス人のおばあちゃんを彩っていきます。 登校拒否になってしまったまいちゃんの心の傷が癒えて行く?そんな穏やかで、しずかな 時間を、描いています。 残念ながら、私は感性が鈍いのかなあ。登校拒否になった理由も、元気になっていく 理由もあんまり分からず、日本にとどまった珍しいイギリス人のおばあちゃんのことが 気になって、最後まで読んでしまいました。 私の知っているところでは、イギリス人って結構地味な人が多いので。あまり勤勉とは 言えないけれど、その日その日の生活を一つ一つ重ねていく。全然美味しくないんだけど、 夕食のシチューに感謝して、朝のご馳走?に元気付けられる。 歴史を学んだ後で何回か訪れると、毎回その質素、簡素、地味な生活ぶりに驚きます。 色んなイギリス人とお話すると、演技じゃないの?とすら思ってしまいます。 寒い地方ですから。食事が美味しくないので。無口なんです。質素なんです。そして 静かなんです。 マスターキートンって知ってますよね。マスターキートンのお母さんってイギリス人 なんです。イギリス独特?のミントの香りで、イギリスに帰ってしまったんです。 孫が、とんだじゃじゃ馬、おてんばの設定ですが、とても魅力的。マスターキートンの 母親は、作品の中では一回も顔を出しませんが、もし、日本に残る設定があったら? この作品の魔女にちょっと重なったりして。 まあまあ?かな。65点。一時間くらいイギリスの風を、日本に感じて。 | ||||
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私は子どものころ、主人公の「まい」と同じように死に気づき、同じようにを恐れ、やはり身近な大人によって「死=自己の完全な消滅」という回答を得て以来、大人になるまで苦しみ続けてきました。今は自分も「お母さん」になったけれど、それでもこの本に出合えて本当によかった。 物語は児童書というだけあって、簡単で読みやすいものになっています。小説を読みなれた大人には、最初は拍子抜けしてしまうかもしれません。けれども、短いこの物語にはとても上手に多感な少女の成長−自意識や性の芽生え(往々にしてある、ある種の嫌悪感)や、成長の先に待っている死への怖れ−が、短いエピソードの中に詰め込まれています。そしてしっかりと、それらへの一つの回答と希望が書かれているのも素晴らしいところだと思います。 私の娘も成長とともに「死」に気づき、少しずつ恐れ始めています。この物語に、すべての答えがある訳ではありませんが、彼女が自分の「成長」とその先にある「死」に気づいて悩みだしたとき、きっとこの本は一つの助けになると思います。 一つだけ、「おばあちゃん」が孫の「まい」にしてあげたようには、娘である「おかあさん」にして上げられなかった(であろう)という事が、それはとても人間らしいのだけど、やはり残念だったので★-1にしました。 | ||||
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おばあちゃんに“生き方”みたいなものを教えてもらいました。 | ||||
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小中学生の推薦図書のひとつとしてあげられていてもおかしくない本です。 内容の健全性や文章の読みやすさ、込み入らない登場人物などがその理由ですが、大人が読むには少し物足りなさを感じるかもしれません。 小説でありながら絵本に近い物語を読んでいるような感覚もあります。 全体的にすっきりしていて読みやすいのですが、淡白な読了感に差程衝撃的だったり余韻を残すようなものはないように感じます。 同じ児童文学でも大人が読むなら森絵都のほうを私はお薦めします。 | ||||
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感動。 久々に「感動」して涙がこぼれる本に出会った。 悲しいからではない。 可哀想なのでもなければ、辛いからでもない。 それは、人の温かな心を感じたから。 感情が動いた。 良い本とはこういう本のことを言うのでしょう。 児童書らしい、丁寧な言葉が並ぶ 一押し。 | ||||
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