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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 181~200 10/26ページ
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小学三年生の娘に購入。しばらくは机の上に放置されていましたが、あるとき読みかけて・・・・ そのまま飽きもせず、読んでしまったようです。 お母さんも読んでみたら…とのことで。ちょっと泣かされます。 | ||||
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”西の魔女”、と呼ばれる主人公である少女の”祖母”。 その祖母(外国人)が亡くなるところから物語はスタートします。 少女は、かつて学校のクラス内にうまく馴染めないことから不登校になり、祖母の家に身を寄せることになったのですが、そこで起きる様々な出来事を通じて少しづつ大人の世界を垣間見ることに。 祖母は魔女の血を引いており(といっても魔法が使えたり空が飛べるわけではない)、それを打ち明けられた少女は「魔女修行」に励みます。 魔女修行によって除々に心身のバランスを取り戻してゆく少女ですが、ある出来事がきっかけで、祖母との間に「溝」ができてしまい、それ以降は二人の共通の挨拶でもあった「おばあちゃん、大好き」「アイ・ノウ」というやりとりができなくなってしまいます。 そして、その溝を修復することができないまま少女は祖母の家を離れることに。 そんな折に受け取った「魔女が死んだ」という連絡。 少女は久しぶりに訪れた祖母の家で、祖母からのメッセージを見つけます。 そのメッセージによって少女は再び「おばあちゃん、大好き」と言えるようになるのですが、「死」という思いテーマをさらりと、そして爽やかに扱っている様子は見事というよりほかありません。 物語の途中でも何の心配もなく、美しいハッピーエンドを迎えるため、読んだ後の気持ちが非常に軽くなる一冊です。 | ||||
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私は文庫本を読んでいたのですが、子供に読ませたくて探していました。キレイな状態のモノが手に入り良かったです。 | ||||
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多感な少女とその祖母との物語で、少女の心の成長が描かれていました。かかわりの大切さを感じてよかったです。 | ||||
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登校できない少女が魔女のようなおばあさんと暮らす小説と、その後の少女の生活の小説 知らなかったのですがDVD化されていますね。確かに映像が 目に浮かぶようないい作品で合点がいきます。 あらすじは、登校拒否というか、学校に行くのが重圧になった女の子が 一時おばあちゃんの家にあづけられます。 そこでは、外国から来た彼女のおばあちゃんが自然の中で暮らしていて 次第に彼女が成長するさまがよい作品になっています。 また、渡りの一日は、成長した彼女が、友達と渡り鳥の様子を 観に行く約束をしていたものの、いろいろなことがあって 計画が変更されるものの、おばあちゃんから受け継いだ 「魔女の心」が生きてよい一日になる話です。 ちょっとしたきっかけで学校に行けなくなった少女、それを訳も聞かず、 温かく見守る両親、そしておじいちゃんをなくし、自然の中でしっかり 生きてゆくおばあちゃんともうそれだけで絵になりそうな内容です。 自然の中で、「魔女の修行」をすることにより成長してゆくさまは とても気持ちいい作品です。 そして、その修行の成果から、渡りの一日が計画変更につぐ変更でも いい日になる「魔法」を身に着けているのがすばらしいです | ||||
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この物語を読んだら、子育てが楽しくなります^^ 映画のおばあちゃん役、サチ・パーカーさんがスピリチュアルのパイオニア、シャーリー・マクレーンさんの娘さんであることにも 宇宙の壮大な計画が潜んでいそうです。 梨木香歩さん、この物語を書いてくださってありがとうございます。。 | ||||
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多くの女性は魔女という言葉に飛びつきやすいのかなと思う。私自身、魔女は大好きである、夢があるから。実際は特殊能力があることは大変であるようだが、あんなことできたらいいなと思ってしまうからかもしれない。 この本は、そういう魔女とは別に楽しく読ませてもらえた。 | ||||
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中学生のまいが、学校になじめず不安を抱えて おばあちゃんのとこで、魔女修行を始めるって設定。 もちろん全部比喩なんだけど、色んな考え方とか 立場を魔女という言葉をキーワードに素敵に表現している。 人の注目を集める事が、人を幸福にするのか? 自分の居場所は? 結局はすべて自分で決めるしかないんだよね、 自分の思いが大事。 最初のストーリーの終わり方、好きだなぁ。 | ||||
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何度も映画は見ましたが、本は細かな描写や気持ちまで伝わって来た感じです。何度も読みたくなる一冊です。 | ||||
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梨木香歩さんの作品は「裏庭」「りかさん」と 読んでいます。 そんな中でもこの作品は映画化されたことからも 分かるように一番入り込み易い作品ではないでしょうか。 読めば、子どもでも感じるものがあると思います。 まさに「魔法」にかけられたような1冊でした。 読後の満足感が何とも言えません。 ちなみに映画は良くできてはいましたが、「本」 ほどの感動は再現できていませんでした。 やはり「文章」の力は凄いと感じさせられた1冊 でした。 | ||||
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なかなか読む人を選ぶ小説かもしれない、と最初に思いました。 そもそもまいの魔女修業は、ありふれたファンタジーに満ちたものでもありませんでした。 それでも私の心をとらえたのは、人が長いあいだ受け継いできた知恵や優しさといった現代で忘れがちなことがらを思い出させてくれたからでしょう。 厳しく優しくまいを自分で考えさせる女性に育てるおばあちゃんの存在が、この素敵な物語の中心にあります。 あとがきも味わい深いのでぜひ読んでみてください。 | ||||
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だれが言ったからとか、言われたからとか 言い訳しない… すべて自分のやることは自分の考え、自分の判断でやること…として、生きるんです。 それが良いと思います。 でも、本としては…もうちょっとおもしろくできたでしょうに…と思う人、たくさんいるでしょうね… | ||||
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おばあちゃんが、自分の生き方はオールドファッションかもしれない という場面がある。 確かにオールドかもしれないが、それは地に足の着いた、とても素敵な生き方だと思った。 その一方で、ママはおばあちゃんからの束縛から逃れたいと必死になっている。 その姿は悪あがきではあるのだけれど、共感できる部分もあった。 人は不完全で、だから完全な者のそばにいると息苦しくなる。 私も自分の両親から「完全であること」を強要されているような気持ちになり、逃れようと必死になっていた時があった。 今でも両親は私の生き方そのものに口出ししてくる。 親は完全、子は不完全。そういう思い込みがあるように。 主人公がおばあちゃん大好きで、おばあちゃんの言うことは素直にきけたのは、親子ではなく、祖母と孫という関係だったからだろう。 今の核家族社会では、だんだん失われつつある関係。 ここまで書いて気が付いた。 あれ、これってあまちゃんとそっくりな設定!? | ||||
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読者はその年齢にかかわらずいつしか主人公のまいになってしまう。そして新緑のおばあちゃんの家での暮らしに深く癒されるだろう。 こんなおばあちゃんがいたらいいなというのが万人の素直な感想だろうが、その感想を越えてほしいと言わんばかりに、その後のまいの物語「渡りの一日」、挿画を手掛けた早川司寿乃の解説も付いている。 とくに早川の文は3,11以降の本書の読者である私は身を揺さぶられる思いで読んだ。 物語は何度も読み返したくなる仕掛けに富んでいる。私はまいが言葉を獲得しながら精神的に成長していく描写に惹かれ、おばあちゃんとママなど少ない登場人物の関係や距離に巧みさを感じた。 作者が故意に書き込まなかった、ポケットの中の忘れもののような要素、たとえばケンジさんについてその意図を考えてみるのも面白いかもしれない。 魔女にはなれなくても、素直に自分をぶつけてくるティーンエイジャーを片目をつぶってにやりとしながらうけとめる芯のある女性を目指そうと思うと、おばあちゃんお勧めの魔女修行が私にも必要なこ とに気付かされた。 | ||||
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"不登校になってしまった女の子が、暫くの間田舎のおばあちゃまの元で暮らすお話。" うーん。 この本が好きな方には申し訳ないです…が正直に書きます。 タイトルが大胆にも"魔女"となっているので、本の内容と一致せず終始違和感を感じながら読み終わりました。 だから読み終わった時(え?これで終わり?)となんとなく物足りなさを感じ消化不良気味に。。。 タイトルや内容も言いたい事は解る…解るけどよいお話なんだけどなんか違う! 残念ながら私の心には響きませんでした。 | ||||
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読後に清涼感があり、たまにこのような本で箸休めをしたくなります。 気持ちよく読めました! | ||||
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登場人物のお婆ちゃんが少し苦手でした。 自分の言葉に自信を持っているように見えるところ、常に敬語なところ、きっちりしているところが何だか冷たさや他人行儀な印象を受け、自分の持っていたお婆ちゃんのイメージとは離れたものでした。 なんだかお婆ちゃん好みのマイにならなくてはいけないような、うまく誘導されているような気もして。お婆ちゃんがマイを叩いた部分も急な展開で複雑な気持ちになりました。 マイが嫌っていた男の人も結局なんだったのかあいまいで読後なんともいえない気持ちです。 | ||||
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今日、遅番の前に、はじめて、いっきに、読んだけれど、こんな素敵な本、探してもなかなか見つからんわ。 あー、感動した、出逢えてよかった。 娘が少し大きくなったらどっかで見つけて読んでほしい、本当の魔女のことと、もっと大切なことを教えてくれる本。 魔女の家系に生まれたなら必読。 | ||||
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魔女にあこがれる主人公と、そのおばあちゃんの話。 魔女になるために必要なことは何なのか。 読むとだんだんにわかってきます。 表現も平易で読みやすいです。 学生の読書感想文にも最適だと思います。 | ||||
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舞台設定はともかく、登場人物の心の動きが妙にリアルでお話として素直に楽しめなかった、 というのが率直な感想です。 現実の世界では誰しも周りと何かしらの確執があってそう簡単には分かり合えないものですが この作品の中でもそういった、立場の違う相手との不和や無理解が随所に描かれ、それが作品に どことなく渇いた印象を与えているように思います。例えばまいの母と父の電話でのやり取りや、 父と魔女のおばあちゃんの間の距離感、まいのゲンジに対する印象、母とおばあちゃんの関係など にそれがよく出ています。 各々の立場を考えると仕方のないことだと思えるのですが、それが話の中で重要な要素になる とかいうようなことが結局なかったので、これらの描写に意味はあったのか?と首をかしげたく なりました。 それが作品の中にある種のリアリティを与えてはいますが、話としては後味が悪くなるだけで蛇足 だったと思います。入れるとしてももう少しフォローが欲しかったです。 | ||||
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